ZenFone Go ZB551KLをスルーしておきなが、筆者が導入したのはNTTコムストア販売のSIMフリーarp AS01Mです。SoCはMediaTekのMT6735Pというローエンドながら、RAM 3GBなのでストレスなく動作するものです。SoCは非力なのでサクサク感はないもののRAM 3GBで限界点は高いです。ただし、アプリを入れ過ぎるととSoC側でエンスト状態になるので、途端に遅くなります。ここは誤算でした。また、回線とWi-Fiの切換え時には回線への接続に数分かかるので、ちょっとあり得ない仕様だと思い自宅Wi-Fi専用にすることにしました。バッテリー持ちはせいぜい1日なので、メインとしても毎日充電しないといけない辛さがあります。もう一つの難点は液晶表示の色合いが格安スマホにありがちな青が変に際立っています。付属の液晶保護フィルムにもアンバーの度がかなり入ったものなので、メーカー側でも認識しているところだと思いますが、ブルーライトカットアプリを使わないと、動画再生とかでも厳しいです。しかし、本体はアルミフレーム採用で手に馴染むデザインだし、気軽に使えるので最も役に立った格安スマホです。音質も良くはないけど悪くもない程度で気になりません。ZE500KLは価格の割には音が良くない。
価格からすると低価格路線のものが発売されて評価も落ち着いてきたと思います。FREETEL SAMURAIシリーズ MIYABIも気になったのですが、SoCがMediaTekなので回線への接続に時間がかかるタイプみたいですしスルーしました。ここだけの話ネーミングがとっぽいので、好きになれませんね。
格安スマホのトレンドとして、指紋センサー搭載で3万円台後半のものをHUAWEIが発売して、それに続くようにASUSもZenFone3シリーズを発売しますが、3万円台になると国内メーカーのものから選ぶ傾向が強くなるとは思うのですが、実際はどうなんでしょうか。中国製スマホは、メインで使うよりもゲームなどの遊びとかセカンド機として使うことが多いのではないかと思えます。低価格路線のものも回線接続に時間がかかったり、タッチパネルの反応が鈍かったり、液晶表示が酷かったりと、ここに帰ってくるユーザーは、ほとんどいないことを考えれば、格安スマホの低価格路線は終焉を迎えたとも言えます。