2024年9月21日土曜日

国内シェア30%未満に落ちたAndroidスマホの近い未来図とは?

 iPhone16が9月20日に発売になり、いざ予約ができたと思ったら出荷予定が10月という表示になっていたというAppleマジックが炸裂しているスマホ界隈ですが、一方のAndroid勢も国内シェア30%未満になったという大変なことになってるので、少しわかったことなどを解説していきます。

 iPhoneが選ばれている理由として、なかなか表面化されない個人情報漏洩問題があります。個人情報保護法など、各国の法律に基づく問題になりますので、いくらハイCPスマホでも、選ぶのはユーザーなので、 あまりCPは関係がない問題です。

 結論からいうと通信キャリア用のAndroid端末は、別会社の携帯ショップで売り続けられる限りにおいて生き残れると思われます。SIMフリー版スマホが価格を含めてみても、競争力がほとんどないですね。ばらまき1円端末は、目先の支払い額がほとんどかからないので、一般の大半は、これに滅法弱い。対面販売の携帯ショップで、これをやられると早く逃れたい心理も働いて、後でなんとかなると安易に契約してしまうことが後を絶たないというか、商法的に違法性があるセールス形態であることは間違いないと思います。クーリングオフとか無効化してそうで怖いです。

 

 なので、キャリア用Android端末の仕様に影響を受けやすいSIMフリー版スマホは、魅力のない割高な端末にみえてしまうということが、しばらくは続きそうです。RAM 4GBで、サクサクと動作するという販促のためのデマ記事がネットで踊っているわけです。

 経営破綻をしてレノボ傘下になったFCNT製の端末でさえも、通信キャリアが販売すれば売れるというのは、まさにその構図内にあるわけです。そもそも端末に競争力のある魅力はないというか、一般にはわからないわけです。スマホとは、こういうもので済んでしまっていることが多く、クレームまで発展することは、窓口がそもそも通信キャリアなのでないですし、そこは公表しないので広く一般に知られることもないです。Android端末を売りたい人たち(企業やメディアなど)しか情報発信をしていないという不健全さがネックになって、未成熟な市場相手のグローバル版とかは、そもそも日本人に人気になるはずもないのに、携帯ショップで売りさばいたポンコツ機種を「人気機種」としてランキングしているぐらい酷い状況ではありますね。

 国内シェアの30%未満では、グローバル版展開をしているXperia某機種で、販売台数が約200万台と低迷していて、パーツの供給が受けられなくなったという話を聞くと、国内ではキャリアがAndroid端末の仕様を開発メーカーでもないのに牛耳っているということになり、ガラケーと同じく競争力のないキャリア専用端末の仕様に準じたポンコツ端末をユーザーは使い続けるということになるかと思います。それぐらい国内シェア30%未満は経済規模が小さいといえます。

 これらのことから、Android端末については、ある程度の未来予想ができるかと思われます。