2018年2月5日月曜日

SIMフリーZenFone 4 Max(ZC520KL) VS ZenFone 4 Selfie(ZD553KL)

 スマホの性能はSoCで決まりますが、クアルコム社製のSnapdragon 430 オクタコアが、Snapdragon 617とベンチマークでは近いスコアをだしていて、3Dにおいては、430が優っているので、430搭載のSIMフリースマホに注目してみました。ASUSのこれら2機種の価格は、goo SimSellerのらくらくセット(OCNモバイルONE音声機能付SIMとの同時契約)では、18800円(税抜)と21500円(税抜)になっています。どちらの機種もDSDS(デュアルSIM同時待ち受け)対応ですが、HD液晶であったり、Wi-Fiが2.4GHzのみ対応だったりとエントリーモデル仕様と思えるものになっています。OSバージョンは、どちらもAndroid 7.1になります。また、ジャイロセンサーはどちらも搭載していませんので、ポケモンGOのARモードでのプレイができないので注意が必要です。
ZenFone 4 Max(ZC520KL)は、5.2インチHD液晶を搭載したバッテリー容量4100mAhのバッテリーを強化した機種です。RAM 3GB、ROM 32GBと標準的なものになっています。カメラは、アウト1300万画素、イン800万画素になります。上位機種のZenFone 4 Max Pro(ZC554KL)は、5000mAhなので、インパクトは薄くなりますが、モバイルバッテリーとして使えるのは便利だと思います。
ZenFone 4 Selfie(ZD553KL)は、5.5インチHD液晶を搭載した自分撮り特化した機種で、インカメラに2000万画素と広角の800万画素の2つのレンズを搭載しています。アウトカメラは、1600万画素になります。RAM 4GB、ROM 64GBで、バッテリー容量は3000mAhとなります。上位機種にZenFone 4 Selfie Pro (ZD552KL)があります。
 基本スペックだけをみると、RAM 4GB、ROM 64GBのZenFone 4 Selfie(ZD553KL)がいいわけですが、最近「普段使い」を意識している筆者にとっては、ボディー剛性や防水・防じん対応ではなく、おサイフケータイもないことから、価格からみても、あと一押し何かが足りないというか物足りないといったところです。また、格安スマホのアクセサリー製品で、しっかりしたものは少ないのでケースが必需となる格安スマホでは使っていくうえでの苦労があります。
 ほか、ASUSでSoCにSnapdragon 430を採用した5.5インチフルHD液晶搭載の ZenFone3 Laser(ZC551KL)が2016年11月に発売されいます。ちなみに、OSバージョンは、Android 6.0になります。しかし、ジャイロスコープ搭載なので、ポケモンGOのARモードでプレイできると思われます。ちなみにWi-Fiは、2.4GHzのみ対応です。





2018年2月4日日曜日

SIMフリーAQUOS sense lite VS Moto G5s MSM8937

 スマホのSoCで、クアルコム社製 Snapdragon 430 MSM8937 オクタコアに関心を持ったので、Snapdragon 430を搭載した2機種をみてきたいと思います。このMSM8937のベンチマークスコアをみたところSnapdragon 617 MSM8952と近いCPUスコアですが、3D性能においては、MSM8937が優るということで、世代交代で、3D性能に優れたSoCにゆるやかに替わっていくのかなと思えたので、最新のSoCを搭載したスマホをチェックするようになりました。
 AQUUS sense lite SH-M05は、シャープ独自のICZO液晶(5インチフルHD)搭載のSIMフリースマホデす。RAM 3GB、ROM 32GB、バッテリー容量は2700mAhとなっています。通信機能では、マルチキャリア対応となっています。Android7.1で、国内仕様の防水・防じん対応、おサイフケータイにも対応しています。指紋センサーや急速充電にも対応していますが、Wi-Fiは2.4GHzのみ対応となっているのが個人的には少し残念です。他にも、画面が濡れても操作ができたり、のぞき見ブロックといった機能があったり、生活シーンにあった仕上がりになっています。
 Moto G5sは、レノボ(中国PCメーカー)傘下のMOTOROLA製のSIMフリースマホで、5.2インチフルHD液晶搭載、RAM 3GB、ROM 32GB、バッテリー容量3000mAhとなっています。こちらは、Wi-Fiでは、5GHzに対応しています。格安スマホによるあるDSDS(同時待ち受け)に対応。国内仕様のおサイフケータイには非対応ですが、指紋センサーや急速充電に対応。
 Snapdragon 430を採用してた他のSIMフリースマホには、ASUS ZenFone 4 Max、ZenFone 4 Selfieがあります。こちらは、どちらもHD液晶です。


