2015年5月1日金曜日

gooが格安スマホに参入 gooのスマホは凄かった

 NTTレゾナントが運営するポータルサイト「goo」が、格安スマホ3機種の発売を4月22日に発表しました。いままでの格安スマホとは異なり、本体には「goo」のロゴがプリントされたオリジナルっぽい製品になっています。発売される3機種の価格は、10,000円、20,000円、30,000円になります。OSは、最新のAndroid 5.0です。OCNモバイルONE音声通話対応SIMとのセット販売になっており、gooのスマホ本体価格に初期費用が含まれるということになっています。ちなみに、30,000円のZTE Blade S で、CPUがオクタコア、RAM(メモリ)も2GBで、ハイコストパフォーマンスぶりが際立っています。
 gooのスマホは、中国の端末メーカーZTEのものがベースになっているようです。ZTEは、LTE対応の格安スマホ Blade Vec 4Gで国内でも実績があります。ZTEは、ハイスペック機よりもミドルレンジのものをよく手がけるメーカーとして知られています。では、3機種の「gooのスマホ」をみていきます。
gooのスマホ 3機種

「g01」(グーマルイチ、ZTE Blade L3)は、本体価格10,000円の5インチ液晶ディスプレイを搭載した3G端末です。この価格帯の機種として、もっともコストパフォーマンスが高いものになっています。スペックは、5インチ液晶ディスプレイ搭載で、CPUは、MediaTek MT6582M クアッドコア 1.3GHz、RAM 1GB、ROM 8GBになります。バッテリー容量は、1800mAhです。アウトカメラは、500万画素のものです。
 注目したいところは、CPUがクアッドコア 1.3GHzであるところもそうですが、バッテリー容量が、1800mAhであることと、アウトカメラが500万画素であることです。この価格では、ほかにないスペックです。特に重要なのが、1800mAhのバッテリー容量です。スマホの中で、もっとも消費電力がかかる液晶には省電力化が施されたものが採用されています。5インチ液晶サイズですが、バッテリーもちには、余裕が持てるものではないかと思っています。
 カメラも500万画素なので、スペック的には普通に使えるものになっています。これも他にはありません。たぶん、本体価格10000円3G端末の決定版になってもおかしくない内容になっています。また、肝心のデザインが今まで格安スマホにあった海外製の違和感や玩具的な安っぽさを排除したものになっているところが「g01」の良さにもなっています。ほか2機種の詳細については、こちら
 格安スマホといわれるものは、一般にはわかりずらいというところgooでは排除して、わかりやすさを前面にだしているということで、内容をみても格安スマホのスタンダードというか決定版になりうるほどのインパクトです。goo独自の「グーの端末保証」や安心サポートもあって、サポートがあてにならなかったいままでの格安スマホとは一線があるものだと思います。