2017年8月31日木曜日

SHARP AQUOS CRYSTAL 305SH(2014年,SoftBank端末)と格安スマホを比較すると

 以前から気になっていたフレームレス構造のスマホ SHARP AQUOS CRYSSTAL 305SHが中古で4000円前後になっていたので、導入してみました。SIMロック解除のできない端末なので、Wi-Fi用にと軽い気持ちだったのですが、いままで使っていた海外製の格安スマホと比べると歴然とした差があったので、まとめてみたいと思います。Wi-Fi専用として導入したので通信機能については割愛します。
開封後のAQUOS CRYSTAL 305SH
AQUOS CRYSTAL 305SHのスペックをみる前に、バッテリーは固定式で電池パックが取り出せないタイプなので、中古でもほぼ使っていなそうなものを選ばないとバッテリー持ちが良くなくて使えないという端末にあたってしまう恐れがあります。今回導入したものは、中古扱いですが工場出荷時に貼ってある前面のシートが貼ってあるものを選びました。


充電中のAQUOS CETSTAL 305SH
さて、2014年に発売されたCRYSTAL 305SHのスペックですが、SoCはクアルコム社製のSnapdaragon 400 1.2GHz クアッドコア、RAM 1.5GB、RM 8GB、バッテリー容量2,040mAh。Android 4.4.2を搭載しています。もともとがフレームレス構造に興味があったので、この端末が音質にこだわりのある機能を搭載しているとかは知りませんでした。
 スペックからみると最近の格安スマホにありがちなもので、ROM 8GBということもあって、microSDを入れないとスクリーンショットもカメラも使えないという仕様になっていました。しかし、ボディーの仕上がりやSHARPのお家芸とも言える5インチHD液晶表示は、視認性が良好になるように工夫されたもので、海外メーカー製の格安スマホの液晶表示と比べると一線があることを感じます。
 SHARPの端末は、ドコモのブックリーダーを含めると3台目になりますが、ブックリーダのものと比べると、やや視認性が劣りますが、先にあげたように格安スマホと比べると視認性や色合いでは優位性があるのではないかと思います。また、SHARPが運営している電子書籍GALAPAGOSのアプリがプリインストールされていますので、登録して電子書籍などを楽しむことができます。
 筆者は、この端末が4600円(送料込み)だったのですが、かなり無理をして導入しました。Android 4.4.2搭載スマホをいまの時点で導入するのは、やや腰がひけると思いますが、YouTubeアプリを更新してみたところ、Android 6.0の端末とほぼ同じ使用感だったので筆者の条件をクリアしましたが、OSが古くて使えないアプリもあるので注意が必要ですね。動作そのものは、数世代前のSoC Snapdragon 400とRAM 1.5GBということを気にしていましたが、ゲーム以外の軽めのアプリでしたら、サクサクとはいかないまでも使えないことはないといった印象です。割りと表示はキリキリしたところがあります。懸念していたSHARP独自のホームアプリも以前のものより使いやすくなっていて問題ありませんでした。
 結局、遊びのつもりで導入したAQUOS CRYSTAL 305SHがしばらくは他の格安スマホを押しやって使い込むことになりそうです。また、音質面で、いくつかの機能が搭載されていますので、多少はいいのかなと思います。(残念ながら筆者の耳では、よくわかりませんでした)フレームレス構造とSHARP独自の操作もあって、かなり洗練された端末だと思いました。遊びのつもりでしたが、以外にも今後の端末選びに影響しそうなほどの印象を受けたと言えます。