2018年2月22日木曜日

格安スマホを待ち受けに使うための準備をしてみた

 SIMフリーZenFone 2 Laser ZE500KLのASUS純正View Flip Coverを導入したので、待ち受け用として使ってみることにました。このCoverを使うことで、オートでスクリーン(画面)をオフにすることができますので、バッテリーの節電ができるというメリットがあります。
不要なアプリをアンインストールした後の空き容量内部ストレージ
ZenFone 2 Laser ZE500KLの基本スペックは、SoCがSnapdragon 410 クアッドコア 1.2GHz、RAM 2GB、ROM 16GBとなっていて、OSバージョンはAndroid 6.0.1の状態です。SoCは非力ですし、ストレージもいくつもアプリをインストールすることはできない容量となています。実際に、容量がある使うことがあまりないアプリをいくつかアンインストールしていくと、処理速度に改善がみられました。内部ストレージの空きが3.85GBとなっていますが、さらに空き容量を増やして快適な動作を確保したいと思っています。ROMの空き容量が少ないと、処理速度が遅くなりますので注意が必要です。ちなみに、Android 6.0.1の本機ですが、microSDにアプリを格納できない仕様のようなので、かなり厳しいストレージ環境だと思います。




2018年2月19日月曜日

格安SIM(MVNO)+格安スマホを普段使いで利用するうえでの不安材料とは?

 「格安SIM」は、安いということで普及していましたが、2017年12月FREETELのプライスワン・マーケティングが民事再生法を申請したということで、業界筋の話だと100万回線ぐらいの契約がないと単独での経営が難しいということを現実のものとして見せられたということのようにも思えます。ユーザー側からすれば、安心してサービスを受けるのに契約回線規模がひとつの目安になるということでもあるかと思います。格安SIMのMVNO事業者選びを慎重にしておかないと余計な心労をこうむることになります。
 さて、料金がほぼ横並びにともいえる格安SIMですが、MVNO事業者選びとならんで、問題になるのが端末です。どの機種を選べばいいのかわからないというのが、ほとんどのユーザーの本音だといえます。若い世代は、iPhoneを軸に、比較的安価なAndroid端末などで良いかと思いますが、中高年になるとスマートフォンへの抵抗感が根強くあります。これは、いままでのように携帯電話で通話するだけのユーザーが、操作がしづらいスマートフォンを敬遠するからです。ネット検索やSNSを日常的に利用するユーザーなら特にないところですが、使いもしない機能がのった端末代金に5,6万円も使うことは不経済だということで、通話ぐらいしか使わないユーザーは格安スマホへと関心が向かうことは、ほぼありません。また、スマホの商品知識がないことには、どれが良いのかまったくわからないので、ハードルが高いと言えます。この問題は、いままでキャリアがハイスペックの高価なスマートフォンを提供していたこともあって、後手にまわっているという現状があるかと思います。筆者も通話だけならスマートフォンよりも携帯電話を使いたいタイプのユーザーで、データ通信をスマートフォン経由でPCにつないで利用しているため渋々使っているだけに過ぎません。
 こうした格安SIMの事業者選びと利用端末の調達の難しさが、すでに普及した感のある格安SIM+格安スマホでの利用がさらに急増することを妨げているとも見受けられ、その先例として、プライスワン・マーケティングの民事再生法申請があったのではないかととらえています。端末については、筆者は以前から懸念していたことですが、国内メーカーからも格安スマホが発売され以前よりは改善されたという印象を抱いています。今後のメーカーに期待するところです。





2018年2月16日金曜日

SIMフリーZenFoneシリーズ旧製品選び ZenFone Selfie ZD551KL

 SIMフリーZenFone2 Laser ZE500KL持ちの筆者は、2017年の去年、ZenFone GoとZenFone2(2GB版)を導入しました。その導入理由ですが、ZenFone Goは、ドコモとau VoLTEのマルチキャリア対応と、HD液晶(1280*720)ですが、5.5インチディスプレイであることと、クアルコム社製のSnapdragon400 1.4GHzに関心があったことです。ZenFone2は、フルHD液晶(1920*1080)の5.5インチディスプレイとSoCのインテルAtom Z3560に関心がありました。価格も、1万円ちょっとのものがたまたまあったからに過ぎず、機種の指名買いというわけではありません。そもそも、ZenFone 2 Laser も3年目になりバッテリー持ちに不安を感じるようになってのことです。
 ZenFone Go ZB551KLについては、個体差かもしれませんがタッチパネルの操作性がいまひとついう以外では気軽に使える端末といった印象を持っていますが、タッチパネルの操作性の確実性からシビアな作業には向かないと思います。また、OSバージョンが、Android 5.1というのことに難色を示すユーザーも多いことかと思います。
 ZenFone2 ZE551MLですが、モバイル用インテルAtomの開発は、すでに終了しています。筆者はゲームはしないということで、SoCの処理能力と5.5インチフル液晶という理由で導入しました。


 ZenFoneシリーズは、海外メーカー製品だからということでもないですが、しっかりしたアクサせり製品がほとんどない状況で、ZenFone GO用のASUS製品のView Flip Coverを使おうか検討しましたが、いま使っているクリアケースで充分ということになりました。
 さて、5.5インチ液晶にこだわって、ZenFoneシリーズを2機種も導入したわけですが、最近の価格動向をみていると、先の導入に後悔しているのが実際です。サブ機またはWi-Fi運用とデータ端末として使うことを目的として考えた場合、ZenFone Selfieが良かったのではないかと思っています。

