2018年7月6日金曜日

【格安スマホ選】ZTE Blade V580 米のZTE制裁でゆれている

 中国第2位の通信メーカーZTEが、米の制裁により部品供給がストップし、端末の生産ができなくなっている。このままだと、国有化するという記事もでてきて、先行きが不透明な状態。ZTEは、ドコモにも端末を供給していて、低価格のMONOシリーズを製造していた。
 ネットでは、ZTEの端末からアップデートできなくなっているとして、ソフトウェアアップデートではエラーになってしまうと言われていたので、試してみると、やはりエラー表示になってしまった。更新がなくても、平常ならソフトウェアが最新のものであることを知らせてくれるはずなのだが。
ZTE Blade V580でも、ソフトウェアアップデートがつながらなかった。
ご覧のように数回試したが、ネットワークエラーがでてしまう
ZTE制裁がいつまで続くのかは、ダメージは大きく国が受け皿になって救済するという見方が有力となっているようだ。
 ZTE Blade V580は、2017年の年末に、NTT-X Storeで、1万円を切っていたので、予備機として導入しました。導入理由は、5.5インチフルHD液晶だったからで、コストパフォーマンスの視点から指紋認証センサーがあるからではないです。

 さっそく、開封してみると背面にあるカメラレンズ周りが突起しており、色が青というデザインに多少腰がひけました。筆者は、手帳型ケースに入れてしまうので、カメラを使う以外では気にならない。だけど、かなりチープ感のある演出。発展国向け製品といっても、勿体ないほどの損をしているようにも思えた。手にとってみると、悪くはない感触で、本体も薄くできていて取り扱いやすい。
Blade V580の背面
Blade V580のSoCは、MediaTek社製のMT6753 オクタコアを採用しています。ミドルレンジクラスですが、3D性能も同クラス内では下の方というか重いゲームには向きません。ほかのミドルレンジのものと比べると、やや遅い感じです。SNSなどの軽いアプリなら問題ないと思います。とはいえ、操作感は悪くはないです。
 RAM 2GB、ROM 16GBで、バッテリー容量は3,000mAhの一体型。OSバージョンは、Android 5.1と古いものになっています。指紋認証とジャイロセンサーがあります。アウトカメラは、1300万画素。ボディーの仕上がりには雑味がありますが、背面の端の加工をうまく処理していて野暮ったさがないところに好感を持ちました。Blade V580は予備機として、もしくは電子書籍に利用しようかと考えていて、自宅Wi-Fiでの運用になるかと思います。