2019年1月19日土曜日

【格安スマホ選び】moto e5 VS Moto G5sPlus やはり決め手になるのは?

 Amazon販売のmoto e5がクーポン利用で、13,585円になっていたので、中古市場でほぼ同額になっていたMoto G5s Plusと比較していきたいと思います。

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 moto e5は、2018年6月に発売されたものです。エントリークラスになりますが、アスペクト比18:9画面の5.7インチHD+液晶を搭載していて、バッテリー容量が4,000mAhなのが特長です。この縦長画面のmoto e5は、本体の横幅が72.2mmですので、5インチ液晶のものと同じように手でつかめるというところがあります。それと、4,000mAhのバッテリー容量ですので、バッテリー持ちがよく運用しやすいと思います。
 Moto G5s Plusは、2017年10月に発売されたもので、5.5インチフルHD液晶を搭載し、アウトカメラもデュアルレンズを採用したものになります。こちらの本体は、横幅76.2mmになっています。市販されているMoto G5s PlusのRAMは4GBになりますが、某家電量販店がRAM 3GB版のものを端末セットとして格安で販売した影響で中古市場に未使用品(中古扱い)として目につくようになっています。
 この2機種の比較をしてみると、エントリークラスとミドルレンジクラスのものなので、SoCなどの性能ではMoto G5s Plusが上ですが、5.7インチHD+縦長ボディーのmoto e5は、バッテリー容量が4,000mAhなので、ゲームをしないライトユーザーには魅力的だといえます。ミドルレンジクラスのMoto G5s PlusのSoCは、Spandragon 625ですので、重いゲームを快適にプレイすることはできませんが、そこそこ動作してくるといったところでしょうか。また、カメラが強化されていますが、個人的な好みもありますので、スペックがいいから画質もいいとは限らないので評価しにくいところです。しかし、ボディー素材にアルミを使うなどしているので質感は、樹脂製の背面カバーのmoto e5とは異なります。バッテリー容量が3,000mAhであること、Android 8.1までアップデートができるようです。ちなみに、moto e5は、Android 8.0になります。
 気をつけたいのはセンサーについてで、Moto G5s Plusは電子コンパスがなく、moto e5においてはさらにジャイロスコープがありません。また、どちらもDSDSですが、Moto G5s PlusはmicroSDとの排他利用になりますので、SIMカードを2枚入れるとMicroSDが使えないという仕様となっています。moto e5はトリプルスロットでSIMカード2つとMicroSDが同時に利用できます。
 この2機種の比較は、ほぼ同額だったとはいえ腑に落ちないと思われたかたも多いと思います。moto e5の3,000円割引クーポンはLINE MOBILEのエントリーパッケージセットで使えるで、個人的に関心があることとMoto G5s PlusにはカメラスペックがあることとSoCがSnapdragon 625であることに魅力を感じているからです。しかし、RAM 3GB版なのでゲームを視野に入れているユーザーにとっては候補から外れるスペックだといえます。とにかく、この比較で際立っているのは、moto e5が4,000mAhのバッテリーを積んでいてバッテリー持ちがいいことだと思います。それと、Lenovo傘下にはなりましたが、モトローラブランドの端末が個人的に気になっているというのが比較をした大きな理由になります。
 余談になりますが、moto e5のスペックは、Wiko Viewに似ていると思いました。SoCは同じSnapdaragon 425ですが、そのほかではWiko Viewのスペックが優れたところが多いのですが、バッテリー容量が2,900mAhとなっていて、Android 7.1です。しかし、センサー類がコストダウンのために省かれているといったことがなく、インカメラが1600万画素という特長を持っています。
 いま筆者が格安スマホ選びで気にしていることはSoCのスペックもそうですが、Android OSバージョンとバッテリー持ちです。すでにAndroid 9.0が登場していますし、筆者の使っている端末が古いもので、Android 4.4を含めほとんどが、5.1か6.0という状態なので、そろそろ比較的新しいOSの端末に切り替える時期に来ています。また、音声通話対応SIMですと待受や通知を優先させたいのでバッテリー持ちを重視することになります。