2017年1月31日火曜日

2017年1月6日に発売されたインテル第7世代Kaby LakeのCore i3で倍率ロックfリーのCore i3 7350Kが登場

 今年(2017年)に発売されたインテル第7世代Kaby Lakeは、前世代のSky Lakeより動作クロックか少しあがっています。筆者は、去年の年末に自作PCを久しぶりにしようと下調べをしていたので、これはタイムリーなニュースでした。自作PC用に用意したPentiumG4500は開封せずに保守用にして、Kaby Lakeの中で注目の高いCore i3 7350Kを検討しています。このモデルは、製品名に「K」がついた型番なので、倍率ロックフリータイプになります。つまり、任意に動作クロックをあげることができるということです。Core i3 7350Kは、動作ロック4.2GHzの2Core/4スレッドなので、動画のエンコードをするとか一般的に処理時間がかる作業を短縮して効率をあげたいということでなければ、あまり不満がでないような気が筆者はしています。「K」の付かないCore i3 7100(3.9GHz)やCore i3 7320(4.1GHz)があります。
Intel CPU Core i3-7100 3.9GHz 3Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151
BX80677I37100 【BOX】

Intel CPU Core i3-7320 4.1GHz 4Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151
BX80677I37320 【BOX】

 動作クロックを任意にあげることを、OC(オーバークロック)とも言いますが、中級者以上が利用するものかなとも思います。OCして運用するには発熱対策も考えないといけないだろうし、いろいろ対処しなくてはならないこともでてきそうです。それと、2コア/4スレッドなので、同時にいくつもの作業をする際には、極端に処理速度が遅くなってしまわないかが気になるところです。ちなみに、今回の第7世代のKaby Lakeは、Windows 10 64Bitのみに対応ということです。



2017年1月30日月曜日

グラボの消費電力からATX電源の見直し

 自作PCを久しぶりすることになり、今回は軽いオンラインゲームができるスペックを目指していたのですが、予算がないこともあって旧製品のHD7770(2012)にすることになりました。「なりました」というのはAMD Daul Graphics用にHD6670を先に探していたのですが、HD7770が安くなっていたので、スペックも知らずにこれにすることにしました。後で確かめるとHD7770はミドルレンジのグラボでしたが、スペックは思ったほどではなかったので、関心のあったCrossFireXというビデオカード2枚を並列ドライブすることを考えはじめています。筆者は、500WのATX電源ユニットを使うつもりでしたが、CrossFireXは消費電力がかかるのでATX電源ユニットの見直しをしてみました。

 Amazon販売の600W電源です。玄人志向ブランドのものですが、ほかにも550Wでほぼ同じ価格のものがありました。筆者は昔から電源ユニットの買い物はしたくないと思っています。電源部のトラブルは、結構多く古いPCで電源が入らないのは、ほとんどが電源ユニットの故障だったりします。単体製品としてATX電源は、品質面で見劣りするものに思えます。内部を見ると、しょぼいケーブルやパーツを使っていることがよくあるかと思います。また、安定した電源供給ができているのか疑問に思っています。Amazonにあった550W電源のメーカー名を出していないのは、筆者は、そのメーカーの電源ユニットはまず使うことがないと思えるからです。品質、性能、価格にバランスのとれたATX電源ユニットは、どれなのかを考えていかないとかなり痛い目にあいます。80Plus認証は、ほとんど気にしません。
 HD7770のCrossFireXではピーク時で300Wはいくと思いますので、余裕を持たせて600Wは欲しいと思っているのですが、電源ユニットの公称W数は初期性能のものですし、正確ではないと思いますので、公称800Wのものが必要なのかどうか検討していきたいと思っています。



