2018年7月6日金曜日

【格安スマホ選】エントリークラスの端末からミドルレンジクラスのものへ

 何台かの格安スマホを使っていて、1台1台に役割をもたせて使いこなそうとしていたのですが、どれもエントリークラスかそれに近い性能のミドルレンジクラスのものなので、ちょっとしたアプリの起動や切り換えに時間がかかります。やや重い作業になりますと、処理するのに数分かかる場合がでてきたので、SoC性能がいまよりも高いものが必要に感じる場面がでてきていました。筆者の場合は、ゲームをしないこともあってビデオ性能については高性能なものは求めていないので、少し前に発売されミドルレンジクラス以上のSoCを搭載した機種を検討してみました。

ZenFone2 2GHz版 SoCは、Atom Z3560
2015年5月に発売されたZenFone2 ZE551MLの2GHz版を2017年8月に導入しました。このZenFone2 には、Intel Atom Z3560(RAM 2GHz版)とZ3580(RAM 4GHz版)の2種類があり、SoCが違います。すでに開発を終了していると思う 携帯(スマホ)用Atom Zシリーズですがゲーム目的ではないので、筆者には影響がありません。某著名ゲームでは、未対応だとアナウンスされていたのを目にしています。SoCの性能は、劇的に速くなったということではりませんが、許容範囲での処理時間になりました。
 ZenFone2にした、そのほかのスペック上の理由は、電子書籍を想定して、5.5インチフルHD液晶であること、バッテリー容量が、3,000mAh。Wi-Fiが、11.acの5GHz対応。メインカメラが1300万画素。OSバージョンが、Android 6.0にアップデートできるというものでした。端末価格は、1万3千円とちょっとでした。
 このZenFone2は、自宅Wi-Fiで運用することを前提としていました。通信面では、Android 6.0にアップデート時に、au VoLTEの格安SIMをデータ通信で利用可能かどうかでしたが、これは問題なく使えました。ドコモ回線のものとあわせて、マルチキャリア対応ということになります。カメラ性能については、ネットのレビューでは良かったのですが、発売当時のものです。これから試すことになりますが、遊びで使えたらといいかな程度の期待感です。実機を手にすると、さすがに重量約170gは、ずっしりに近いものを感じますが、5.5インチフルHD液晶ですので、見やすさがあって、筆者にはその重さをあまり意識させないようです。

 そのほかに、中古ですがSoCにSnapdragon 800を搭載した韓国LG電子製のNexus 5を導入してみました。Nexus5は、5インチフルHD液晶なので画面は狭くなりますが、本体にクラックがあり安くなっていたので、バッテリー劣化は覚悟で試してみたところ、バッテリー持ち以外には、さほど不満を感じることがないものでした。このNexus 5は、仕様でmicroSDが使えませんので、多少使い方に制約がでてくると思います。OSバージョンは、Android 6.0.1にアップデートされていました。ちなみに、Nexus 5は2013年11月に発売されたものです。中古品ですから、それなりの使用感がありました。
 格安スマホをネット作業に使ってみて、ゲーム以外で圧倒的に速いという場面も少なく費用対効果は決して大きくはなさそうですが、品質面ではグレードが上のものであれば、それに比例して信頼も持てるかなっといったところでした。ただし、中古品については品質面での保証をする限りではないと考えておいた方が良いのかもしれないと思えます。ゲーム目的であれば、ビデオ(3D)性能に長けたハイミドルクラス以上のものを検討をする必要があります。