2019年1月31日木曜日

国産SIMフリーarrows Mシリーズのスペックを振り返ってみた。丸洗いできるM04まで

 富士通のSIMフリースマートフォンarrows Mシリーズは、基本スペックがarrows M04(2017)まで変わりませんでした。その特長としてタフネスボディという耐衝撃対応の堅牢性の高さで機能やデータを守るというものでした。国内メーカー製らしく迷惑電話に対応した機能を備えています。その性能は、ゲームなどの用途には向きませんが基本的な操作を主にするライトユーザー向きのものです。
 では、それぞれの機種の違いについてまとめていきたいと思います。いままでの基本スペックは次の通りになります。

  • 5インチHD液晶搭載、SoC:Snapdragon 410 MSM8916 1.2GHz クアッドコア、RAM 2GB ROM 16GB

 arrows M02は、バッテリー容量2330mAh、アウトカメラ/インカメラがそれぞれ810/240万画素、5インチHD有機ELを採用しています。OSは、Android 5.1で、Wi-Fiは2.4GHzのみ対応。おサイフケータイ機能はありますがワンセグはありません。
 arrows M03は、カメラをアウト/インで1310/500万画素に強化し、バッテリー容量は2580mAhに増えました。Wi-Fiは、11aの5GHzに対応。5インチHD液晶は、IPS液晶になりました。本体も薄くなり軽量化しています。OSは、Android 6.0.1になります。対応周波数バンドも増えています。
 arrows M04は、耐衝撃のタフネスボディにくわえハンドスープで丸洗いができるという特長があります。また、ワンセグを搭載しています。その関係かもしれませんが、本体はM03よりも約7g重くなりました。OSは、Android 7.1になります。本体の洗い方については機種は違いますが動画がありましたので貼っておきます。



 次期arrows M05(仮定)は、たぶんスペックがdocomo  arrows Be F-04Kをベースにしたものと考えられますし、国産SIMフリー端末は、セキュリティー面で見直されてニーズが高まりつつありますので、筆者としてもOSバージョンの比較的新しいSIMフリーarrows端末を検討しようかと思っています。