 ZenFone Selfieは、2015年9月に発売されたもので、かなり古いですが、SoCにSnapdragon 615を採用した1300万画のインカメラを持つ自撮り用のミドルレンジクラスのSIMフリースマホです。Wi-Fi 802.11ac 5GHz帯に対応していて、バッテリー容量も3000mAhとなっています。本体重量は170gです。アウトカメラには、弱いレーザー光線でピントをあわせる機能があるので暗いシーンでも比較的強いです。しかし、格安スマホのカメラ性能に過度な期待はできませんから、価格の割にはということになります。
 ほかに6インチフルHD液晶搭載のZenFone2 Laser ZE601KLがあります。SoC:Snapdragon S616、RAM 3GB、ROM 32GBで、Wi-Fi 802,11ac5GHz帯に対応しています。現時点では、少しZenFone Selfieより価格が高いようです。SoCについては、ミドルレンジのローエンドモデルSnapdragon 410 クアッドコア 1.2GHzを搭載したZenFone 2 Laser ZE500KLを使っていますが、これでいろいろやろうというのには無理があると思います。動画再生ですとか、軽めのSNSを1つだけ使うのならまだいいのですが、アプリをたくさんインストールして使い込むような端末ではありません。2017年7月に発売されたZenFone Live ZB501KLのSoCは、Snapdragon 400(ZenFone Goと同じもの)で、410の前の世代のものになります。デザインも何かにそっくりになってしまい似ていることでユーザーに避けられる傾向もあるかと思います。Wi-Fiも2.4GHzのみ対応で、ジャイロスコープも搭載していません。エントリークラスという位置づけの機種だといえます。現行のエントリークラスか、旧製品のミドルレンジクラスの端末かのどちらかを選ぶとしたら、ある程度の品質が確保されているものでしたら、筆者は旧製品のミドルクラスクラスを選びます。
 



ASUS SIMフリースマホ ZenFone Max Plus M1 ZB570TL(オクタコア/4GB/32GB/DSDS/4,130mAh)【日本版】 予約販売開始2/17発売予定

 2/17日発売のSIMフリースマホ ZenFone Max Plus M1 ZB570TLの予約販売がはじまっていたので取りあげました。ZenFone Max Plus M1は、画面比率 18:9の5.7インチフルHD+液晶を搭載したSIMフリースマホです。

ASUS Shopでは先着300名限定の発売記念セットを用意しています。

 
ZenFone Max Plus M1


 Amazonでも予約注文の受け付けを開始していました。

ASUS ZenFone Max Plus M1 ZB570TL【日本版】ブラック【正規代理店品】(オクタコア/4GB/32GB/DSDS/4,130mAh) ZB570TL-BK32S4/A ZB570TL-BK32S4/A

 格安SIMでは、KDD傘下のBIGLOBEで取り扱いがあります。


 ZneFone 4 MaxPlus M1は、先に発売されているSoCにクアルコム社製Snapdragon 430を搭載したv(RAM 3GB、ROM 32GB、4100mAh)とは、基本スペックが異なり、SoCにMediaTel社製MT6750Tを搭載、RAM 4GB、ROM 32GB、バッテリー容量は、4130mAhとなっています。通信機能では、高速通信が可能なキャリアアグリゲーションに対応。アウトカメラには、デュアルレンズ(1600万画素+広角800万画素)を搭載しています。Bluetoothでは、aptXに対応といったところです。しかし、Wi-Fiは、2.4GHzのみ対応にとどまるなど、SoCのMT6750Tの処理性能からみてもミドルレンジクラスのややロー寄りのものだと言えます。OSバージョンは、Android 7.0になります。
 画面比率18:9フルHD+画面を搭載した機種には、Wiko Mobile View(5.7インチHD+画面、SoC:Snapdragon 425、RAM 3GB、ROM 32GB、2900mAh)が、またソニーの海外向け端末にXPERIA XA1があります。今回のZenFone 4 Max Plusは、国内ですでに販売されている縦長画面のWiko Mobile Viewに対抗した様にもみえますが、SoCなどのスペックではZenFone 4 Max Plusが概ね上だと思います。ただし、ZenFone 4 Max ZC520KLとの比較では、10点マルチタッチ・スクリーンのものではなく、5点マルチタッチ・スクリーンという仕様になっていますので、ユーザーの用途によっては注意が必要かもしれません。





業界最小カードサイズよりも小さいWi-FiモバイルルーターAterm MP01LN GWが登場

  NTTコムストア gooSimsellerでは、3/1(木)以降出荷予定のカードサイズより小さいモバイルルーターAterm MP01LN GWの予約販売を開始しました。先着500名にクリアケースプレゼント。

 Aterm MP01LN GWは、Wi-Fi連続動作最大10時間のWi-Fi 802.11ac(5GHz帯)に対応したLTE専用のものです。SIMロックフリーで、nanoSIMスロット*1、充電池パックのバッテリー容量は1,670mAh(着脱式)という仕様です。LTE対応バンドは、バンド1(2GHz)/バンド19(800MHz)/バンド26(800MHz)となっています。

 なお、Yahoo!ショッピング店のNTTコムストア by gooSimsellerのものでは、クリアケースプレゼントの表記を確認できませんでしたので、ご注意ください。
Yahoo!ショッピング内NTTコムストア by gooSimseller