新旧グラボの傾向と対策を考えるまで

 プレイしてみようかなというオンラインゲームがあったので、それ用の自作PCを組もうとPCパーツ選びをしていましたが、いままでは低電圧CPUで省エネ自作PCを組んでいたので、ハイエンドのグラフィックスボード(グラボ)についてはスルーしていました。自作PCも数年ぶりになりますが、当時のグラボと言えば、CPUに匹敵するハードウェアとしてアピールしていような気がします。
 3Dゲームといえば、NVIDIA GeForce GTXからということで、GTX1050TiやGTX1060
、GTX1070、GTX1080が販売されている現在で旧世代のグラボについて考える必要性があるのかどうか筆者も疑問に思えますが、目的のオンラインゲームができればいいわけですし、自作PCも数年ぶりになるので、コストをおさえてためにも中古の旧世代製品も含めて組んでいくことにしました。
 筆者にとって、3Dゲームを視野に入れた自作PCであって、目的そのものが3Dゲームではありませんので、そこそこのスペックを想定していきます。最近の傾向として、AMD社のAPUという内蔵GPUを強化したものが販売されていますが、その走りにあたる2011年の製品AMD A8-3850を偶然にも導入できたので、この製品からいろいろ調べることになりました。
 はじめは、インテルPentiumG4500からグレードアップしつつ軽めのオンラインゲームに対応したスペックにしていこうと思っていましたが、予算の都合でAMDのAPUからはじめることにしました。本来なら現行のAMD SocketFM2+からで良かったのですが、中古市場でも人気があるらしく、なかなか導入するチャンスが訪れないたので、業を煮やして終息製品のSocketFM1にすることにしました。
AMD A8-7600 SocketFM2+

 AMD APUでは、A8-7600(3.1GHz、4Core、TDP65W)を軸に考えていたのですが、途中インテルPentiumG4500やH170チップセットマザーボードを導入してから、このCPUのiGPU(内蔵GPU)の性能から、選定を間違えたのではと思えたのですが、すでに予算に都合がつかない状況に立ったので、自作PCも久しぶりなので中古で練習することもかねて、AMD SocketFM1製品で様子見をすることにしました。
 詳しくいうと、インテルPentiumG4500は保守用にして、Core iシリーズを導入しするにしても、ミドルクラス以上のグラボを用意することになるので、遊び用の自作PCとしてはかなりな金額になります。それで、これを一時中断することにして、なるべくコストをおさえた方向で楽しもうということにしました。
 さて、2011年のA8-3850(開発コードネー::Llano)では、そのiGPUと外部のグラボでAMD Dual Graphics(適用グラボHD6670など)というCrossFireXのような機能があったりとしましたが、内容的には、ミドルクラスのグラボ性能に近づけるといったものであることがわかり、ミドルクラスのグラボの中古をみてまわりました。
 3DゲームとなるとNVIDIA GeForce GTXのTi系からみることになると思いますが、1万に近い中古価格のものだと、現行品のGTX1050Tiを選んだ方がいいわけですから、予算を5千円以下にしてみました。旧世代のグラボで気をつけたいのは消費電力が大きく、場合によっては電源ユニットを850W以上しないと不安があるというところです。2014年ごろのGTX750Tiぐらいから省電力化がされてれいますが、それ以前のものですと負荷がかかれば200W以上300W近くまでいくミドルクラスのグラボもありますので、ここは事前にチェックしないといけないところになります。筆者は、500Wの電源ユニットを使うつもりなので、これで電力供給ができる消費電力のグラボを選ぶことになります。
 新旧のグラボの価格性能比をみてみると、GTX1050Tiなどをみれば、かなりの差があって、旧世代の中古グラボもコスト以外でのメリットがあまりないです。しかも、消費電力が比較的大きいので扱いづらいところがあります。筆者は、AMD Dual Graphicsを想定して、A8-3850適用の最上位機種HD6670をみていたのですが、もう5年以上前の製品なので良い状態のものがほとんどなく、安かったミドルレンジのHD7770(2012年)にしました。電源ユニットの問題がありますが、いまはHD7770をCrossFireXでドライブしてみようかとも考えはじめています。消費電力からみれば、HD7750でのCrossFireXが良いのですが、中古は在庫が常にあるわけではないので、たまたまHD7770になってしまい電源ユニットについて見直しているといったところです。
 NVIDIA GeForceでは、GTX560Tiを考えていましたが、消費電力が大きいのでスルーしました。GTX750Tiも考えましたが、いまのところの中古価格でさえも、現行品の1050Tiを選んだ方が性能面からみてメリットがあまりないと思えます。なので、GTXの旧製品は消費電力も大きいこもあって、やめることにしました。ほか詳しくはないですがリネーム製品についても気をつけたいところです。最近のグラボでは、CrossFireXやSLIといったグラボ2枚挿しが使えないものになっている場合もあるらしいので、そこも気にとめておいていいかもしれません。
 コスト優先でグラボの中古市場をみていましたが、新旧グラボの性能差を考えると、コストをおさえるという以外では、製品品質や性能を犠牲にしている感が強いので、個人的にはあまり気乗りしない選択肢に思えます。用途としてマルチディスプレイや2Dなど、3D以外であれば問題ないようには思えます。
ASUSTek NVIDIA GeForce GTX1050TI搭載ビデオカード
オーバークロック メモリ4GB PH-GTX1050TI

