2018年7月5日木曜日

【格安スマホ選】RAM 3GB搭載のSIMフリーarp AS01M

 いままで導入してきた格安スマホについて、振り返りながら気がついたポイントについて解説していこうと思います。まずは、エントリークラスのスマホで、RAM 3GBを搭載したキャセイトライテック社のarp AS01Mについて取り上げます。
 NTTコムストア by gooSimsellerで、2016年5月下旬に注文したキャセイトライテック社のarp AS01Mは、いまでは標準的になってきたRAM 3GBを搭載したものです。一般的に、RAMメモリが多ければ多いほど、アプリなどをストレスなく動作させることができます。

手帳型ケースをつけた arp AS01M

  arp AS01MのSoCは、MediaTek社製 MT6735Pです。MT6735Pは、1.0GHz クアッドコアでエントリークラスのものだと思いますが、RAM 3GBですから、ゲーム以外での標準的な使い方では、ストレスなく使うことができました。かといって、さすがにサクサク動作するということはないです。
 液晶は、5インチHDで解像度は高くはありませんが、格安スマホでは高価な液晶ディスプレイを採用できませんので、色合いなど違和感をおぼえることがあります。これは、ユーザーの許容範囲のものであれば良いことではありますけど、このAS01Mのディスプレイは、筆者にはNGなものでした。ちなみに、付属の液晶フィルムに強いフィルターがかかっていて、色合いをある程度、補正しているようです。ですから、画像や動画再生には向かないと思います。また、カメラ性能もメインが800万画素クラスのものですから、使用条件が限られます。記念撮影とかで、AS01Mのカメラを使おうとは思わないと思います。
 さて、肝心のバッテリー容量ですが、2,150mAhとなっており普段使いとしてもモバイルバッテリーが必要となります。待ち受けのみで、12時間もつかどうか気になるところです。容量が大きくないので、充電時間は比較的短いですが、何に使えばいいのか筆者の場合、思いつきませんでした。デザインはシンプルで、気に入っていたので残念でした。ちなみに、バッテリーは取り外すことができ、一時期メーカーでもバッテリーを販売することがありました。
 操作性に付いては、ホームボタンの右に「戻る」ボタンがあり、使いづらいのとソフトキーボードでは、打てない文字があるなど、完成度が低く不満に思うことがありました。また、SIMを入れての運用では、午前3時過ぎに勝手に通信をしているらしく、通信内容は確認しませんでしたが、SIMでの運用をやめました。
 いまは使っていませんが、データ専用の端末として、RAM 1GBの端末と比べれば、ストレスなく使えるので、導入したばかりのころは使い込んでいました。FMラジオも聞けるようですし、使い方しだいといったところでしょうか。ほか、動画再生時にSoCの発熱が少し気になりました。背面カバーは、ペラペラのプラスティック製なので、いまでも手帳型ケースに入れています。
 OSは、Android5.1どまりですので、いまから導入するとかは、OSバージョンからみるとメリットがありません。個人的には、Android6.0以上でないと手が出ないと考えています。それと、キャリアのスマホを使ったことがある筆者にとって、価格が約1万3千円だった格安スマホは、別物と割り切った考え方が必要かなと思えました。