 Amazonでも予約販売を解しています。価格は税込みのものになります。




ASUS純正 ZenFone2 Laser (ZE500KLシリーズ)専用View Flip Cover について

 先日、注文してた偶然AmazonアウトレットにあったASUS純正 ZE500KL用のView Flip Coverが届いた。対応機種を間違って注文したりと紆余曲折があったものの、これで、やっと使うことができます。
ASUS純正ZenFone2 Laser ZE500KL用Vei Flip Cover
このフリップ付きのカバーは、フリップを閉じるとオートスリープになるので、消費電力の大きい画面表示をこまめに消して節電ができるというメリットがあるので導入しました。このVeiw Flip Coverは、ASUS純正ならではといえる背面カーバーごと交換して取り付けるタイプになっています。


ASUS純正 ZE500KL用 View Flip Cover
Veiw Flip Coverの背面カーバー部は、もとの背面カーバーと同じマットなラバー調の素材で、これでキズや衝撃から本体を守るとは思えないものだったので、もう少し考えて方がよかったのではないかと思いました。カバーを付けたことでの耐衝撃や落下などへの安全性を確保できるものではないと思えます。他社のスマホ用専用カバーは、本体をしっかり守るだろう素材と形状だっただけに、ASUS純正カバーへの不満は大きいところです。どちらかというと良くみせようというファッションとしてのものだと思えます。

ASUS ZenFone2 Laser (ZE500KLシリーズ)専用View Flip Cover ブラック【ASUS純正】 90AC00G0-BCV013

 商品画像で、View Flip Cover全景をみてもらうと前面下に「Zenfone」のロゴがあり、背面にはほぼ中央に大きく「ASUS」のロゴがありますが、個人的には玩具用という印象しか受けないので使いたくないと以前から思っていたものです。こうした良くみせようとして、逆にチープさが際立ってしまうデザインに新規参入組はなりがちだと言えます。
 さて、ZenFone Go用のView Flip Coverも検討していますが、こちらは純正のものでもプラケースに本体をはめこむタイプのようなので、あえて純正を選ぶメリットがないということで、非純正のお安いものを探しています。

2018年2月14日水曜日

NTTコムストア by goo simSeller らくらくセット2/16 9:59までの1万円前後のSIMフリースマホを検討してみました

 2018年2月16日9:59までの人気スマホ超特価セールの1万円前後のSIMフリースマホを検討してみました。らくらくセットは、音声対応SIM(OCNモバイルONE)との同時契約が必要なもので、別途、契約事務手数料3000円がかかります。(お一人様1台限りで、契約は本人に限ります)筆者は、OCNモバイルONEの音声対応SIMを契約するつもりでいますので、今回のセールを検討してみました。

 

  • nova lite 2 9800 
  • P10 lite 6800
  • g07++ 4800
  • SH-M05 15800
  • arrows M04 15500
  • ZenFone 4 39800
  • ZenFone 4 Max 9800
  • ZenFone 4 Selfie 12800
  • FRONTIER PHONE 9800
  • Moto G5s 11800
  • honor 9 12600  SOUD OUT

 表記の価格(税抜)に契約事務手数料3000円(税抜)とSIMカード手配手数料394円(税抜)がかかりますので、以前は、契約事務手数料込みの価格でしたので、それほど衝撃プライスでもないような気がします。
 普段使いので、おサイフケータイがある国内メーカーのものでしたら、シャープ AQUOS sense lite SH-M05、もしくは富士通 arrows M04、ここにはないですが、ミドルハイスペックのAQUOS R Compact SH-M06(56900円税抜) から選ぶことになるかと思います。ただし、arrows M04のスペックは、数世代前のミドルレンジロークラスのスペックですので、ライトユーザー向きと言えます。
 さて、筆者はスマートフォンのSoCは、クアルコム社製のSnapdragonを選ぶようにしています。ZneFone 4 のSnapdragon 660をのぞいては、Snapdragon 430を採用した端末になりますが、ベンチマークスコアでは、旧世代のSnapdragon 617クラスのもので、3D性能では、617よりもスコアは上になりますが、ミドルレンジのロークラスにはかわりありませんので、ゲーム用途で過度な期待は禁物だと思います。ZenFone 4 MaxとZenFone 4 Selfieが、Snapdragon 430の端末ですが、どちらもHD液晶で、Wi-Fiは2.4GHzのみ対応、ジャイロスコープ非搭載です。基本スペックでは、RAM 4GB、ROM 64GBのZenFone 4 Selfieが良いですが、バッテリー容量が4100mAhのZenFone 4 Maxがバッテリー持ちが良いと思われます。同じSoC搭載のモトローラーMoto G5sは、5.2インチフルHD液晶搭載で、Wi-Fi 802.11aの5GHz対応、ジャイロスコープ搭載となっています。先にあげた、AQUOS sense lite SH-M05もSnapdragon 430搭載です。
 HUAWEI(中国メーカー)の nova lite 2と P10 liteは、どちらもフルHD液晶で、P10 liteは、
ジャイロスコープ搭載、Wi-Fi 802.11 5GHzにも対応しています。これらに対応していないnova lite 2ですが、SoCのスペックでは、P10 Pより良くデュアルレンズ搭載となっています。どちらもデュアルSIMですが、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)ではないので、注意が必要です。
 MediaTek社製SoC MT6750Tを搭載したg07++とFRONTIER PHONEは、どちらも5.5インチフルHD液晶搭載で、RAM 4GB、ROM 64GB、ジャイロセンサー搭載となっています。Wi-Fiは、802.11aの5GHz対応で、DSDSにも対応しています。FRONTTIER PHONEのアウトカメラは、デュアルレンズ仕様になっています。
 