 筆者は3Dゲームビギナーなので、GTX1050Tiの価格でもプレイし続けるとも限らないので考えてしまうのですが、実際のプレイ動画をみると価格の割には良好にみえました。
玄人志向 ビデオカードGEFORCE GTX 1050搭載
GF-GTX1050-2GB/OC/SF
軽めのゲームなら、こちらでも良さそうな気がしますがプレイしたいゲームのスペック要件を自薦にチェックしておく必要があります。Amazon販売のものは、入荷待ちになっていて1ヶ月近く待たされるようです。(2017-01-30時点)
 筆者の考えは、先にAMD APUで、いろいろ試してからインテルのCore iシリーズを導入して、NIVIDIA GeForce GTXのどのクラスのグラボを狙うかを検討することにしました。予算のこともありますので、AMDのAPUで充分ならインテルPentiumG4500で普段使いの自作PCを組むつもりでいます。




2017年1月29日日曜日

旧世代のNIVIDIA Quadroビデオカードが気になる

 軽いオンラインゲームができる自作PCを組もうと、去年の暮から下調べをはじめて1ヶ月近くがたった。自作PCをするのは数年ぶりで、どちらかというと低電圧CPUで省エネPCを組んでいきたので、だいぶ勝手が違うのだが、一式揃えることができた。
 予算の都合もあって、2011年頃のAMD A8-3850の中古で組むことになり、それに引っ張られて2010年頃のビデオカード情報から触れることになったのだが、その中でNVIDIA Quadroが気になったので少し調べてみた。簡単に言ってしまえば、OpenGLによく対応(サポート)したもので、映像出力にHDMIがないのが筆者のPC環境にあわないので様子見をしているところ。用途としてはCADなどOpenGLに対応したソフトを使うのに向いていて、HPなどのワークステーションに内蔵されているようだ。プロフェッショナル仕様ということで価格も高い。しかし、この頃の製品で中古ともなると筆者にも手が出せる価格になっている。3Dベンチマークのスコアは、価格の割には高くはないし、デザインを気に入っているので遊びで試してみたてもいいかもと思っている。とは言え、かれこれ7年ぐらい前のものなので、使用頻度にもよるかと思うが製品寿命を考えるとかなり不安になるところだ。ベンチマークのスコアだけ見ても3Dゲームには向いていないだろうと思えるし、筆者の場合だとPhotoshopでは使いどころがあるかな程度ではないかと思える。
 Quadro4000とかFX3800、FX1800は旧世代の製品ながら、ワークステーション用でもあるので情報もあまりなく、OpenGLに特化しているので、その手のプロフェッショナルな使い方しかコメントがなく、筆者が導入しても有効活用することはできないのかもしれない。





2017年1月28日土曜日

AMD A8-3850(SocketFM1)で、AMD Dual GraphicsかCrossFireXか

 2011年のAMD A8-3850を自作PC用に用意できた。今回の自作PCでは軽いオンラインゲームができるぐらいのスペックを目指している。低電圧のCPUで、省エネの自作PCを組んできた筆者にはビデオカードについて、あまり知らないので、AMD Dual Graphicsを試して不満がなければいいかと考えていた。しかし、Dual Graphicsに適用するビデオカードは、Radeon HD6670などのエントリークラスのもので、この機能ではミドルクラスのビデオカード性能に近づけるといったもののようだ。
 Dual Graphicsとは、AMD APU内蔵GPU(iGPU)とビデオカードを同時に動作させてスペックアップを図るもので、ビデオカードを2枚同時に使うCrossFireXの機能拡張機能にあたるものらしい。ビデオカードの電源のこともあるし、必要最低スペックに少し余裕を持たせたものを想定していたが、HD6670にしても2011年ごろの製品なので、Dual Graphicsでのドライブもあまり期待が持てるものではなさそうだ。
SAPPHIRE HD7770 GHZ EDITION 1G GDDR5 PCI-E Amazonサイトより製品画像引用

