2015年1月7日水曜日

格安スマホcovia FLEAZ F4s VS 東芝タブレット(海外モデル) 1万円のデバイス

 東芝(TOSHIBA)のタブレット AT7-B618 【1年保証】がAmazonで販売されている。(現在、在庫切れ)CPUこそデュアルコア 1.2GHzで、RAM 1GB、ROM 8GBながら、価格が1万円を切る9,980円で注文しようとしたら、また「在庫切れ」の表示になっていた。2度目なので、キャンセル待ちをすることにした。
 去年12月に発売された格安スマホ covia FLEAZ F4s (中国製スマホ)と東芝タブレットAT7-B618が同じ価格なので比較することにした。FLEAZ F4s は、4インチのデュアルSIMタイプの3G端末。クアッドコア 1.2GHzではあるが、RAM 512MB、ROM 4GBで、ヘビーな使い方ができないタイプで、どちらかといえば、3G+3GのデュアルSIMが特長のライトユーザー向けのものだ。中国製格安スマホには、海外で使うのに恩恵があるデュアルSIMタイプがほとんどだが、片方が日本では使われていないGSMに固定されているので、国内では役に立たないタイプ。それと、デュアルSIMでの同時待ちうけはできないし、ほとんどが手動でSIMを切り換えるという使いづらい仕様だ。
 一方、東芝タブレットAT7-B618は、Wi-Fiタイプなので、無線LAN(Wi-Fi)環境がなければならない。すでに、Wi-Fiルーターを導入しているか、もしくはiPhoneなどでWi-Fi通信機器が使えるのなら問題はない。(テザリング機能が使えることが必要)安いデバイスでは、タッチパネルの操作が確実にできるのかということと、バッテリー性能に気をつけたい。とくに、バッテリーは使っていると充電量が徐々に減ってくるので、FLEAZ F4sのバッテリー(1,350mAh)の性能劣化は想定しておいた方がいいだろうと思う。一般的にみると、中国製のタッチパネルは雑にできているので不良品があったりという報告が商品レビューに多い。これは集計でもしない限り表沙汰にならないし、都合の悪いことはダンマリの秘密主義が幅をきかす中国企業では、アフターサービスもままならないケースがよくあるようだ。これらも購入の際の検討材料にしなくてはならない。また、ASUSタブレットについてもタッチパネルの反応は、やや安定感にかける印象を持っているので、このタブレットが気になっているわけです。
 Android 端末をある程度使い込みたいのなら、7インチタブレットがいいだろう。AT7-B618は、RAM 1GBながら、Android 4.2.2なので安定感はあると思われるし、スピーカーもステレオでモノラルマイクも装備しているようだ。格安SIM(通信SIM)を入れて、音声通話や海外でGMSも使うというというのなら、格安スマホ FLEAZ F4sも視野に入ってくる。しかし、LTEには非対応の3G端末なのでデータ通信については用途を選ぶことになる。価格的にも2万円台のLTE対応格安スマホがあるので、1万円前後が3G端末(中国製格安スマホ)の今後の相場になるかもしれない。格安スマホは、コストダウン版なので優れたところがない分、余計にお金を出したくないという心理が働きやすいデバイスでもあるので、よく検討してからでないと後悔することがあるのではないかと思う。
 筆者は、スマホのテザリング機能で、ちょい使いのタブレットが欲しいと思っていたので、東芝の7インチタブレットを狙っている。ちなみに、背面カメラのないタイプらしい。