 


goo Simseller iPhoneらくらくセット iPhone6s 16GB、64GB

 2018年2月8日から、音声対応SIMとの同時契約になる「らくらくセット」で、メーカー認定整備品のiPhone 6s(色はゴールドのみ)の販売を開始していて、限定数特価の29,800円(税抜)は、すでにSOULD OUT(売り切れ)になっていました。

 




View Flip Coverについて[訂正]

先日、投稿したView Flip Coverについて内容に誤りがあったので削除しました。誤りは、SIMフリーZenFone2 Laser ZE500KLと日本未発売のZenFone2 Laser ZE550KL(5.5インチ)を間違えて発注していました。
 以下、投稿したものについて訂正を加えたものになります。
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 ZenFoneシリーズのView Flip Coverは、オートスリープができるのでディスプレイ表示をこまめに消しての節電に期待できるものですが、純正のものは筆者には少しお高いので、Amazonで販売されている非純正品(他社製品)を探してみました。

 メーカー直営のショップには、アウトレットコーナーがあり、旧製品のアクセサリーもたまに販売していますが、以前あったものはになくなってしまったので、Amazonで非純正品をみてみました。


訂正→上のView Flip Coverは、国内未発売のZE550KLのものでした。5.5インチなので、ZenFone Goに取り付けてみたもののオートスリープ機能も作動しなかったので、返品することにしました。大変、ご迷惑をおかけしました。



SIMフリーZenFone2 Laser ZE500KLのView Flip Coverとバッテリーについて

 SIMフリーZenFone2 Laserに、Amazonでみつけた非純正のView Flip Cover型のカバーを使っていますが、これは柔らかいクリアケースに入れるタイプなので、前面の端のベゼル部分にかぶりますし、その分画面より上にケースが出ているので厚みも増します。
ZenFone2 Laser ZE500KLにつけたView Flip Cover型ケース
画像にあるのが現在使っているView Flip Cover型のケースです。本体をクリアケースに入れるものですが、画像でもわかる通りケースはクリアではなく、やや黄ばみがかっています。しかも、精度がないため、上部の歪みも目立ちます。そこで、本体をプラケースにはめ込むタイプの非純正品を注文したのですが、型番違いのものでした。

 そんな折、ASUS純正View Flip CoverのAmazonアウトレット品があったので、こちらを注文しました。純正品のものですと、背面カバーごと取り付けるもので、厚みがさほどかさばらないものだと思います。
 さて、ZE500KLのバッテリーですが、こちらは正規ルートで純正のものは入手できないようなので、いろいろ調べてみても互換バッテリーしかないようです。その商品評価をみると、100%充電できないであるとかバッテリー持ちが良くないなどという評価が多いです。そもそも、バッテリーには様々な機能が備わっているものなので、純正でない中華バッテリーを利用することは、危険な要因をはらんでいるといえます。中古の電子部品を使っていたり、発火のおそれがあるなどと中国当局が注意を喚起しているのが現状です。
 ZE500KLは、電池パック式で簡単にバッテリーを交換することができますが、純正バッテリーが供給されていないというところが難点です。




2018年2月12日月曜日

年末年始に9,980円になっていたSIMフリースマホALCATEL IDOL4(VRヘッドセット付属)

 中国総合家電メーカーTCLコミュニケーションのALCATEL SIMフリースマホ IDOL 4(2016年11月発売)が年末年始に某家電量販店や某ネット通販で、期間限定の9980円(税抜かは不明)になっていたようです。IDOL 4 は、5.2インチフルHD液晶搭載、SoCがSnapdragon 617 オクタコア、RAM 3GB、ROM 16GB、バッテリー容量が2610mAhという基本スペックです。WI-Fiでは、802.11ac(5GHz帯)対応で、NFCとジャイロセンサーを搭載しています。特長のひとつにリバーシブルに使えるというものがあります。ROM 16GBとバッテリー容量が少し気になりますが、9980円だとしたらお買い得感があります。

 ALCATEL IDOL4

 このIDOL 4には、VRヘッドセットが付属しますが、Amazonでは、2千円前後からVRゴーグルがあるので、さほどメリットには感じないと思います。

筆者は、IDOL 4の前機種であるSnapdragon 615を搭載したIDOL 3の価格が1万円ぐらいになった頃に少しだけ検討したことがありますが、使ったことがないメーカーであったこととデザイン面から断念したことがあります。IODL3のネット情報もPR主体で、ユーザーの生声はほとんどない状況でした。今回のセールは、流通在庫数を減らすためのセールだと思いますし、いまは価格の話が大半といったところです。Snapdragon 617で、RAM 3GBのSIMフリースマホを使ったことがありますが、基本動作には問題ないのですが大きな負荷がかると意外と処理速度が遅くなるといった印象を持ちましたので、スペック面でのメリットはそれほどないと思います。いまではミドルレンジでもローエンドよりのものだと言えます。いろいろ試したいということであれば、ROM 32GBは必要だと思いますので、そあした使い方をいたいということですと多少の工夫が必要になるかもしれないと思います。ちなみに、IDOL 4は、UQモバイルで取り扱いがあったことから、au VoLTEにも対応していると思われます。
 



