2016年2月13日土曜日

格安SIM mineoは知らない間に生まれ変わっていた

 格安SIMは、2014年からOCNモバイルONE(データ通信のみ)を使いはじめて、ドコモのスマホだとテザリング機能が使えず、メインで使えるようなSIMフリースマホも見当たらなかったので、au網のmineoをメインにしようと契約してみるろ直近3日間で、500MB以上利用すると通信規制を受ける(現在は撤廃しています)ということで、OCNモバイルONEを利用し続けていました。
 しかし、2015年9月にmineoは、ドコモ網格安SIMも提供を開始。同時に実施されたキャンペーンを利用しようとご無沙汰だったmineoについて調べたところ、3日間で500MB以上という規定が撤廃されていて、KDDI側の3日間で3GB以上という規定だけになっていたことを知り、再びmineoのauプランをメインにすることにしました。それと同時に、ドコモ網格安SIMもmineoにすれば管理しやすいので、データ通信のみのシングルタイプをキャンペーンを利用して契約しました。

 
 mineoのドコモプランは、OCNモバイルONEと変わりなく使えるデータ通信速度がでるもので、筆者の使い方だと問題ないことがわかりました。その後、登場したmineoスイッチ(アプリ)のウィジェットでホームが面から、節約(通信速度規制)のON/OFFができるようになり、使い勝手がOCNモバイルONEと同等になり生まれ変わったという印象を持ちました。
mineoスイッチ(アプリ)のウィジェット(伏せてあるのは電話番号です)

 ここまで使い勝手が向上すると手放す理由もなくなったと言えます。細かい料金設定でもmineoには優位性があって、無駄な出費をおさえることができます。しかも、ユーザー同士で、通信量をシェアできるフリータンクというユニークなサービスも提供していますし、これ以前から通信量をユーザー同士でギフトとしてやりとりすることもできます。
 さらに端末では、ドコモプランでもauプラン(au VoLTE)でも使える富士通のタフネス(耐衝撃対応)スマホ arrows M02(一括で32,400円、分割で1,350円×24ヶ月)が発売されるなどサービス内容が着々と充実しているといった感じです。
 ドコモプランとauプランでは、筆者の利用環境でのデータ通信速度は断然auプランの方が速いです。大容量のファイルのダウンロードでは差がはっきりでると言えます。ドコモ網の格安SIMは、Playストアからのダウンロードにしても開始が遅れたりしますので、やや不安定と言えるのかもしれません。ちなみに、ドコモプランでの通信規制はありません。
 2015年の後半だけでもフリータンクなどを含めサービス内容が変わったいえるかと思えますが、マルチキャリア対応で、おサイフケータイ機能搭載の富士通 arrows M02の発売が大きかったと思います。au VoLTE対応のau端末をmineoで利用する場合、SIMロック解除が必要になるようなので、arrows M02を導入すれば、その手間もかけずに利用することができます。とにかく格安SIMを利用したい一般ユーザにとって、こうした手間はなるべくかけたくないのが本音です。わからないことも多く手続きなども簡単に済ませることができるなら、それに越したことがないわけなので、au VoLTE対応端末をarrows M02だけでなく増やしていただきたいです。