先にWiko Mobileが発売したSIMフリーWiko Tommyを持っていますが、ボディーの仕上がりは高級感こそないものの安っぽくはなく、たぶんWiko Viewもボディーの仕上がりに安っぽさを感じることはないだろうと予測しています。筆者が気になったのは、やはり18:9の5.7インチHD+液晶で、マルチウィンドウ表示ができるということです。
さて、このWiko Viewをメインの普段使いとして導入するのかどうかを筆者の個人的なニーズと照らし合わせて考えた場合、SoCがクアッドコア 1.4GHzのSnapdragon 425だということと手持ちのWiko Tommyで事足りるということで、いますぐに必要というわけではないということになりました。
最近のミドルレンジクラスSHARPのSIMフリースマホ AQUOS SH-M04、SH-M05のSoCには、Snapdragon 430 オクタコアが採用されています。このSH-M04と同じような仕様で、au回線用のUQモバイルとJ:COMのAQUOS L2 SH-L02もあるようです。
このAQUOS SH-M04に着目したのは、筆者が去年からAQUOS CRYTAL 305SH(SoftBank)を気に入って使っていたのですが、最近になってアプリをインストールしすぎたせいか動作が遅くなってきたので、代わりのものが欲しくなったからです。液晶表示の色合いの良さなど動画再生は、AQUOSでするようになっていますし、SH-M04では防水・防じん対応で画面が濡れても操作が可能という仕様になっています。また、おサイフケータイもあるのですが、指紋認証はありません。指紋センサー搭載となると、上位機種のAQUOS R Compact SH-M06になります。それとSH-M04のアウトカメラは、約1310万画素なので、AQUOS CRYSTAL 305SHの約800万画素のものを使っていた筆者には重要視しているところです。
カメラ性能については、SONY XPERIA が良いとは思いますが、SIMフリーのXPERIA XZ Premiumは、ハイスペック機の価格になります。XPERIAのミドルレンジ機がSIMフリーであればいいのですが。格安スマホとなるとカメラ性能に期待できないところもありますから、国内メーカーの1300万画素クラスのものから選びたいところです。目先をかえてiPhoneという選択もありだと思えます。
価格を優先させて総合的にみてみると、防水・防じん対応で、液晶表示がIGZOで、おサイフケータイがあるAQUOSシリーズのSIMフリー端末から選ぶのが無難なような気がします。個人的には、Wi-Fiが5GHzに対応していないところで、導入には割り切りが必要になります。普段使いとなると耐久性やバッテリー持ちなど、チェック項目をあげていくときりがありませんが、優先順位と価格とのかねあいで、ニーズにあったものを選ぶ必要があります。