新生FREETELがSIMフリースマホ REI 2 DualとPriori 5を発表

 FREETELを運営していたプライスワンマーケティングは、2017年12月に民事再生を申請。その後MAYA SYSTEMがFREETELブランドと端末事業の譲渡を受けて、開発が頓挫していたREI 2 DualとPriori 5の発売にこぎつけたことらしいです。いままでと大きく違う点は、SoCをいままでのMediaTek社製から国内でも定評のあるクアルコム社製 Snapdragon 625と210に変更したこと。
REI 2 Dualはミドルレンジクラス、Priori 5はローエンドと従来どおりの位置づけで、REI 2 Dualはデュアルレンズ搭載でカメラ性能を強化したものに、Priori 5はローエンドでありながらDSDS対応という仕様になっています。すでに予約販売受付中です。
FREETEL REI 2 Dual
FREETEL Priori 5

 MAYA SYSTEMでは、eSIMデバイスのモバイルルーターjetfi(ジェットファイ)を提供するなど、海外でも気軽に使えるeSIMデバイスを手がけており、今夏にはeSIM対応のスマートフォンの発表を予定しています。つまり、FREETELブランドは海外に対応したグローバル端末に転身すると予測されます。すでに、Apple SIMのようなVirtul SIMなど、SIMカードを入れ替えることなく携帯通信キャリアを自動で選べるなどユーザーにもメリットはあるのものとしてメディアの注目度はありますご、これは大きな収益を得ることができる事業であることには間違いないです。Appleの場合は、iPhoneが高価なためにキャリア端末として割引き販売をしないと売れない状況になりつつあることを考えても、iPhoneより安いFREETELブランドのeSIM対応スマホが先に普及する可能性も考えられます。
 今回の2機種をみてみますとREI 2 Dualは、Snapdragon 625を採用しカメラ性能を強化したことで、競合製品と肩を並べた印象があります。Priori 5については、バッテリー交換ができるタイプに戻し、アクセサリー製品として、電池パックを提供するようなので、バッテリー劣化を懸念して使わずじまいになることが避けられます。最近のバッテリーは交換でない一体型が主流ですし、交換できるタイプでも電池パック(バッテリー)の提供をしていないものがほとんどです。アフターサービスには期待できない海外メーカーが大半という現状では、Priori 5は安心して使える数少ない機種だと言えるのかもしれません。SoCこそローエンドのSnapdaragon 210なのですが、DSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応したことで、使い道も広がり予備バッテリーを用意すれば海外でも使えるSIMフリーなだけに、意外とニーズはありそうです。このPriori 5には7色の背面カバーが付属しているので、好みで背面カバーの着せ替えができます。音質では、BluetoothのaptX対応しています。
 いままでのFREETEL端末の印象は、ODM製で決して良くないものだと言えるものだったが、今回の機種から開発に自社が直接かかわっているものになっているらしい。発表会の動画などを見た限りでは特に問題もないようでした。




2018年2月11日日曜日

SIMフリースマホの性能を決めるSoCについて

 筆者は、SIMフリースマホで電子書籍を読んだり、ネット検索をすることが多いのですが、ほとんど通話をしないので、スマホ選びもテザリングやWi-Fi運用を前提にしたものが多く、SoCも比較的ロースペックのものを選んでいました。しかし、クアルコム社製のSoC Snapdragon 615/617を搭載したSIMフリースマホで去年(2017年)あたりから1万円近くまで値下がりした機種があったので、たまにチェックしていました。2018年になって、数世代前のクアルコム社製 Snapdragon 800を搭載したNexus5(LG製端末)を使う機会があったのですが、筆者が必要としていた処理速度に近いものだったので、価格を優先させてエントリーモデルを導入してた今までの考えが少し変わりました。ご存知の方も多いと思いますが、スマホのSoCはそもそも通信機器用のものであって、発熱問題もありますから処理能力だけを優先させた開発ができないもので、CPUの処理能力を求めるならPCを使うことになります。さて、筆者はゲームをしないので価格を優先させてきましたが必要な処理能力のあるSoCを探る事で、SIMフリースマホ選びの目安のひとつとしたいと思いましたので、NTTレゾナントのいま実施されているセールから、クアルコム社製のSnapdragonをメインにみていきたいと思います。
 

 今月の2月16日9:59までのセールですが、すでにSOULD OUTしたものがありました。一括価格が12,600円(税抜)になっていたhonor9です。honor9のSoCは、HUAWEI傘下の企業が開発しているKirin 960でベンチマークだけみると、Snapdragon 430の約3倍のCPU性能があるような結果になっています。では、Snapragon 430を搭載した機種をみてみましょう。ちなみに、このセールは、格安SIMのOCNモバイルONE音声通話付SIMとの同時契約により端末が特別価格になったり、分割支払いができるというものですが、一括と分割では価格が変わってくるようですので注意が必要です。


  • Snadarogon 430搭載機種
モトローラ moto G5s、シャープ AQUOS sense lite SH-M05、ASUS ZenFone 4 Max ZC520KL、ASUS ZenFone 4 Selfie ZD553KL