 goo SimSellerでは、OCNモバイルONEの音声通話付SIMと同時契約するらくらくセットで、AQUOS sense lite24,800円(税抜)、Moto G5s 22,300(税抜)という価格になっています。先にあげたASUSの2機種もらくらくセットにあります。ミドルレンジにあたるSoCの性能をチェックしたことで、筆者のSIMフリースマホ選びの基準が少し変わったといます。



2018年2月3日土曜日

SIMフリースマホの入門機?富士通 arrows M04と旧製品を比較してみました

 格安SIMユーザーである筆者のSIMフリースマホ選びは、データ通信を意識したもので、ほとんど通話をしないので通話機能については、気を使っていたとはいえないものでした。しかし、海外製SIMフリースマホには、着信拒否ができないものがあったりと携帯電話を開発してきた国内メーカーのものとは使い勝手が異なるようです。筆者も通話のこと(着信拒否など)を考えて富士通のSIMフリーarrows M02を予備機として置いてあります。この富士通のSIMフリースマホの現行品は、arrows M04で、M04でもわかるように第4世代のものになります。
arrows M02(2015年10月発売)とarros M04のスペックを比べながらSIMフリーの入門機としてどうなのかをみてみまししょう。ちなみに、これからarrowsの第5世代 M05が発売されることも視野に入れて考えていきます。
 まず、国内仕様の防水・防じん対応、おサイフケータイ、ワンセグですが、arrows M02はワンセグには非対応です。ほか、カメラ性能 810万画素(インカメラ210万画素)→1310万画素(インカメラ500万画素)、Wi-Fi 802.11a追加で、5GHz帯に対応、バッテリー強化もされました。見逃してはいけないのが、M04はAndroid 7.1を搭載しています。また通話機能も強化されいます。忘れてはならないのがタフネススマホといわれる堅牢性て
、MIL(米国国防総省の調達基準)23項目に準拠したものになっています。通信機能としては、ドコモとauに対応したマルチキャリアとなっています。
 しかし、SoCはM02からクアルコム社製 Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHzのままで、3D性能は最新のSoCに比べるとかなり低くなりますので、ゲームなどをするのには向きません。しかし、M04は泡タイプのハンドソープで洗えるなどニーズにあわせた進化をしているSIMフリースマホと言えるでしょうか。
 arrows M04は、RAM 2GB、ROM 16GBですが、それぞれをRAM 3GB、ROM 32GBに強化したarrows M04 PREMIUMがUQモバイルで販売されているようです。
 2016年7月発売のarrows M03とは、基本スペックがほとんど同じです。MIL規格は、14項目準拠、泡タイプのハンドソープで洗うができないと思いますが、価格が以前より安くなっているものもありますので、カメラのスペックやWi-Fi5GHz対応は同じなので、arrows M03にしようか検討しています。カメラの映像処理エンジンGRAVUは改良されているようです。OSバージョンは、Android 6.0なので、Android 7.1のものよりサポート面での製品寿命が短いと考えていいかと思います。また、M04では、迷惑電話対策機能があることでのメリットは、安心感とという点では大きいかなと考えています。
arrows M03は、2017年2月現在では価格が2万円前後となっています。arrows M04のSoCは、前機種と同じものですのでサクサクと動作しないとストレスを感じるユーザーには向きませんが、通話機能やカメラを含めてみると初心者向けとしては、SIMフリースマホの入門機と考えてよいかなと思います。



