2017年3月8日水曜日

AMD新ハイエンドCPU RYZEN7の発売で自作PCの計画を見直し!?

 今年に入り軽いオンラインゲームができるスペックの自作PCを組む予定でいた筆者ですが、インテルのKaby-Lake発売に続き、AMDの新CPU RYZEN7の発売で、RYZEN7に照準をあわせた予定の変更を余儀なくされそうです。今年中に、RYZEN5、RAYZEN3の発売も予定されているということで、ハイエンドCPUが身近な存在になる日も近いと思っています。RYZEN7 1700 で3.0GHz(Trubo 3.7GHz)TDP65Wというスペックで、約42,000円ということなので価格対性能比でみると魅力的なものと言えます。RYZENの登場で、ハイエンドCPUを使うユーザーがかなり増えるのではないかと予測できますね。TDP65Wというところも管理しやすいと思わせてくれます。
 さて、筆者の自作PCのどうでもいい話になりますが、インテルPentium G4500とH170搭載マザーボードを運良くお安く揃えることができたので、これは仕事用にして、中古のAMD AシリーズAPUの4コアのものをゲーム用にと、PCパーツをコツコツを揃えていましたが、RYZEN7の価格性能比をみると、このままAMDの中古に資金を投入するのことに疑問を抱きはじめてしまい、いまは中断しています。
AMD A10-5800KをAsRockマザーボード(FM2+)に取り付けたところ
 AMDのAPUは、エントリークラス並みの性能をiGPU(内蔵GPU)が持っているというのが売りなんですが、AMD Dual GrapicsというdGPU(外部GPUつまりグラボ)とのCrossFireXのように同時ドライブさせても、ミドルレンジクラスのグラフィックボードを増設した方が性能が上というところまでしか性能をアップすることができないので、ゲーム用途としては中途半端なスペックだと言えるものでした。むしろ、APU単体のグラボ無しの状態で、そこそこ使えるというのをうまく活用しているユーザーの方が多いのではないかと思います。
 情報収集の段階でもインテルCPUとの比較では、コア単体でのベンチマークスコアでAMD Aシリーズは負けているという評価でした。しかし、予算の都合もあってAMD Aシリーズの4コアならなんとかなるのではないかと中古ですが、いくつか揃えたというところまで来ていました。そこにAMDの新ハイエンドCPU RYZENの発売で、お祭り騒ぎになっているので、これは考え直し時だなと思ってしまったわけです。ちなみに、AMD Aシリーズのハイエンドモデルにしても、インテルCore i3もしくはCore i5相当のCPU性能だと言われています。
 今後、発売予定のRYZEN5、RYZEN3が市場にでてからの評価待ちも良いかと思いますが、筆者がハイエンドCPUを使うにしても、6コア12スレッドのRYZEN5で性能的には十分な気がしています。いまのところAM4のマザーボードが供給不足で品薄状態らしいので、3月下旬ぐらいになってから再検討していきたいと思っています。