2017年9月4日月曜日

キャリアスマホと格安スマホを比べてみると、どちらがお得?

 格安スマホを「ガラクタ」といい放った某メーカーの偉い人がいましたが、実際は安いので売れているという面があります。また、国内ではキャリアスマホと格安SIMとのセット端末のSIMフリースマホがありますが、数年前から高額なハイスペック端末は売れないと言われていました。筆者は、ゲームをしないので、ハイエンドクラスとエントリークラスの中間にあたるミドルレンジクラスのものであれば、性能的には必要充分だと考えています。
 2016年の去年に、SIMフリーの格安スマホを数機種試してみたのですが、ユーザー側からみると、格安スマホも決して安くはないだろうと思えます。まずは、液晶(ディスプレイ)表示の品質がコストダウンの影響で、あまり良くありません。また、カメラなどは画質が低いので、実際に使っているユーザーはほとんどいないと思います。通信機能面でも、キャリアに端末を供給しているメーカー製であれば、技術力の担保がありますが、そのほかはなんの保証もありません。保証といえばアフターサービスもメーカーとキャリアでは歴然とした差があります。
 スマホは手にとって使うものですから、ユーザーの好みも大きく影響します。特に動画再生時の色合いなどは、国内メーカーの液晶表示の方が、ワンセグの実績があるだけに、差が出やすいところです。あとは、ボディーの剛性であったり、ボリュームボタンの仕上がりや押した感じなどにも差がでます。
 2014年製のシャープ製のキャリアスマホを1週間ぐらい前に遊びで導入したのですが、ほかの海外メーカー製の格安スマホは、ほとんど使わなくなっています。申し訳ないですが、ボディーの仕上がりやディスプレイ表示が全然違って違和感なく使っています。こうしたことを考えると、ある程度の品質のある国内メーカー製のスマホを導入したほうが長い目で見ると、お得だということができるかと思います。