 ビデオカードそのものでは、現行品のNVIDIA GTX1050Tiを導入すれば話が早いとは思うが、筆者には数年ぶりの自作PCであって、必ず組み上げられるとは限らないので、スペック面では最低限のギリギリラインを狙いながら、中古でコストをできるだけおさえることにした。はじめ、AMDではなくインテルのCPUで組む予定だったので、中古のビデオカードでは、GeForce GTX560Ti(2011年製品)を軸にして調べていたが、負荷がかかった時の消費電力が200W以上になるので、360Wの電源ユニットを使うつもりだった筆者は、400W以上の電源ユニットを用意しなくてはならないようだ。2014年頃の製品、GTX750Tiだと消費電力がおさえられているのだが、筆者の中古品にだせる予算は、5千円前後としているので、GTX750Tiの中古はいまのところ8千円台で、8千円以上だすなら新品のGTX1050Tiを導入した方がいいと思える。ここも価格しだいとするのなら、筆者は喉から手が出るほどスペックのあるビデオカードが欲しいわけではないので、GTX1050Tiの価格が落ち着くまで待つことになる。まずは、現時点でのGTX750Tiの在庫がなくなってGTX1050Tiの価格がどうなのかを見きわめてもいいという構えだ。
 AMD A8-3850での自作PCに予定を変更してので、HD6670のビデオカードを中古でみてみたが、価格相場とスペックのバランスが良いとは思えずにいたところHD7770が5千円以下であったので、そちらにしてみた。GTX560Tiより性能は下のようなのだが、ワットパフォーマンスに優れているので、こちらにした。つまり消費電力がそれまでの製品よりもおさえられているということになる。それでも、6pinの補助電源付で100W以上(高負荷時)はあるようだ。これをCrossFireXでドライブさせればいいのかと少し欲がでてきた。筆者としては、HD7750でのCrossFireXでいいのかなとも思えたが、ビデオカードを単独で使うことを想定すると、ミドルレンジのロークラスでの話だと思うので、なるべくスペックがあった方がいいのかなと思ってしまう。ちなみにHD7770は、2012年ごろの製品なので、少なくても5年以上は経つことになり、その点でいえば故障やメンテナンスが必要になってくるものだと言えますね。
 しかし、筆者にとってCrossFireXよりも、4CoreではあるもののAMD A8-3850は、2.9GHzなので、パワーが足りないかもしれないと思えてきたので、SocketFM2+の4Core 3GHzオーバーのAPUを考えはじめています。予算がないので、早々に予定を変更することはないにしても、かなり自作PCへのモチベーションが落ちてます。


2017年1月26日木曜日

3Dゲームの定番グラボ GeForceではなく、Radeon HD7770になった理由とは?

  軽いオンラインゲームができる自作PCを組もうとPCパーツを選んでいました。インテルの第6世代SkyLakeになるPentiumu G4500にしようとしていたのですが、CPUパワーが足りないのかもしれないと、途中でAMDのAPUに変更し、予算の都合から、AMD Dual Graphicsを利用してエントリークラスのグラフィックスボード(グラボ)で、なんとかしようとしていました。2011年の製品でAMD A8-3850(Socket FM1)を用意できたので、その頃の記事からRadeon HD6670にするつもりでいましたが、5年以上前の製品になるので、なかなか状態のいいものもなくて、HD6670をみていた中古ショップに置いてあったHD7770にすることにしました。スペックは、まったく知りませんでしたが、6pinの補助電源があったので、ミドルクラス以上であることはわかりましたし、デザインが気に入ったというのもありますが、あまりグラボには詳しくもないので、これ以上時間をかけても退屈するだけだし、目の前のミドルクラスと思われるものにすることでグラボ選びから解放されるので、これにしました。
XFX FX-7770A-ZNFC HD7770搭載
 そもそも、AMD Dual Graphicsという機能では、APU内のiGPU(内蔵GPU)とグラボをあわせてドライブする機能で、CrossFireXのグラボ2枚挿しと同じドライブ方法ですが、性能的にはミドルクラスの性能に近づけることができると言った感じで、ミドルクラスのグラボでは効果がないと言われています。なので、はじめからミドルクラスのグラボを挿した方がいいという意見がありますね。筆者もそうかなと思います。
 3Dゲームと言えば、NVIDIA GeForceを選ぶユーザーが多いと思いますが、筆者もはじめインテルCPUで自作PCを組み上げるつもりだった時点では、当然の成り行きとしてGeForceになるだろうと、NVIDIAのグラボをチェックしていました。いまは、GTX1050Tiも発売されているので、あまり考える必要はないように思えますが、ゲームのことよりもAMD Dual Graphicsを試してみたいという好奇心が働いてしまい、Radeonのグラボになったということになります。
 導入できたHD7770は、2012年ごろの製品で、調べたところ確かにミドルクラスのグラボでした。GeForceでは、GTX560Tiを考えていたのですが、3D性能はHD7770よりはいいのですが、消費電力が2倍近い差があって、GTX560Tiを導入すれば電源も400W以上は必要になります。いまは、それよりかは消費電力が低い2014年のGTX750Tiを価格から検討していますが、時間に余裕があればGTX1050Tiの価格が下がるのを待った方が良さそうです。
 今回は、インテルのPentium G4500での自作PCに増設しようとしていたグラボを後にして、その予算をAMD Dual Graphicsを試すために回しましたが、用意できたA8-3850というAPUは、4Coreですが、2.9GHzなので、個人的には3GHz以上あった方が良かったのかなっと少し後悔しています。




