2025年8月3日日曜日

mineo マイそく 回線別評価をしてみました

  mineo マイそく スタンダードは、1.5Mbps(12:00~13:00は32kbps)で、3日間10GB以上で速度制限をうけるものです。またオプションに24時間使い放題(198円/回)があります。Aタイプ、Dタイプ、Sタイプは、それぞれau 回線、ドコモ回線、ソフトバンク回線です。

 Dタイプも利用してみたので、回線別にまとめたいと思います。AタイプとDタイプは、少しDタイプが速いのかなぐらいで、ブラウジングでも読み込みに少し時間はかかるものの、なんとか使える感じですが、それらと比べてもDタイプは遅さを感じますし動画再生も厳しい印象です。常に低画質のみみたいな感じです。速度制限を解除してもDタイプは、他と比べてかなり遅くなります。ブラウジングでの表示にもストレスを感じる場面もあってドコモ回線そのものが遅いのか、mineo 利用者が過多なのか原因はわかりませんが、これに月額990円はコスパ的にかなりキツいので、660円のライト(300kbps)に今月戻しました。データ通信300kbpsだと使えないので回線維持のための休眠状態で待ち受け専用みたいな運用になりますね。

 AタイプとDタイプでは、若干Dタイプが速いのかな程度でアプリのDLなど差のでやすいものでなければ、使用感はほぼ同じといえますが、使用環境はau アンテナ基地局が近くにあるので、それを考慮するとDタイプのものが使いやすいです。それでも表示など速くはないですけど、動画の中ぐらいの画質なら常に再生できるようです。

 どのタイプでもエントリークラスのAndroidスマホを使ってみてのものなので、データ通信速度の高い端末だと、また結果に違いがでるかもしれません。 

 利用環境や場所でも違いが出てくるとは思いますので、あまり参考にはなりませんが、Dプランのマイそく スタンダードはデータ通信速度が遅めだったので用途により注意が必要かと思います。

2025年8月2日土曜日

moto g66j 5G は買いなのか?

 某格安SIMで、moto g66j 5G の販売がはじまったのでみてみました。発表時にはSoC:Dimensity7060のAnTuTu V10スコアがなかったのですが、最近になって記載されていたので、SoCにしぼってみてみるとDimensity 7060のAnTuTu V10スコアは、Dimensity 7025とほとんど変わらないもので、Dimensity 7050より大差をつけてスコアが低いことがわかりました。SoC:Dimensity7025のarrows We2(RAM 4GB、Android 15)での操作感はカクつきがひどく、Androidスマホ初心者には逆にハードルが高いエントリークラスのものだなと思っていたので、それとほぼスコアが同じになるSoCなので、実質的なスペック据え置きな気はしますが、RAM 8GBなのでスムーズな操作感が期待できるのではないのかなと思います。

・moto g64 5G (SoC:Dimensity7025) VS moto g66j 5G (SoC:Dimensity7060)

 違いについてはMIL規格準拠の耐久性をそなえたことと超広角カメラ約800万画素とインカメラは約1600万→約3200万画素に強化されています。6.5インチ→6.7インチになったことで本体重量177g→200gになりました。背面パネルはヴィーガンレザー仕上げではないかと思います。カメラ周りのデザインは少し個性的かも。バッテリー容量は5000mAh→5200mAhになっています。他に防水機能もつきました。

 通信面ではドコモ5G通信バンドn79には非対応なので、auかSB回線向きですね。海外メーカーのAndroidスマホは、ほとんどn79には非対応です。

 某格安SIMののりかえ価格だと税込9980円ですが、SoC:Dimensity7060のベンチマークスコアがそれほど前機種から上がっていないので微妙ではありますね。通常価格だとmoto g64 5Gとほぼ同額です。

 中古市場のものになりますが、moto edge 50s Pro(SB版)の価格が2万円台後半なので性能的には、こちらを選択するユーザーも少なくないのかもとは思います。

2025年7月30日水曜日

Redmi 12 5G XIG03 au + povo2.0 eSIM

 Redmi 12 5G XIG03 au は、povo2.0 eSIM 対応機種一覧にありますので、今回は音声通話付きのeSIMを入れてみました。


 eSIMだと物理SIMが届くまでの時間が短縮されるので本人確認作業しだいですが数時間ぐらいでeSIMの有効化ができます。povo2.0ですとeSIMを他の対応機種に移すことはできないので、電話番号もeSIM再発行や他社へのMNPで引き継ぐとかになりそうです。iPhone/iPadの様なeSIMクイック転送(Bluetooth経由)は、Androidスマートフォンではできないので、そこは難点になります。