2018年2月2日金曜日

泡タイプハンドソープで洗えるSIMフリースマホ arrows M04 VS AQUOS sense lite SH-M05

 2017年に発売された富士通のSIMフリースマホ arrows M04とシャープ AQUOS sense lite SH-M05を比較しながら最近の端末についてみていきます。
 arrows M04は基本性能をそのままにカメラやWi-Fiを5GHz対応にするなどの強化をしてきた5インチHD液晶搭載の端末で、SoCは、クアルコム社製 Snapdragon 410 クアッドコア 1.2GHzになっています。RAM 2GB ROM 16GB。特長のひとつとして、MIL規格23項目準拠のタフネススマホ仕様で、防水・防じん対応で耐衝撃性にも優れ、泡タイプのハンドソープで洗うこともできます。
 AQUOS sense liteは、SoCに従来のものより3D性能に優れたSnapdragon 430を採用し、シャープのIGZO 5インチフル液晶を搭載しています。こちらも最新の機種らしく、画面が濡れても操作できる仕様であったり、指紋センサーを搭載しています。しかし、ワンセグには非対応です。
 基本スペックからみるとAQUOS sense liteがワンランク上ですが、Wi-Fiで5GHz帯対応、ワンセグ機能を備えたタフネス仕様というarrows M04もユーザーによっては魅力があるといえますが、arrows M04の後継機を待って様子をみてもいいかと思います。





格安スマホで最近気になったこととは?

 格安SIMを利用しはじめて数年たちましたが、はじめはLTEでデータ通信がきればいいぐらいに考えていたものが、SIMフリースマホでも普段使いできるものが国内メーカーを中心に発売されるようになりました。それまでのものはどちかというとデータ通信をするためのセカンド端末という位置付けだたっと思えます。
 格安スマホは、必要な機能や性能だけに絞って価格をおさえたモデルという面がありますが、その格安スマホの性能を決めるSoCの3D性能が、新しいモデルですと飛躍的に向上していているようです。例えば、AQUOS SH-M05のSoC Snapdragon 430は、3D性能だけみると数年前のハイスペックモデル並みになっています。これは、格安スマホでも出来ることが増えたと考えていいのかは別にして、今までの旧製品とは、明らかに3D性能が違うわけです。たぶん、ベンチマークの結果をみれば、旧製品のスペックには関心がほとんどなくなるかと思うほどです。

2018年2月1日木曜日

普段使いSIMフリースマホの条件とは? AQUOSなど

 goo SimSellerで、フランスメーカーWiko Mobileから画面比率18:9 5.7インチHD+液晶搭載のWiko Viewの販売が開始されたました。Wiko Viewは、3キャリア対応のSIMフリー端末で、SoC Snapdragon 425を搭載し、RAM 3GB、ROM 32GB。同時待ち受けのできるDSDSに対応しています。この機種はカメラに特長があって、アウト1300万画素で、インカメラが1600万画素となっていて、セルフィー(自撮り)に特化した仕様になっています。Android 7.1で、指紋センサーやジャイロスコープも搭載しています。国産メーカーSIMフリースマホのような防水・防じん対応とか、おサイフケータイやワンセグには非対応ですが、よくまとまった機種だと思いました。

 先にWiko Mobileが発売したSIMフリーWiko Tommyを持っていますが、ボディーの仕上がりは高級感こそないものの安っぽくはなく、たぶんWiko Viewもボディーの仕上がりに安っぽさを感じることはないだろうと予測しています。筆者が気になったのは、やはり18:9の5.7インチHD+液晶で、マルチウィンドウ表示ができるということです。
 さて、このWiko Viewをメインの普段使いとして導入するのかどうかを筆者の個人的なニーズと照らし合わせて考えた場合、SoCがクアッドコア 1.4GHzのSnapdragon 425だということと手持ちのWiko Tommyで事足りるということで、いますぐに必要というわけではないということになりました。
 最近のミドルレンジクラスSHARPのSIMフリースマホ AQUOS SH-M04、SH-M05のSoCには、Snapdragon 430 オクタコアが採用されています。このSH-M04と同じような仕様で、au回線用のUQモバイルとJ:COMのAQUOS L2 SH-L02もあるようです。

