2015年11月3日火曜日

日本メーカー2世代目のSIMフリースマホで、キャリアからの乗り換えが本格化する!?

 格安SIMで通信費用を節約しようと検討しているユーザは中高年層を中心に多いと言われていますが、それにあったスマホ端末があまりありません。使いやすく壊れにくいというところで日本メーカーのSIMフリースマホに期待がかかりましたが、スマホ本体だけを求めることができないという状況での販売がほとんどでした。

 mineoから11月19日に発売される arrows M02はスペック、価格ともに一般ユーザにあったSIMフリースマホだと言えます。筆者が気になるところと言えば、屋外での液晶表示の見やすさぐらいですね。ほかは、防水・防じん対応で、おサイフケータイ搭載ですから、通勤・通学者でも利用できるものになっています。しかも、頑丈なタフネス仕様で、塩水にも耐性があります。
 SoCは、Dragonsnap 410 クアッドコア 1.2GHzで、RAM 2GB搭載ですから、いままであった3万前後の海外製のSIMフリースマホ(防水無し)の RAM 2GBと同じスペックですので、一般ユーザはarrows M02をデザインを含めて選択するのではないかと思います。実際、筆者もその手の格安スマホを使ってみて、総合的にみてメインでは無理があると判断しています。
SIMフリースマホ第2世代 富士通 arrows M02
arrows M02は、すでにIIJmioやBIGLOBE、NifMoでの販売予約が始まっています。キャリアから乗り換えるユーザは、2年縛りを終えてからになりますので、このスマホがどこまで健闘してくれるかは、筆者にはわからないですが、もう少し早く登場していれば、かなりの販売台数だったと思います。価格的にも、33,300円ぐらいです。ドコモに端末を供給している富士通製ですから国内の電波にしっかり対応しています。