 今回は、au端末なので問題なくeSIMの有効化ができました。ただし、 Redmi 12 5G XIG03 auのWi-Fiテザリングが不安定で勝手にオフになったりするので、こういう時には物理SIMだと他の端末に挿すだけで済むのでいいのですが、eSIMだとそれはできないので、端末側の不具合が発生した時には少し面倒ですかね。


Redmi 12 5G XIG03 au に某ゲームタイトルをインストールしてプレイしてみた

  Snapdragon 4 Gen 2 のRedmi 12 5G(Android 15)に某ゲームタイトルをインストールしてプレイしてみた。ストレージはROM 128GBといまとなっては標準的な容量です。某ゲームタイトルは 20GB近くありますので、ROM 64GBですと空き容量を確保するのは難しいそうではありますね。

 そもそも、ゲーム要件スペックのSoCよりもスペック不足なので、当然カクつきます。メモリも4GB+仮想メモリ4GBなので、場合によっては仮想メモリを外した方が動作がスムーズになることもあるかと思います。なお、低スペックSoCでもメモリが8GBだと[3D レース表現の高品質化]がオンにできる場合があるようです。そこのところは詳しくはないですが、表現がカクつかないとも限らないので気になるところです。

 Snapdragon 4 Gen 2 のAnTuTu V10スコアに近い他のントリークラスのAndroidスマホとの比較では、カクつきは少ない方かなと思えました。レースも少人数で負荷がそれほどかからなければ、大きなカクつきはないですが、それでも辛うじてプレイできるかなという感じです。アプリが落ちるとかはなかったです。

 この某ゲームタイトルで端末のゲーム性能を比較していますが、他のエントリークラスのものと比べると、GPU性能スコアは低めなのですが、比較的安定している印象で意外でした。

2025年7月29日火曜日

Moto Secure フォルダ機能を moto g53y 5G で試す

 Moto Secure フォルダをmoto g53y 5Gで運用していますが、クローンアプリとして複数アカウントを使える利便性に注目が集まっていますが、標準でプリインストールされているので不快な広告表示もなくできるので、Moto Secure フォルダ はセキュリティ面での強化には有効ではないかと思います。隔離された領域というのがアプリによっては(画面)自動回転ができなかったりするのでバグなのか、アプリが突然落ちたりが頻繁に起きたりと不安材料も多いのですが。クローンアプリの広告付きアプリを試しましたが、実際にはクローンもできない○ミアプリでした。

Moto Secure フォルダ のPIN入力画面(スクショだとブラックアウトします)

 特に携帯キャリアのマネタライズ強化が加速度的に進行しているので、いまのるならチャンスかなとは思います。たいていこの手の話はピークアウトしてすぐ廃れますし、ドコモ系だとOCNモバイルONEユーザーでもあったのでgoo IDなど煩雑な手続きばかりで無駄に時間をとられただけの印象しかありません。ほとんどその恩恵はありませんでした。どちらかというとマイナスでしたね。

 au系もau アンテナ基地局が至近距離にあるという理由だけで動いていますが、今のところ本人確認手続きがやっと済みそうになっている段階で特に恩恵はありませんが、ポイントを貯めるだけではなく金融機関との連携ともなるとMoto Secure フォルダ ぐらいのセキュリティ強化がないと運用するにもリスクが高すぎると思えます。いまは携帯キャリアでセキュリティ問題を棚上げしてマネタライズをしていますが、利便性とトレードオフでリスクに晒されるという展開なので、サイバー攻撃があった時には被害を被るだけにはなりますね。最近では偽基地局のニュースもありましたし。

 Android 15 環境では、この機能が標準で実装されているので機種によっては使えるものもあるかもしれません。moto  g53y 5Gでは、アプリがよく落ちるようなので実用域のものではないと思います。いちいちアプリを起動しなおさないとならないとか苦行でしかないですし。

エントリークラスのarrows We2とRedmi 12 5G を導入してわかったこと。Android 15でエントリークラスはスペック不足になっている?