 このSnapdragon 430は、前世代モデルSnapdragon 617とほぼ同じようなベンチマークスコアですが、3D性能については少し上になっています。Snapdragon 617のVAIO Phone Aを使ったことがありますが、ハイスペック機を使ったことがあるユーザーなら、基本動作であればストレスなく使えるぐらいの印象だと思います。大きい負荷をかけると意外と用途が限られるのではないかと思ってしまう場面がありました。もともと、そんなには処理能力が高くはないという評価されています。


  • Snapdragon 625

モトローラ Moto G5s Plus、ASUS ZenFone 4 SelFie Pro ZD551KL


  • Snapdragon 630
モトローラ moto X4

  • Snapdragon 660

シャープ AQUOS R Compact SH-M06、ASUS ZenFone 4 ZD554KL

 Snapdragon 430よりもベンチマークスコアが低いSnapdragon 425 搭載のWiko Mobile Wiko VIEWとさらに数世代前のSoC Snapdragon 410 MSM8916の富士通 arrows M04があります。筆者は、Snapdragon 410搭載のZenFone2 Laserを使っていますが、ネット検索やSNSなど大きな負荷をかけなければ、さほどストレスを感じる場面はないという印象を持っていますが、動作のもたつきやカクつきは、割と発生しやすい傾向にあると思います。電子書籍やSNSなどアプリの起動には時間が多少かかりますが、起動後は普通に動作するといった感じです。
 格安スマホのニーズでは、ゲーム用などにハイスペック寄りの端末を割安に導入するというものがあります。先にあげた早々にSOULD OUTとなったhonor9は、そういったニーズによるものかと思います。スマホ選びでは、単純にSoCだけでなく、細かく機能面をみていく必要がありますが、Snapdragon 617を搭載したVAIO Phone Aを標準的だと考えると、Snapdragon 430を軸にSoC性能を考えていくと整理しやすいのではないかと最近思っています。全体的に、3D性能があがっているというが、ベンチマークスコアみての感想です。
 端末価格をみると、2、3万円台でSnapdragon430搭載端末、それ以上ですとSoC性能がランクアップするごとに価格もあがっていくと思います。しかし、いままでの格安スマホの価格動向をみていますと新機種が発売されると徐々に値下がりする傾向もありますので、必要なスペックのものをタイミングよく導入するということも頭に入れておくことも大事ではないかと今までの筆者自身をみてもそう思えます。




5.5インチ液晶搭載 SIMフリーZenFone Go ZB551KLからVAIO Phone Aまで

 2016年4月に発売されたZenFone Goは、ほぼ2万円で、5.5インチHD液晶を搭載した格安スマホとして人気になりました。発売当時の競合製品に、この価格で5.5インチ液晶搭載のものは見あたらなかったと思います。スペックは、SoC:クアルコム社製 Snapdragon 400 クアッドコア 1.4GHz、RAM 2GB、ROM 16GB、バッテリー容量3010mAh、Android 5.1でデュアルSIM仕様となっています。
ZenFone Go ZB500KLの背面(クリアケースに入れています)
筆者は、au 回線の格安SIMを利用しているので、これが使える端末としてZenFone Go ZB500KLを導入しました。ZB500KLは、ソフトウエア更新をして最新ファームウェアにすれば、ドコモ回線とau VoLTEにも対応します。バッテリー容量も3010mAhあるので予備機として良いのではないかと思って導入した。ただし、OSバージョンは、Android 5.1のままなので、その分製品寿命が短いとい言えます。また、この端末はジャイロスコープ非搭載なので、ポケモンGOのARモードでのプレイができません。ポケモンGO目的のユーザーからは候補の端末から外れるものだと思います。数世代前のSoC:Snapdragon 400の1.4GHz版ということですが、軽めのアプリでは軽快に動くものの少し負荷が大きくなると、カクつきがすぐにでるというものでした。SoCは数世代前のミッドレンジのロークラスで、ゲームには向きませんが、筆者はゲームをしませんので試してみました。個体差かもしれませんがナビゲーションバーの調子が、いまひとつで操作性に難ありの印象を持ちました。
 その後、5インチHD液晶のものから、5.5インチフルHD液晶のSIMフリースマホに切り替えるもりで、5.5インチフル液晶のものをいくつか導入しました。
  • VAIO Phone A (SoC:Snapdragon 617、Android 6.0)
  • ZenFone2 ZE550ML (SoC:Atom Z3560、Android 6.0)
  • ZTE Blade V580 (SoC:MT6753、Android 5.1)
 VAIO Phone Aは、IIJmioのキャンペーンもあって普段使いの端末として導入しました。ZenFone2 ZE550MLは、いままでZenFoneで、ZenUIになれていたこととSoCのZ3560に関心があったので安いものをみつけて導入。Blade V580は、セールで1万円を切っていたので予備機として導入しました。肝心の5.5インチフルHD液晶ですが、格安スマホではディスプレイの品質にはあまり期待はできないところだと思いました。ディスプレイ表示については、この後に導入した、シャープのAQUOS CRYSTAL 305SH(5インチHD液晶)を動画再生に使うことにしました。色合いも、一線があると感じました。
 この3機種で、少し時間のかかる作業をさせてみたところベンチマークではもっともスコアが良いと思われるRAM 3GBで、Snapdragon 617のVAIO Phone Aでも、さほどではなかったで、かなり微妙な導入だったのではないかと思っています。テザリングだけなら、バッテリー容量が3010mAhのZenFone Go ZB551KLだけで良かったという結論になりました。ZTE Blade V580は、OSバージョンアップも提供されておらず、この3機種の中では、処理速度も低いので予備機として考えることにしました。