 このAQUOS SH-M04に着目したのは、筆者が去年からAQUOS CRYTAL 305SH(SoftBank)を気に入って使っていたのですが、最近になってアプリをインストールしすぎたせいか動作が遅くなってきたので、代わりのものが欲しくなったからです。液晶表示の色合いの良さなど動画再生は、AQUOSでするようになっていますし、SH-M04では防水・防じん対応で画面が濡れても操作が可能という仕様になっています。また、おサイフケータイもあるのですが、指紋認証はありません。指紋センサー搭載となると、上位機種のAQUOS R Compact SH-M06になります。それとSH-M04のアウトカメラは、約1310万画素なので、AQUOS CRYSTAL 305SHの約800万画素のものを使っていた筆者には重要視しているところです。
 カメラ性能については、SONY XPERIA が良いとは思いますが、SIMフリーのXPERIA XZ Premiumは、ハイスペック機の価格になります。XPERIAのミドルレンジ機がSIMフリーであればいいのですが。格安スマホとなるとカメラ性能に期待できないところもありますから、国内メーカーの1300万画素クラスのものから選びたいところです。目先をかえてiPhoneという選択もありだと思えます。
 価格を優先させて総合的にみてみると、防水・防じん対応で、液晶表示がIGZOで、おサイフケータイがあるAQUOSシリーズのSIMフリー端末から選ぶのが無難なような気がします。個人的には、Wi-Fiが5GHzに対応していないところで、導入には割り切りが必要になります。普段使いとなると耐久性やバッテリー持ちなど、チェック項目をあげていくときりがありませんが、優先順位と価格とのかねあいで、ニーズにあったものを選ぶ必要があります。



普段使いの格安スマホの条件とは?国産SIMフリースマホのスペック

 格安SIM運用で使われる端末は、キャリアの機種変更で使わなくなったスマホやタブレットが多く、iPhoneにしてもSIMフリー版ではなくキャリア版iPhoneからの乗り換えが多いかと思います。これは、SIMフリースマホで防水・防じん対応のある普段使いできるものは、選ぶほど機種が豊富にあるというわけではなく、どちらかというとデータ通信用やゲームなどのセカンド端末という位置づけになるものがほとんどでした。数年前に国内メーカーのSIMフリースマホが登場して、溜飲を下げたといった状況です。
 先日、2017年6月発売のdocomo with 対象機種 docomo arrows Be F-05JのSoCが、Snapdragon 410 クアッドコアという数世代前から同じものを採用しているので、Android 7.1ですが気になりました。数年前に、筆者はarrows M02を普段使いのスマホとして導入しましたが、arrows Beとの比較をしてみると、アウトカメラ性能が810万画素から1310万画素に強化されたことと、Beにはワンセグ機能がついています。arrowsは、耐衝撃仕様のタフネススマホなので普段使いには申し分ない仕様を備えているといえます。 ちなみに、SIMフリー版が、ハンドソープで洗えるarrows M04のようです。docomoサイトでは、arrows Beがハンドスープで洗えるとは明記していないので、洗えるのかどうかが気になります。

富士通 SIMフリースマートフォン arrows M04 ホワイト FARM06304(M04ホワイト)

 シャープのSIMフリーでは、先日AQUOS R Comapactが発売されましたが、AQUOS sense lite SH-M05をみていきましょう。SoCは、Snapdragon 430 オクタコアで、RAM 3GB ROM 32GB、バッテリー容量が、2700mAhとなっていて、発売日から2年間に最大2回までのOSバージョンアップに対応するとしています。液晶もIGZOの5インチフルHD液晶を搭載し、指紋センサーまであります。ただし、ワンセグには非対応です。
シャープ SIMフリースマートフォン AQUOS sense lite SH-M05(ホワイト) SH-M05-W

 この2機種は、多くの格安SIMの端末セットとして提供しています。価格は、どちらの機種も現時点で3万円前後ぐらいです。しかし、Wi-Fiは、5GHz帯に対応していないなどありますので、事前に必要な機能やスペックなのか調べておく必要があります。
 普段使いのスマホということで考えると、ボディーの剛性など「堅牢性」という点に注目したいと思います。格安スマホは、コストダウンのために樹脂製でできているものが多くボディーに強度がなかったりします。短期間でも、少しラフに使っていると、ボロボロになってしまうものもあるようです。ケースに入れるなどの対応では、限界もありますし、そもそも海外製格安スマホのまともな機種専用アクセサリー製品はほとんどありません。また、品質面では突然電源が入らなくなったり、タッチパネル操作がうまくいかないなど某国製格安スマホは、通信機能も含めて信頼できるものなのか疑問なところもありますし、国内でのメーカーサポートを考えても、筆者は普段使いのメインとして海外製格安スマホを使うことは考えたことがありません。
 なぜ、最近になって普段使いを考えるようになったのかというと、某キャリアのシャープ製スマホを使ってみたら、液晶表示の色合いと音質が良かったので、国産SIMフリースマホの型落ち製品も多くなってきましたし、総合的な品質を重視したスマホ選びができるのではないかと目先を変えてみることにしました。