2018年1月26日金曜日

スマホの心臓部SoCで選ぶ1万円前後のミドルハイクラスの端末

 SIMフリースマホ Nexus5の中古を試しはじめて思うことはサクサク動作することは気持ちがいいということです。この端末は、クアルコム社製 Snapdragon 800 クアッドコア 2.26GHzなんですが、いままでエントリークラスに近いミドルレンジクラスのSoC Snapdragon 400 クアッドコア 1.2GHzを搭載したものを使っていたので、体感速度も速くサクサクに思えました。そこで、1万円ぐらいのものでSoCがミドルレンジクラスのものはないかをざっと調べてみることにしました。筆者が所有しているミドルハイクラスのSoC Snapdragon 617(オクタコア)搭載のVAIO Phone Aで、エントリークラスSoCとの処理能力の差がかなりあると感じていたこともあって、SoCの性能に着目した1万円前後になっている端末をみてみました。
 ミドルハイクラスという位置づけのSnapdragon 6xxをみていきますと、Snapdaragon 615を搭載した某中国メーカーのSIMフリースマホが旧製品でありますが、ネットでは突然電源が入らなくなるという故障がいくつかありました。5.5インチフルHD液晶搭載で、去年一度検討したことがありますが、国内では知名度もさほないものだったので、デザイン的にも好みにあわなかったのでやめましたが、そのSIMフリースマホが、中古市場で1万円前後になっていました。
 次に同じミドルハイクラスのSnapdragon 617を搭載したZTE docomo MONO MO-01Jをみつけることができました。ドコモ端末でありながら、ドコモとの契約がなくてもアップデートできるようで、去年10月にAndroid 7.1へのOSバージョンアップをしています。後継機のMO-01Kは、Snapdragon 435を搭載。ドコモ端末ということで、ドコモの試験にパスしているものなので安心感があります。こちらも、中古市場で、1万円前後になったいました。ドコモ端末の白ロムを中古で導入する場合は、SIMロック解除が契約者以外ではできないかと思いますので、ドコモ回線の格安SIMを使うことになるかと思います。

ZTE(中国メーカー)docomo MONO MO-01Jとその後継機MONO MO-01Kは、それぞれSnapdragon 617とSnapdragon 435になっています。ベンチマークをざっとみると3D性能が少し435の方が高そうといった感じです。機種ごとにベンチマークをとらないとわかりませんが、同じSoC搭載のものを参照してみました。MONO MO-01Kは他のスペックでもRAM 3GBであったり、バッテリーも強化されています。ちなみに、前者は、4.7インチHD液晶で、後者は、5インチHD液晶です。ドコモ端末らしく、防水・防じん機能やストラップホール付きですが、おサイフケータイやワンセグなどには非対応です。本体側面にマナーモードスイッチがあるのが特徴です。ちなみに、ドコモ端末はケースなどのアクセサリー製品が海外製SIMフリースマホに比べて、充実していいます。
 余談になりますが、Snapdragon 617で気になるところで、VAIO Phone AでWi-Fiテザリングをしていたところ、かなり熱くなってしまったことがありました。MONO MO-01Jでも、Bluetooth使用時に熱くなったというネット情報がありました。個体差の現象なのかは不明ですが、SoCのスペックが高いと放熱に気を使う必要もでてくるかと思います。
 いままでは価格優先で、Snapdragon 400搭載の端末を選ぶことが多かったのですが、Snapdragon 617のものも白ロムの中古扱いになりますがあることを知りました。