 





ZenFoneのView Flip Coverについて

 SIMフリースマホ ZenFoneには、ASUS純正View Flip Coverという窓付きのフリップカバーが付いた専用ケースがあります。メーカー直営のASUS ZenFone Shopのアクセサリーコーナーにありますが、価格が3000円ぐらいからします。このView Flip Coverには、背面カバーごと取り付けるタイプもあります。

 このフリップ付きカバーのメリットは、開閉するだけでオートスリープ/自動復帰ができディスプレイの消費電力をおさえることができることと誤動作や画面保護ができることです。そのほかフリップの丸窓ではバッテリー残量を表示してくれたり、丸窓だけでカメラで画像撮影もできます。筆者は、オートスリープができればいいので、価格が安いサードパーティーのView Flip Coverを試しで使っています。今回は、ZenFone 2 (ZE551ML/ZE550ML)用のもです。


 色はブラックを注文しましたが届いたケースは、濃いグレーといった感じです。本体をプラスチックケースにはめ込むタイプですが、簡単に取り付けることができました。純正品では、前面下に「Zenfone」のロゴが誇らしげにありますが、こちらにはなくスッキリした印象です。オートスリープは問題なく作動してくれましたので、多少チープな印象もありますが良しとします。ちなみに、スタンド機能は、このケースにはありません。
 ZenFone2 ZE551MLは、去年(2017年)8月に導入したもので、クリアケースに入れていましたが、本格的に使っていこうとView Flip Coverを用意しました。


 

2018年2月9日金曜日

SIMフリースマホ i-dio Phone は買いなのか?

 2017年に、家電量販店で7980円(税抜、すでに完売)販売されたi-dio Phoneについてみてみました。まず、本気の特長として、i-dioチューナーとワンセグを搭載しているというものがありますが、「i-dio」の周知がそもそも全然できていない状況なので、i-dio Phoneがなんなのかもほとんど知られていないと思います。

 i-dio Phone(2015/12)のスペックをみてみますと、SoCはクアッドコア 1.2GHz、RAM 2GB、ROM 16GB、バッテリー容量3000mAhとなっていて、OSバージョンは、Android 5.1と古いものになっています。本体側面に、小型のロッドアンテナを装備しています。Coviaは、以前からgoo SimsellerにSIMフリースマホを提供しているメーカーです。


https://youtu.be/H-cYIuW0MkE

 「i-dio」についての動画がありましたので、貼っておきます。ネットでは、i-dio Phoneでは、まったく受信できないなどの情報やチューナーの操作方法にクセがあるなど良い評判がほとんどない状況です。
 i-dio PhoneのOSバージョンにしても、Android 5.1ですし、スペックそのものも数世代前のエントリーモデルと言えるものなので、「i-dio」の受信もままならないのであれば、1万円以下のLTE対応SIMフリースマホとしての考えるほかないのかもしれません。
 バッテリーについては、容量が3000mAhで、交換できるタイプですが、すでにバッテリーは生産終了しているということです。個人的には、同じようなスペックのSIMフリースマホを数台持っていますので、「i-dio」に興味がない限り価格からみることになりますが、この時点で、エントリークラスのスペックで、Android 5.1のAndroid端末を導入メリットがないように思えます。

2018年2月5日月曜日

goo Simseller 販売のSIMフリー AQUOS sense lite SH-M05が超特価セール2/16 9:59まで


 2017年12月に発売されたシャープのSIMフリースマホ AQUOS sense liteがgoo SimSeller のらくらくセット(OCNモバイルONE音声機能付SIMとの同時契約)では、超特価セールで、一括15800円(税抜)になっていましたので取りあげました。(分割830円税抜×24回)セールは、2/16 9:59までとなっています。

 シャープといえばシャープ独自のIGZO液晶ですが、前機種SH-M04では、HD液晶だったのものがフルHD液晶にグレードアップしています。スマホの性能を決めるSoCは、クアルコム社製 Snapdragon 430 MSM8937 オクタコアを採用。ベンチマークスコアでは、ほぼSnadragon 617に並ぶ性能で、3D性能では、430の方が上のスコアをだしています。ほか基本スペックは、RAM 3GB、ROM 32GB、バッテリー容量は2700mAhとなっています。通信機能では、マルチキャリア対応となっています。Android7.1で、国内仕様の防水・防じん対応、おサイフケータイにも対応しています。しかし、ワンセグには非対応です。また、指紋センサーや急速充電にも対応していますが、Wi-Fiは2.4GHzのみ対応となっているのが個人的には少し残念です。他にも、画面が濡れても操作ができたり、のぞき見ブロックといった機能があったり、生活シーンにあった仕上がりになっています。カメラは、アウトカメラ1310万画素、インカメラ500万画素。 筆者は去年からAQUOS CRYSTAL 305SH(SoftBank)をWi-Fi運用で使っていて、シャープ独自のホームアプリを含めて使いやすくなった印象を持ったので、普段使いのものにシャープのものを使おうか検討中です。


