2019年2月7日木曜日

富士通 arrows M02の次を考えてみてみると

 富士通のSIMフリースマホarrows M02を予備機として保管していましたが、OSがAndroid 5.1どまりということもあって、これに替わるarrowsシリーズを考えてみることにしました。arrowsは、対処劇対応のタフネススマホですが、最近のdocomo arrows F-04Kではハンドスープで丸洗いもできるようになっています。
2016/10に導入したSIMフリーarrows M02とSIMカード
1.5メートルからコンクリートの床に落下させる試験にパスしている最近のarrowsシリーズですが、基本スペックの方は数世代前からあまり変化がありません。SoCはSnapdragon 410ですし、RAM 2GB、ROM 16GBとメモリまわりも強化することなく現行モデルとなっています。基本動作についてはストレスになりませんが、重いゲームなどには全然です。音声通話やメール、SNSなどに軽く使う程度の性能とみていいかと思いますが、動作が遅く感じるのでユーザーを選ぶ機種ともいえます。しかし、そのボディーの堅牢性を考えますとデータをしっかりと守ってくるということでの存在価値というものがあります。単純に考えて何かの時に壊れて使えなくなる端末にそれほど価値があるとは思えないと思います。
 実際の性能について、SoCのSnapdragon 410よりランクの低いSnapdragon 400を搭載した端末を最近まで使っていましたがアプリの起動には時間がかかりますが、動画再生なども問題なくできますし、使い方しだいのところがあります。メモリまわりをRAM 3GB、ROM 32GBに強化したarrows M04 PREMIUMがありますが、動作が多少早くはなりますが、どちらかというと遅くならないとかフリーズしないという安定性を高める効果が期待できるものです。docomo Be F-04Kでは、それまでのものと違いSnapdragon 450を採用し、メモリもRAM  3GB、ROM 32GBに強化されています。AndroidのOSバージョンが新しくなるにつれて必要になってくるので、3Dビデオ(GPU)性能が従来のものより引き上げられています。筆者の経験というか体感では、ミドルレンジと言われていますがゲームは試したことはないですが、大差ないと感じてしまいます。ちょっとしたものを読み込ませるとパワー不足が露呈します。ゲームなどでも、400番台のSnapdragonではなく、600番台以上のものがいいと思います。しかし、Snapdragon 617の端末でも思ったほど性能が高いわけでのないっといった印象です。逆にいってしまえばストレスを感じない使い方だけをすればいいということになります。
 普段使いですとSnapdragon 430を搭載したシャープのAQUOS senseシリーズが思い出されます。堅牢さを含めてのセキュリティを意識するとarrowsも捨てがたいと思えます。あとは筆者の用途ですとカメラ性能がどうなのかということになるかと思います。