2018年12月10日月曜日

税込4,980円の格安スマホと格安SIMで、サブ機を運用する試み

 格安SIM(データ通信のみ)と格安スマホで、初期投資をおさえてサブ機を運用しようと思ってた時に、2016年6月発売のCovia Breez X5の未使用品が4,980円(税込)だったので、これにしてみました。決め手は、この機種はドコモで販売していた法人向けのもので、ドコモ相互接続試験にパスしていることです。Breez X5は、SIMフリーのWindows 10 Mobile端末なのですが、ドコモの相互接続パスしているものはSIMフリー端末では希少なので、通信面での安定性を重視してこれにしました。
 格安SIMは、クレジットカードなしで契約ができるLINE Mobileを想定しています。これは、キャリアが提供している年齢認証が、格安SIMでは年齢認証ができないのですが、LINE MobileですとLINEアプリの年齢認証ができてID検索ができます。また、LINEアプリのカウントフリーというサービスでは、LINEアプリでのパケットをカウントしないというものがありますが適用範囲は事前にチェックしておいてください
 さて、話を端末に戻りますが、Breez X5のスペックはエントリーモデルクラスのものになりますので、ゲームなどには向かない機種です。SoCは、Snapdragon 210 クアッドコア 1GHzぐらいで、5インチHD液晶搭載。バッテリー容量は、2,500mAhの電池パック式で交換ができるタイプです。
 実機を使っていみると、ほとんど同じスペックのWindows 10 Mobile端末を使った経験があるので知っていたのですが、RAM 1GBのせいか動作はヌルサクではありません。標準ブラウザEdgeの表示にかなり時間がかかる時があります。また、アプリの起動にも時間がかかります。ここは価格とのトレードオフといったところでしょうか。ほか液晶表示の色合については、あまり良くないので、筆者にとって動画再生には向かないものだと思えるものでした。
 Breez X5を選んだ他の理由として、デザインがありました。ネット通販だったので、一か八かだったのですが、本体側面に丸みをもたせた持ちやすいもので携帯するのには良いかなと思えました。正面は最新の端末と比べると、ややベゼル面積があり、ヤボったい印象を受けます。
 しかし、価格対性能比を含めて考えると端末そのものに不満を抱くことはないかと思えます。