2019年1月23日水曜日

SIMフリースマホ エントリーモデル3機種をみてみた

 ここのところエントリーもモデルのSIMフリースマホが充実してきたような気がするので、気になる3機種を取り上げみました。エントリークラスなので、重いゲームには快適にはできませんが、通話やSNSで使えればいいというライトユーザーには端末代をおさえられるというメリットもあります。3機種を比較しながらそれぞれの特長をみていきたいと思います。

  • moto e5
  • Wiko Tommy3 Plus
  • ZenFone Live(L1) ZA551KL

 まず、AmazonでLINE MobileのSIMセットで、3,000円引きのクーポンが利用できるmoto e5をみつけてから、ZenFone Live(L1)とWiko Tommy3 Plusの発売があったので、エントリーモデルが充実してきたという認識を持ちました。
 SIMフリースマホのエントリークラスでも、DSDS対応で2枚のSIMカードが使えるというメリットがあります。いまは、トリプルスロット式が主流になっているので、ひと世代前のようにmicroSDカードと兼用スロットで排他利用のものなくなりました。つまり、SIMカード2枚とmicroSDカードを同時に利用できる仕様になっています。
moto e5は、アスペクト比18:9の5.7インチHD+液晶を搭載した縦長画面の端末になりますが、スペックで注目するところは、バッテリー容量が4,000mAhになっているところです。バッテリー持ちがよさそうなので待ち受けにも安心して使えますし、その分製品寿命も長いと言えます。生体認証は指紋認証を搭載しています。


 Wiko Tommy3 Plusは、Amazonの【公式】Wikoモバイルダイレクトストアで 2/1入荷予定のもので、こちらもトリプルスロットのDSDS対応です。SoCには、MediaTek MT6739WWを採用することで、コストダウンに徹したモデルとなっているかと思います。アスペクト比18:9の約5.45インチHD+液晶を搭載していて、バッテリー容量は2,900mAhとなります。

Zenfone Live (L1) (5.5インチ/Android8.0/ROM:32GB/RAM:2GB/スペースブルー) ZA550KL-BL32

 ZenFone Live(L1)は、すでに格安SIMの端末セットに採用されている機種で、こちらもアスペクト比18:9の5.5インチHD+液晶の縦長画面を搭載したモデルになります。また、トリプルスロット式のDSDS対応です。バッテリー容量は、3,000mAhです。生体認証は、顔認識に対応しています。それと、ジャイロスコープと電子コンパスを実装しています。
 海外メーカー製でSIMフリー端末のエントリークラスなので、防水・防じん仕様ではないし、おサイフケータイ機能もありません。それと見落としがちなのが電子コンパスやジャイロスコープなどのセンサーの有無です。エントリークラスのものはコストダウンのためにセンサーが少なくなっているものがほどんどで、用途が限定的になります。SoCを含めた基本スペックをみるとSnapdaragon 430 オクタコアを採用したZenFone Live(L1)がROM 32GBですし、センサーもジャイロスコープと電子コンパスを実装しているので頭ひとつ抜けていますが、顔認証はありますが指紋認証はありません。
 通信面では、Wiko Tommy3 PlusがauとソフトバンクのIOTというキャリアのテストをクリアしているという情報をネットで確認しているぐらいです。Lenovo傘下になったモトローラ携帯事業部は実績があると思います。ASUSもauに端末を供給したことがあるのは知っていますが、IOTレベルの詳しいことはわかりませんので、どの機種が通信面で優れているのかがわかないのは悩ましい限りですね。
 本体価格については、格安SIMの端末セールなどで変わってきますので、これも悩ましいところですが、セール情報を追うのも大変なことですし、こうした常に供給されているエントリーモデルをチェックして、ワンランク上の機種にするかどうかの判断基準にするといいのかもしれません。