2018年12月23日日曜日

今更ながらのWindows 10 Mobile端末のまとめ 2018/12

 某秋葉系(?)中古ショップで、未使用品Covia BREEZ X5の再入荷があり、4,980円(税込)で販売していたので12月上旬に導入しました。再入荷分が売り切れて12月下旬に再び大量入荷したという記事を目にしたので、FREEZ X5などのWindows 10 Mobileデバイスについてまとめることにしました。
 Windows 10 Mobileデバイスですが、個人的にCovia製の端末に関心があったこととBREEZ X5はドコモで販売された相互接続性試験を合格した端末なので通信面での信頼性が担保されていることが大きい導入動機になりました。逆にSoCがSnapdragon 210、RAM 1GB、ROM 8GBとメモリーまわりが弱いのと、バッテリー容量が2,500mAhと24時間は持たないだろうというところが不安材料になります。液晶サイズは、5インチHDの今では標準サイズともいえるものです。
 Covia FREEZ X5とほかのWindows 10 Mobile端末と比べるためにAmazonで販売していたものを2機種(EveryPhone、NuAns NEO)をあげます。

(SIMフリー)EveryPhone WH
YAMADA EveryPhone(Windows 10 mobile)

 EveryPhone (ヤマダ電機)は、5.5インチHD液晶搭載のWindows 10 Mobileデバイスです。SoCは、Snapdragon 410、RAM 2GB、ROM 32GBとBREEZ X5のスペックより上のものになります。バッテリー容量は、2,600mAhです。しかし、実機を手にしたことがないので、実際のところはわかりません。ちなみにアウトカメラは、1300万画素になります。たまたま、Amazonにあり、5.5インチHD液晶だったので取り上げました。
 Snapdragon 410を採用したWindows 10 Mobile端末にMC MADOSMA Q501があり、この端末は筆者も使ったことがありますが、RAM 1GB、ROM 8GBでバッテリー容量も2,300mAhとスペックがやや弱いです。アウトカメラは800万画素になります。

 NuAns NEOは、SoCがSnapdragon 617を採用したミッドレンジクラスのものになります。RAM 2GB、ROM 16GB、5インチHD液晶で、バッテリー容量は3,350mAhになります。Winodws 10 Mobileの特長的な機能である「Continuum」(無線出力のみ)もミッドレンジの中位の性能なので無線出力のみですが利用可能です。有線出力での「Continuum」利用には、ハイクラスの性能が必要になります。ちなみにアウトカメラ1300万画素インカメラ500万画素で、Wi-Fiも5GHz(ac)に対応しています。
 Windows 10 Mobileは、2019年10月ぐらいまでで、法人ユースのものはそれまでに他のOSへ切り換える必要があります。こういった状況下で、流通在庫を処分するために端末価格が1万円以下になっていると考えることができます。セキュリティー面では、来年にはサポートが受けられなずシステム更新もできなくなる予定です。
 Windows 10 Mobileは、アプリが極端に少ないので最新のiOSやAndroidのような使い勝手の良さはありません。また、端末そのものも数世代前のものになりますので、バッテリー容量が2,500mAh前後のものが多く、これですと使い方によっては12時間も持たない場合がでてきます。そうした中で、BREEZ X5のようにドコモで販売実績のある機種は、相互接続性試験にパスしているという通信面での安定性が担保されていることは個人的ですが魅力に感じることができます。