2018年2月3日土曜日

SIMフリースマホの入門機?富士通 arrows M04と旧製品を比較してみました

 格安SIMユーザーである筆者のSIMフリースマホ選びは、データ通信を意識したもので、ほとんど通話をしないので通話機能については、気を使っていたとはいえないものでした。しかし、海外製SIMフリースマホには、着信拒否ができないものがあったりと携帯電話を開発してきた国内メーカーのものとは使い勝手が異なるようです。筆者も通話のこと(着信拒否など)を考えて富士通のSIMフリーarrows M02を予備機として置いてあります。この富士通のSIMフリースマホの現行品は、arrows M04で、M04でもわかるように第4世代のものになります。
arrows M02(2015年10月発売)とarros M04のスペックを比べながらSIMフリーの入門機としてどうなのかをみてみまししょう。ちなみに、これからarrowsの第5世代 M05が発売されることも視野に入れて考えていきます。
 まず、国内仕様の防水・防じん対応、おサイフケータイ、ワンセグですが、arrows M02はワンセグには非対応です。ほか、カメラ性能 810万画素(インカメラ210万画素)→1310万画素(インカメラ500万画素)、Wi-Fi 802.11a追加で、5GHz帯に対応、バッテリー強化もされました。見逃してはいけないのが、M04はAndroid 7.1を搭載しています。また通話機能も強化されいます。忘れてはならないのがタフネススマホといわれる堅牢性て
、MIL(米国国防総省の調達基準)23項目に準拠したものになっています。通信機能としては、ドコモとauに対応したマルチキャリアとなっています。
 しかし、SoCはM02からクアルコム社製 Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHzのままで、3D性能は最新のSoCに比べるとかなり低くなりますので、ゲームなどをするのには向きません。しかし、M04は泡タイプのハンドソープで洗えるなどニーズにあわせた進化をしているSIMフリースマホと言えるでしょうか。
 arrows M04は、RAM 2GB、ROM 16GBですが、それぞれをRAM 3GB、ROM 32GBに強化したarrows M04 PREMIUMがUQモバイルで販売されているようです。
 2016年7月発売のarrows M03とは、基本スペックがほとんど同じです。MIL規格は、14項目準拠、泡タイプのハンドソープで洗うができないと思いますが、価格が以前より安くなっているものもありますので、カメラのスペックやWi-Fi5GHz対応は同じなので、arrows M03にしようか検討しています。カメラの映像処理エンジンGRAVUは改良されているようです。OSバージョンは、Android 6.0なので、Android 7.1のものよりサポート面での製品寿命が短いと考えていいかと思います。また、M04では、迷惑電話対策機能があることでのメリットは、安心感とという点では大きいかなと考えています。
arrows M03は、2017年2月現在では価格が2万円前後となっています。arrows M04のSoCは、前機種と同じものですのでサクサクと動作しないとストレスを感じるユーザーには向きませんが、通話機能やカメラを含めてみると初心者向けとしては、SIMフリースマホの入門機と考えてよいかなと思います。