2018年1月19日金曜日

au VoLTEの格安SIMと格安スマホ

 au 回線のau VoLTE仕様の格安SIM(MVNO)をどのSIMフリースマホで使おうか検討しました。筆者は、IIJmioのタイプA(au VoLTE仕様)のSIMカードを利用していまして、先日au回線用のKYOCERA KC-01というスマホで試したのですが、そもそもKC-01は、au VoLTEに対応していないので利用できず、装着したままにしていました。
 手持ちの格安スマホで、au VoLTEに対応しているSIMフリー端末をあげてみます。
  • Wiko Mobile Wiko Tommy
  • ASUS ZenFone Go
  • ASUS ZenFone2(au VoLTEでデータ通信のみ確認済み)
  • ASUS ZenFone2 Laser (5インチHD液晶)
WiKo TommyとZenFone Go、ZenFone2 Laserは、au VoLTEに対応していています。ZenFone2については、使ったらデータ通信のみですが使えました。au VoLTEを使うメリットして、しっかりした根拠はないですが、使ってみるとドコモ回線のLTEよりも若干速いということをあげることができます。最終的には、試してみてメリットがなければ解約するといったところです。
 SIMフリー端末で、au VoLTE対応のものは限られていますので導入しづらいところがあります。最新のシステム更新で、au VoLTEが使えるようになるZenFone Goを今回選びました。理由は、テザリングを使うことを想定していますので、バッテリー劣化を考えると日頃使う機会のないZenFone Goでいいと思えました。バッテリー容量も3010mAhあります。個体差なのかもしれませんが、タッチパネルの操作があまり良くないので、すぐに他の端末になるかもしれません。バッテリーの持ちも容量の割には、良いとは思えません。

 auのセカンドブランドとも呼ばれているUQ mobileでは、au VoLTE仕様の端末がありますので、参考になると思います。筆者は、mineoの4G LTE仕様のものを利用していましたが、SIMロック解除のできないau VoLTE端末が登場した時には、さすがに見切らざるおえない状況だと思えました。しばらくして、SIMフリーでもau VoLTEに対応したスマホが登場したので不安は解消されましたが、こうしたことは格安SIMでは発生しやすいといえます。

上記の3機種ついて簡単にまとめておきますと、5インチHD液晶搭載のWiko Tommyはボディーの仕上がりが安っぽくない造りというPRと国内新規参入するWiko Mobileに期待するところがあったので導入しました。SoCは、ローエンドクラスのクアルコム社製Snapdragon 210 MSM8909+ クアッドコア 1.3GHzで、動作にはもたつきがあります。ジャイロスコープを搭載しているので、ポケモンGOをARモードでプレイできますが、少しカクつきがあります。SoCが非力なのでゲームには向きませんが、通話や検索、SNSといったライトな使い方なら問題ないかと思います。Android OSバージョンは、6.0.1です。バッテリー容量は、2500mAhですが、バッテリー持ちは、ちょい使いで1日は持ちそうといった感じです。
 ZenFone Goは、以前から関心があったので、たまたま安くなっていたものを導入しました。2018年の某家電量販店の福袋(3,980円)に、ZenFone Goが入っていたというのが最近話題になりました。5.5インチHD液晶搭載のZenFone Goは、クアルコム社製Snaapdragon 400 クアッドコア 1.4GHzです。こちらも、通話や検索、SNSなどライトな使い方に向いたものといえます。バッテリー容量は、3010mAhです。最新のシステム更新で、au VoLTEに対応することができます。筆者もZenFone Goを導入した理由に、au VoLTEに対応できることをあげることができます。その他では、解像度はHDなので高くはないですが、5.5インチのものが欲しかったというのがあります。
 ZenFone 2(RAM 2GB、ROM 32GB版)は、2015年5月に発売された機種ですが、アップデートでAndroid 6.0.1にすることができます。au VoLTE対応なのか正式なアナウンスをネットで確認していませんが、データ通信についてはできることを確認しています。SoCは、Intel Atom Z3560 クアッドコア1.83GHz(up to)なので、いまでもミドルレンジクラスだと思いますが、Z3560に対応していないゲームもありますので、検討の際には事前のチェックが必要になります。この機種も、5.5インチ(フルHD)液晶のものがほしくて導入しました。実際に使ってみてSoCの性能がエントリーモデルのものより、Chromeでの重い作業も速めに済ませることができます。
 ZenFone2 Laserは、5インチHD搭載で、2015年8月に発売されたもので最新のFOTAアップデートで、au VoLTEに対応するようです。バッテリー容量が2400mAhです。
 ZenFone2 Laserを除いた3機種は、いずれも安くなっていたものがあった2017年に導入しています。どれも現在は、1万円台の価格になっています。5.5インチ液晶の端末は電子書籍を想定して導入しました。実際に使ってみると5インチ液晶とさほど変わりませんがストレスは減ったように思います。au VoLTEに対応したSIMフリー端末は以前より増えたといえますが、ドコモ回線のみ対応のものもありますので、事前に動作確認済み端末表などで確認する必要があります。