2017年8月14日月曜日

格安スマホとiPhone5sを比較しての雑感

 格安スマホを導入するにもタイミングがあって、2016年は筆者にとってWindows 10 Mobile端末を含めて導入するのに、あまりコストをかけないで済む年でした。ブログで格安スマホを取り上げていることもあって、試験的に数台導入してみました。今年に入ってからは、iPhoneは、iPhoneSEではなくiPhone5sをiPad mini2(Apple整備済製品)とともに導入してみました。
 筆者のスマホの使い方は、メールチェックやSNS、動画再生ぐらいなので、ギリギリのスペックのものにしています。価格帯は、1万円台になりますか。この価格帯の格安スマホですと、センサーではジャイロスコープの有無、動画再生がスムーズにできるかどうかなどが見きわめる点となりそうです。また、バッテリー容量については、2,500mAh以上のものがほとんどになっているので、よほど品質が良くないものでなければ、スリープ状態で1日は持つと思います。この価格帯の格安スマホの競合製品の比較は、ほとんどされていませんので、実機で確認していくしかないとも言えます。通信機能については、格安スマホなので都市部や自宅で問題なく使えればいいぐらいのスタンスでいます。
 SoCでは、クアルコム社Snapdragon410とSnapdragon400のものを選んでいますが、いままでの筆者の使い方ですと、Snapdragon400の選択はないかなと思っています。410と比べると動作がやや遅いところがあり、動画再生でも低速200Kbpsでは、144pでスムーズに再生できない場合があります。ちなみに、MediaTekのSoC MT6735Pのものも使ってみましたが、モロモロあったので割愛しますが、Media Tekのものは回線に接続する時間が数分かかるなど実用的ではないところがありました。
 格安スマホは、ギリギリまでコストダウンしていますから、バッテリー持ちもそうですが、もっと気になるのが通信機能です。通話のメインとして使うことになると、どこでも電波をキャッチできるということが前提になりますので、格安スマホは役不足ではないかと思っています。
 今年に入って、iPhone5sを導入したのは、通信機能を考えてのことで、格安スマホよりかはいいだろうと思えたからです。iPhoneSEにしなかったのは、SEが高速通信仕様ではないからです。予算的なこともありましたが、4インチ画面の狭い作業スペースなので、SNSも確認するぐらいで、通話をメインに考えていたので、iPhone5sにしました。iPhone5sは、docomo以外のキャリアで販売されたもので、iPhoneSEがでるまでAppleサイトでも販売していました。スペックは数年前のモデルなので、かなり劣っています。実機にふれてみるとアプリの起動に時間が多少かかりますが、なんとか使えるレスポンスレベルですが、通話以外にも使い込むならスペックがもっと上のものがいいかと思えました。5インチのものより、携帯性に優れているので、通話以外の使い方には割り切った考えが必要だといます。しかし、通信機能と品質では、格安スマホより良いというメリットと安心感があります。
 実は、音声機能付SIMを某日本メーカーの格安スマホで使っていたのですが、あまり使わない状況だったので、通話メインならiPhone5sの方が携帯性もいいですし、通信機能も問題ないだろうと乗り換えてみましたが、これもシェアSIMで契約しているので、ほかの端末にデータ通信をさせることができるかです。メインが1台のみという環境ですと、iPhone5sの選択というのは、やや難しいかなと思います。
 ゲーム目的ですと、格安スマホといえでもスペックがないといけないので、予算を数万円上乗せする必要がでてくる場合もでてきます。ニーズにあったスペックを選ぶ必要もでてきます。