2018年2月11日日曜日

5.5インチ液晶搭載 SIMフリーZenFone Go ZB551KLからVAIO Phone Aまで

 2016年4月に発売されたZenFone Goは、ほぼ2万円で、5.5インチHD液晶を搭載した格安スマホとして人気になりました。発売当時の競合製品に、この価格で5.5インチ液晶搭載のものは見あたらなかったと思います。スペックは、SoC:クアルコム社製 Snapdragon 400 クアッドコア 1.4GHz、RAM 2GB、ROM 16GB、バッテリー容量3010mAh、Android 5.1でデュアルSIM仕様となっています。
ZenFone Go ZB500KLの背面(クリアケースに入れています)
筆者は、au 回線の格安SIMを利用しているので、これが使える端末としてZenFone Go ZB500KLを導入しました。ZB500KLは、ソフトウエア更新をして最新ファームウェアにすれば、ドコモ回線とau VoLTEにも対応します。バッテリー容量も3010mAhあるので予備機として良いのではないかと思って導入した。ただし、OSバージョンは、Android 5.1のままなので、その分製品寿命が短いとい言えます。また、この端末はジャイロスコープ非搭載なので、ポケモンGOのARモードでのプレイができません。ポケモンGO目的のユーザーからは候補の端末から外れるものだと思います。数世代前のSoC:Snapdragon 400の1.4GHz版ということですが、軽めのアプリでは軽快に動くものの少し負荷が大きくなると、カクつきがすぐにでるというものでした。SoCは数世代前のミッドレンジのロークラスで、ゲームには向きませんが、筆者はゲームをしませんので試してみました。個体差かもしれませんがナビゲーションバーの調子が、いまひとつで操作性に難ありの印象を持ちました。
 その後、5インチHD液晶のものから、5.5インチフルHD液晶のSIMフリースマホに切り替えるもりで、5.5インチフル液晶のものをいくつか導入しました。
  • VAIO Phone A (SoC:Snapdragon 617、Android 6.0)
  • ZenFone2 ZE550ML (SoC:Atom Z3560、Android 6.0)
  • ZTE Blade V580 (SoC:MT6753、Android 5.1)
 VAIO Phone Aは、IIJmioのキャンペーンもあって普段使いの端末として導入しました。ZenFone2 ZE550MLは、いままでZenFoneで、ZenUIになれていたこととSoCのZ3560に関心があったので安いものをみつけて導入。Blade V580は、セールで1万円を切っていたので予備機として導入しました。肝心の5.5インチフルHD液晶ですが、格安スマホではディスプレイの品質にはあまり期待はできないところだと思いました。ディスプレイ表示については、この後に導入した、シャープのAQUOS CRYSTAL 305SH(5インチHD液晶)を動画再生に使うことにしました。色合いも、一線があると感じました。
 この3機種で、少し時間のかかる作業をさせてみたところベンチマークではもっともスコアが良いと思われるRAM 3GBで、Snapdragon 617のVAIO Phone Aでも、さほどではなかったで、かなり微妙な導入だったのではないかと思っています。テザリングだけなら、バッテリー容量が3010mAhのZenFone Go ZB551KLだけで良かったという結論になりました。ZTE Blade V580は、OSバージョンアップも提供されておらず、この3機種の中では、処理速度も低いので予備機として考えることにしました。