2017年9月21日木曜日

9480円(NTT-X Store販売)SIMフリーZTE Blade V580で動画再生した時の発熱について

 5.5インチFull HD液晶搭載のZTE Blade V580が、9480円ということで、筆者は9月上旬に、9781円でしたが、スペック的には指紋認証センサー搭載で、この価格では文句も言えないところなんですが、動画再生を2時間あまりしてみたところ発熱が他機種と比べて、やや高いのではないのかと思い、キッチン用の温度計で本体の温度を測ってみました。


 某動画サイトの動画再生を目的のひとつとして、ZTE Blade V580を導入したわけですが、実際に動画再生を2時間以上させたところ本体がやや熱くなっていましたので、動画再生をさせたままキッチン用の温度計で測ってみたところ35℃から最大で38℃の本体温度でした。平均は、36℃ぐらいですか。キッチン用の温度計なので、それほど正確ではないと思います。
ZTE Blade V580の背面のカメラレンズ周辺の温度を測りました

 背面のカメラレンズ周辺を重点的に測りました。体感的には、膝の上に置くとやや熱いなといった感じで、本体を素手で持っても、それほど苦痛ではないといったところです。また、充電中も同じぐらいかそれ以上に熱くなります。まぁ充電中は熱がでる端末は、ほとんどですがやや熱い部類かと思います。
 SoCは、MediaTek MT6753 オクタコア 1.3GHzなので、個人的にはミドルレンジとして、ややパワー不足な気がします。正直にいうと発熱対策がこれぐらいなら許容範囲かなというところのもので、胸ポケットには入れて動画再生は熱くて耐えられないと思います。MediaTekのクアッドコアでは回線への接続に数分かかるものがありましたが、その点ではクアルコム社製のSoCよりかは劣りますが10秒ぐらいで回線につながるようです。モデム機能についてもクアルコム社が先行してます。
 9480円という価格を考えると、数千円の予算を上乗せすれば他のSIMフリースマホもありますし、文句もいいにくいということになります。ちなみに、指紋認識センサーは個人的にですが、実績もないですし必要もないので使っていません。また、アプリ関係ではMediaTek社のアプリは通信ログ読み取り権限を持っていますので、わかる範囲で、これらを強制停止にしました。中国メーカー製端末ということで標準ブラウザUmeブラウザは個人情報漏洩を警戒して、これも強制停止にしています。これらのことを考えると大事な通話・通信よりかは、サブや遊び(電子書籍など)に向いた端末だと思います。筆者の目的だった動画再生については機種選びに失敗したと思ってます。