2018年2月5日月曜日

格安スマホ選びのチェック項目

 格安スマホといえば、その価格に魅力を感じる筆者ですが、たまたまSoCがクアルコム社製 Snapdragon 800を搭載したスマホを使ってみたところ、処理速度が思っていた以上に良かったので、価格には魅力を感じるもののローエンドモデルをこのまま使い続けて何かメリットがあるのかというと特になく、いままで導入した数台の格安スマホの代金でミドルハイスペックのスマホを導入した方が良かったと少し後悔しています。
 さて、筆者はデータ通信さえできれば問題ない通信環境なので、格安スマホを選ぶにしても自宅Wi-Fiで、ちょい使いする程度の条件で選んできましたが、そろそろ格安SIMで普段使いできる端末が欲しくなってきています。普段使いとして考えられる標準的なスペックをあげてみます。
  • バッテリー容量が2500mAh以上
  • 5インチHD液晶でも可できれば、フルHD液晶
  • RAM 2GB、ROM 16GB以上
  • SoCは、Snapdragon 410以上
  各項目をみていきますと、スマホのバッテリー持ちがまず気になります。バッテリーは充電回数によって、充電できる容量が少しづつ減ってきますので、3000mAhぐらいは欲しいのですが、5インチ液晶より、ひとまわり大きい5.5インチ液晶のものでないと3000mAhのものはほとんどありません。省エネルギー設定などで工夫してバッテリー持ちを良くするのが現実的な対処だと言えます。
 次に液晶ですが、動画再生やゲームなどの使用目的によっては向かないものがあります。格安スマホの液晶ともなると、コストダウンの為に品質の良くないものもありますので注意が必要です。
 RAMとROMは、最近の端末では、RAM 3GBが標準だと言われはじめていますが、こちらも目的にあったものであれば良いと思います。ROMについては、アプリをよくインスールするのであれば、32GBは欲しいと思います。PCに詳しい人なら知っていることですが、使っていくうちに端末のデータも増えてくると動作が遅くなってきますので、ROMには空き容量が必要だといえます。
 SoCは、ネット検索や軽いSNSアプリであれば、Snapdragon 410でも使えますが、ROMとの兼ね合いもあって、アプリをたくさん入れたりすると動作がかなり遅くなります。できれば、ワンランク上のスペックを持つSoCにするとストレスが減るかと思います。
 この他にもボディー剛性と耐久性について、気になると思いますがネットでも信憑性のある情報がでていないところなので、お店にあるデモ端末を手にして判断するしかないです。ここまで話をしてみると、スマホに詳しくないと格安スマホを選ぶことが難しいのではないかと思えてきます。さらに、価格だけを考えて古いスマホを考えることもありますが、バッテリーの劣化を考えると、毎日充電したいたものですと、早くて1年半ぐらいでバッテリー持ちに不安をおぼえる状態になっているので、バッテリーが劣化していて普段使いできない端末を導入してしまうケースもあります。