レノボ傘下になったFCNTが、arrows We2、arrows We2 Plusを発売したのを契機にエントリークラスを中心に8月情報として、まとめてみました。
エントリークラスということもあって、用途は限定的なものとなります。普段使いを基準として、待ち受けメイン、もしくは待ち受け+動画再生を想定したまとめになります。ゲームは除外しました。
国内ですと、エントリークラスの格安スマホでも、FeliCaは標準で搭載しているくらいになっていて、防滴程度の機能もありますので、そこにはふれません。良い項目は、◯で、マイナスポイントは、✕表記とします。個人的事情から格安SIMのドコモ回線とau回線を優先させた評価基準となります。
↓ドコモ回線用 5G通信バンドn79対応
・arrows We2
【◯】SoCがDimensity7025(SDM695以上)、迷惑電話対策機能
【✕】HD+ディスプレイリフレッシュレート60Hz固定。
・AQUOS wish4
【◯】6.6インチHD+大型ディスプレイ、バッテリー容量5000mAh
【✕】Dimensity700(AnTuTu V10スコア40万未満の36万ぐらい)
どちらの機種もハンドソープでの洗浄やアルコール除菌シートの拭き取りができます。落下などの耐衝撃機能も備えたタフネススマホです。この点では、普段使いに不安はありませんね。
↓au回線とSB回線用機種
・moto g53y 5G(Y!mobile版)
【◯】Snapdragon480+(AnTuTu V10スコア 約41万)、Dolby Atmos対応ステレオ(デュアル)スピーカー
【✕】HD+ディスプレイ
・Redmi 12 5G
【◯】Snapdragon4 Gen2(AnTuTu V10 スコア 約43万バラツキアリ)
【✕】モノラルスピーカー
・OPPO A79 5G
【◯】ステレオスピーカー
【✕】Dimensity6020(Dimesity700のリネーム品 AnTuTu V10 スコア 40万未満か約36万バラツキアリ)
・moto g64y 5G(Y!mobile版)
【◯】Dimenstiy7025、Dolby Atmos対応ステレオスピーカー
【✕】RAM 4GB(SIMフリー版はRAM 8GB)
・moto g24
【◯】Dolby Atmos対応ステレオスピーカー、物理デュアルSIM(nanoSIM×2スロット)、RAM 8GB、バッテリー容量5000mAh
【✕】Helio G85(5G通信非対応、AnTuTu V10スコア 27万)、FeliCa非対応
・OPPO A79 5G(A303OP、CH2557)
【◯】ステレオスピーカー、CH2557のSIMフリー版は、物理デュアルSIM?スロット×2
【✕】Dimensity6020(Dimenstiy700相当)
キャリア版になりますと、RAM 4GB仕様になりますので注意が必要です。待ち受けなどの音声通話や基本動作には問題ありませんが、アプリによっては待たされる時間が長くなる場合もあります。動画再生にも問題ないと思います。同時に複数のアプリを使用するなどで、極端に遅くなりますので、よくアプリを使うなどでは、SoC処理性能が高く、RAM 8GB以上のものが必要になります。
arrows We2とmoto g64 5G(SIMフリー版RAM 8GB)に採用されたMediaTek社のDimenstiy7025は、AnTuTu V10スコアは確認できましたが、実力を試したいということであれば、SIMフリー版のmoto g64 5G(RAM 8GB)になりますね。基本動作では、大きな体感速度の差はないと思われます。アプリ切り替え時には、カクつくとは思います。