格安スマホ選びのチェック項目

 格安スマホといえば、その価格に魅力を感じる筆者ですが、たまたまSoCがクアルコム社製 Snapdragon 800を搭載したスマホを使ってみたところ、処理速度が思っていた以上に良かったので、価格には魅力を感じるもののローエンドモデルをこのまま使い続けて何かメリットがあるのかというと特になく、いままで導入した数台の格安スマホの代金でミドルハイスペックのスマホを導入した方が良かったと少し後悔しています。
 さて、筆者はデータ通信さえできれば問題ない通信環境なので、格安スマホを選ぶにしても自宅Wi-Fiで、ちょい使いする程度の条件で選んできましたが、そろそろ格安SIMで普段使いできる端末が欲しくなってきています。普段使いとして考えられる標準的なスペックをあげてみます。
  • バッテリー容量が2500mAh以上
  • 5インチHD液晶でも可できれば、フルHD液晶
  • RAM 2GB、ROM 16GB以上
  • SoCは、Snapdragon 410以上
  各項目をみていきますと、スマホのバッテリー持ちがまず気になります。バッテリーは充電回数によって、充電できる容量が少しづつ減ってきますので、3000mAhぐらいは欲しいのですが、5インチ液晶より、ひとまわり大きい5.5インチ液晶のものでないと3000mAhのものはほとんどありません。省エネルギー設定などで工夫してバッテリー持ちを良くするのが現実的な対処だと言えます。
 次に液晶ですが、動画再生やゲームなどの使用目的によっては向かないものがあります。格安スマホの液晶ともなると、コストダウンの為に品質の良くないものもありますので注意が必要です。
 RAMとROMは、最近の端末では、RAM 3GBが標準だと言われはじめていますが、こちらも目的にあったものであれば良いと思います。ROMについては、アプリをよくインスールするのであれば、32GBは欲しいと思います。PCに詳しい人なら知っていることですが、使っていくうちに端末のデータも増えてくると動作が遅くなってきますので、ROMには空き容量が必要だといえます。
 SoCは、ネット検索や軽いSNSアプリであれば、Snapdragon 410でも使えますが、ROMとの兼ね合いもあって、アプリをたくさん入れたりすると動作がかなり遅くなります。できれば、ワンランク上のスペックを持つSoCにするとストレスが減るかと思います。
 この他にもボディー剛性と耐久性について、気になると思いますがネットでも信憑性のある情報がでていないところなので、お店にあるデモ端末を手にして判断するしかないです。ここまで話をしてみると、スマホに詳しくないと格安スマホを選ぶことが難しいのではないかと思えてきます。さらに、価格だけを考えて古いスマホを考えることもありますが、バッテリーの劣化を考えると、毎日充電したいたものですと、早くて1年半ぐらいでバッテリー持ちに不安をおぼえる状態になっているので、バッテリーが劣化していて普段使いできない端末を導入してしまうケースもあります。




SIMフリーZenFone 4 Max(ZC520KL) VS ZenFone 4 Selfie(ZD553KL)

 スマホの性能はSoCで決まりますが、クアルコム社製のSnapdragon 430 オクタコアが、Snapdragon 617とベンチマークでは近いスコアをだしていて、3Dにおいては、430が優っているので、430搭載のSIMフリースマホに注目してみました。ASUSのこれら2機種の価格は、goo SimSellerのらくらくセット(OCNモバイルONE音声機能付SIMとの同時契約)では、18800円(税抜)と21500円(税抜)になっています。どちらの機種もDSDS(デュアルSIM同時待ち受け)対応ですが、HD液晶であったり、Wi-Fiが2.4GHzのみ対応だったりとエントリーモデル仕様と思えるものになっています。OSバージョンは、どちらもAndroid 7.1になります。また、ジャイロセンサーはどちらも搭載していませんので、ポケモンGOのARモードでのプレイができないので注意が必要です。
ZenFone 4 Max(ZC520KL)は、5.2インチHD液晶を搭載したバッテリー容量4100mAhのバッテリーを強化した機種です。RAM 3GB、ROM 32GBと標準的なものになっています。カメラは、アウト1300万画素、イン800万画素になります。上位機種のZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)は、5000mAhなので、インパクトは薄くなりますが、モバイルバッテリーとして使えるのは便利だと思います。
ZenFone 4 Selfie(ZD553KL)は、5.5インチHD液晶を搭載した自分撮り特化した機種で、インカメラに2000万画素と広角の800万画素の2つのレンズを搭載しています。アウトカメラは、1600万画素になります。RAM 4GB、ROM 64GBで、バッテリー容量は3000mAhとなります。上位機種にZenFone 4 Selfie Pro (ZD552KL)があります。
 基本スペックだけをみると、RAM 4GB、ROM 64GBのZenFone 4 Selfie(ZD553KL)がいいわけですが、最近「普段使い」を意識している筆者にとっては、ボディー剛性や防水・防じん対応ではなく、おサイフケータイもないことから、価格からみても、あと一押し何かが足りないというか物足りないといったところです。また、格安スマホのアクセサリー製品で、しっかりしたものは少ないのでケースが必需となる格安スマホでは使っていくうえでの苦労があります。
 ほか、ASUSでSoCにSnapdragon 430を採用した5.5インチフルHD液晶搭載の ZenFone3 Laser(ZC551KL)が2016年11月に発売されいます。ちなみに、OSバージョンは、Android 6.0になります。しかし、ジャイロスコープ搭載なので、ポケモンGOのARモードでプレイできると思われます。ちなみにWi-Fiは、2.4GHzのみ対応です。