2015年5月1日金曜日

【格安SIM】メインもしくはサブで使うには、OCNモバイルONE と mineo のどっちだ?

 格安スマホで使う格安SIMは、NTTドコモ網のOCNモバイルONEか、au 4G LTE網のmineoなのか。どちらがいいのかを考えていきます。どちらの格安SIMも設定(APN設定など)を自分でしないといけませんが、ビギナーでも大丈夫だと思います。
 まずはセット端末をみていきますと、国内メーカーの「SIMフリー」と言われるスマホは、OCNモバイルONEで、富士通「ARROWS M01」、mineoでは、京セラの「LUCE KCP01K」があります。mineoでは、au スマホも2機種ありますが、au スマホの流用になりサービスを受けられたないau関連のプリインストールアプリ(出荷時に入っているアプリ)があって、コストパフォーマンスがあまり良くないです。メインもしくはサブで使うとなれば、防水・防じん対応は必須ではないかと考えていますので、対応していないものについては、ここでは取り上げません。
 NTTドコモ網の格安SIMでは、ほとんどのNTTドコモの端末がそのまま使えますし、mineoでもLTEに対応した au 端末が使えますので、契約していたスマホやタブレットを使えば経済的です。
 次に格安SIMごとのサービス内容をみていきます。OCNモバイルONEでは、データ通信での制限が他社に比べると少ないというメリットがあります。通話料が安いIP電話の050 plusも使えます。かわって、mineoではサービス内容がより充実しているようです。6月には、500MB/月で月額700円コースができますので、あまりデータ通信を使わないユーザにとっては、月額基本料金をおさえた運用ができるようになります。また、家族でデータ通信量を分け合えることもできます。こちらでも、IP電話LaLa Callが使えます。
 OCNモバイルONEは、データ通信をメインで使うユーザ向きで、mineoは、自宅Wi-Fiと併用してデータ通信は控えめに使うユーザ向きではないかと思っています。LTEでは、mineoの方が筆者の行動範囲では速いのですが、高速データ通信量を使い切ったとの低速通信は、OCNより遅くWeb閲覧にも時間がかかります。これは使用しているスマホの通信性能によるのかもしれませんが、そんな状態です。