SIMフリーモバイルルーターで人気のあるNECプラットホームズAterm(エーターム)シリーズで、2017年8月に発売されたLTEホームルーターAterm HT100LNに、気になる不具合情報があったので取りあげました。
【対象ファームウェアバージョン】
1.0.0
ファームウェアバージョンが、1.0.0の製品で、電源を入れてから4ヵ月後に電源を入れ直すと起動しなくなるという不具合があり、4ヶ月以内にファームウェアへバージョンアップすると、この不具合が発生しないということです。
【対策済みファームウェアバージョン】
1.0.1
このアナウンスは、2017年10月3日にされており、すでに数ヶ月たちますが、在庫などにファームウェアが、1.0.0のままの製品があると考えると、この製品の導入には注意が必要だといえます。
現在、インターネット経由で自動でバージョンアップを行うことで、この不具合が発生しなくなります。メーカーサイトAterm Stationに詳細がありますので、リンクを貼っておきます。
【Aterm HT100LNメンテナンスバージョンアップ実施のお知らせ】
さて、話をAterm HT100LNに移しますが、このLTEホームルーターは、nanoSIMカードを入れて使うもので、バッテリーがなくLTE専用という仕様になっているものです。回線工事が不要なので、導入しやすく、モバイルルーターは必要ないというユーザー向きの製品で、筆者はモバイルルーターを導入した去年の12月末になって、この製品を知りました。LANポートも1つあります。