  連日30°をこえる暑さで、スマホに影響のでる35°に近づく日もありますが、導入したarrows We2のSoCもDimenstiy 7025ですが、めちゃくちゃカクつきます。ホーム画面での操作でもコマ落ちみたいなものになっていて慣れていないと使えないレベルになっています。その要因を考えると、やはりAndroid 15 環境になったことが大きいと考えられますね。それまでのAndroid 14のmoto g53y 5G では、それほどカクつきも気になりません。しかし、なんとか操作できる感じには違いがありません。

 Android 15 環境のRedmi 12 5G もカクつくのがデフォという感じで、もっさりしていて負荷がかかるとカクつくを常時やっています。これだとエントリークラスのAndroidスマートフォンは音声通話ぐらいにしか使えませんね。

 Dimensity7025のarrows We2は特段、熱に弱いのか少しカクつくレベルぐらいではなく、Android スマホのことを知らないと酔うレベルにカクつき、場合によってはコマ落ちです。ほとんど飛ぶに近い状態もあって、仮想メモリに不具合があるのかAndroid 15にチューニングできていないのか使えないレベルにはなってます。久々に「ゴミ端末」か「産廃」とかを想起しました。

 Android 15ともなるとAndroid  14の倍ぐらいの容量もあるので、安定した操作性を確保するのにはミドルローでも怪しいのではないかと思っていて、AnTuTu V10だと60~80万はみておかないと、まともに動作してくれないという感じになりますかね。Android 15 でも日本語IMEのカーソルが1つ後にズレるバグも健在ですし、携帯キャリアや格安SIMの端末売りっぱ体質で国内のAndroidスマートフォンはほぼ壊滅状態だと思いますが、なんとかやりくりしています。スペック的には、Android 15 環境だとDimenstiy 7060のmoto g66j 5Gぐらしか期待できないですかね。Dimenstiy 6300 のAQUOS wish5 でもスペック不足で、症状としてはメモリ不足で起きるものなので、RAM 8GBは必要最低限としておさえたいところです。動作はすることはするので、カクついても快適だと思えるなら、別にいいですけど。

 Android 15環境になってもプロモーションで広告情報を流したいから、このスペックでもエントリークラスの端末には問題がないという体でAndroidスマホ紹介をしているとかあたおかですね。

 Android 15 は2024年10月にリリースされOSアップデートは2025年2月ぐらいからはじまっていたのかな?この体感動作だとセキュリティ面では問題がありますが、アップデートしたら使いにくくなってしまうので、moto g53y 5GはAndroid 14でまだ使える状態ですね。それと前から指摘しているarrows We2を検討しているなら音声通話しか使わないとか、カクつきが酷くても酔わないならいいですけど、タップするにも表示のタイムラグが大きいので操作性はよくないです。そこは考えものです。

Redmi 12 5G XIG03 au が届いて4日目で思ったこと。

  Redmi 12 5G XIG03 au が届いていろいろ試しましたが、その感想をまとめました。ディスプレイサイズが6.8インチと少し大きめになるので取り扱いには注意が必要なのかもしれません。

 Wi-Fiテザリングではオンにできない状態になったり断続的にオフになるので通常の使い方ができない機種といった感じです。いまは格安SIMのMNPのりかえ特典で安くなっているらしいので、いざWi-Fiテザリングしようとしたら勝手にオフになったりする場合があるので、かなりきついかと思います。

 SoC:Snapdragon 4 Gen 2 の動作については、AnTuTu V10 で約41万で、このスコア帯ですと必ずカクつくわけですが、それでも少ない方なのかなと思います。操作には手間取りますが、致命的な問題があるわけではないとは思います。Android 15 環境になると、機種によってはOSアップデート後は、カクつきがひどくコマ落ち状態になって視認性に欠けるホーム画面になりますので注意が必要です。

 ディスプレイ表示についてですが、中華スマホとしては標準的でもないような気がします。フルHD+ですが色合いが変なので設定で調整しました。実写での臨場感とかは、それほど感じません。

 2023年発売の機種で今後のセキュリティサポートが数年はないと思いますので微妙な機種ではありますね。

 たぶん競合製品とのスペック比較からRedmi 12 5Gになる人も多いと思いますが、同じXiaomi製端末のRedmi Note 10 JE ではバッテリー膨張を起こしたので、品質面からも使い捨て感覚で1年使うとかならなんとかもつかもという割り切りがないと使えないところですね。次の機種を選ぶ手間がかかりますので、スマホ好きでないと続きません。

 総合的にみるとWi-Fiテザリングの勝手に切れるやオンできないなどの動作不良がありますので一般的には欠陥製品と言わないまでもWi-Fiテザリングを利用する想定だと避けた方がよい機種になるのかも。なので評価も控えるべきなのかもしれません。どちらにしても格安スマホになると売りっぱなしのものが多いので、スマホに詳しくないと使っていくのは無理だと考えていいです。