しかし、Android One X5(LG電子)には、おサイフケータイを搭載するなどnexusシリーズとは異なる点もあります。最新のアップデートを受けられるというメリットはあるもののメーカー独自のカスタマイズがないので、個人的には少々大味な印象を受けます。

こちらは、シャープ製Y!mobileのAndroid One S5です。筆者は、シャープのIGZOディスプレイ搭載の端末情報を追っていて、Android Oneにたどり着きました。しかし、S5にはおサイフケータイやワンセグがないので国産スマートフォントとしてのうまみがないです。Xシリーズだと、おサイフケータイとワンセグがあるようです。さらに、京セラ製の端末ですと、耐衝撃仕様のタフネススマホのものがありますので、用途によってはそちらが良い場合があります。
これらの端末のSIMロック解除については、Y!mobileサイトにてご確認ください。SIMロックがかかったままですと、他社の格安SIMなどのSIMカードは利用できませんので、ご注意いただきたいと思います。個人的な意見として、Android Oneではメーカー独自のカスタマイズができないので、メーカーの省電力設定などがないというのが気になるところとなります。また、IGZOディスプレイ搭載の旧製品を自宅Wi-Fi運用でで主に動画再生を目的としていましたので、メインやサブとして利用するということは想定していません。そういう視点からのAndroid Oneについての解説になります。