AMD新旧CPUリテールクーラーを比べて冷却効果を考える

 自作PC用に中古のAMD APU(A8-3850)を用意したのですが、付属のリテールクーラーはかなり汚れていたので、自宅にあったAMD Athlon XP時代のもの出して比べてみました。ご存知のように、CPUは発熱量が大きいので、CPUクーラーで冷却する必要がります。温度が高いままですと、熱に弱いので製品寿命を短くするだけでなく、動作にも影響してきます。「熱暴走」と言われるところでもありますね。
左がA8-3850のもので、右がAthlon XP世代のもの
上から見れると、ファンの大きさなど、あまり変わりがないように見えます。

側面1

 次に側面をみると、それぞれのフィンの形状がわかりますね。
側面2
 さらに側面をみていくと、フィンの大きさだけでなく、ヒートシンク構造が異なることがわかります。

リテールクーラー底部
リテールクーラーを裏返しにすると、違いがよくわかります。ヒートシンクの構造ががまったくことなくことが理解できます。
 Ahtlon XP世代のものですと、CPUのTDPは、76Wぐらいで、A8-3850は、TDP95Wだったと思います。単純に考えて、A8-3850の方が発熱量が大きいだろうと思えます。ヒートシンクのフィンを四方に設けて表面積を稼ぎ、ファンによる冷却効果をあげる工夫がされていることが見てとれます。
サイズ 【HASWELL対応】 虎徹 12cmサイドフロー SCKTT-1000[Amazonサイトより]

  中古の付属クーラーは、その汚れから使用期間が長いものだと思えるので、サイドフロー型のCPUクーラーからみてみました。サイドフロー型は、トップフロー型とは違い比較的大きなファンを取り付けられるので、冷却効果が期待できますが、構造をよくみて見るとCPU上にあるヒートシンクからヒートパイプが伸びています。詳しくはない筆者からみても、このヒートパイクの性能が冷却効果に大きく影響することがわかります。この製品では、左右に4本のヒートパイプが出ていますが、3本の製品もあります。ヒートパイプそのものの構造や機能をよく確認していませんので、個人的な感想になりますが、これでハイエンドの発熱を抑えられるのかどうか考えてしまいますね。ヒートパイプの品質バラつきも考えられますし、しかも中国製となると信頼度がかなり下がります。つまり、ヒートパイプによる冷却効果のバラつきがあると思えてしまいます。また、ファンがマザーボードに対して垂直なので、トップフロー型のようにメモリには空気を吹き付けることがないので、そのあたりの状況がどうなるのかも気になります。
 今回の自作PCに使うA8-3850に付属していたリテールクーラーは、その汚れから長期間使用していたものだと思われますので、これを使う気にはなれず、10年以上前のリテールクーラーを引っ張り出したのですが、冷却効果を考えると最近のものにした方が安全だろうと思えました。



2017年1月25日水曜日

CPUグリス探しとCPUクーラーのお掃除

 数年ぶりに軽いオンラインゲームができるぐらいの自作PCを組もうと思い、予算もないので中古のPCパーツにしました。中古なので、リテールのCPUクーラーは、取りのぞかれているはずなので、CPUグリス(クリーム)が必要になると探してみると、引き出しの隅にありました。

数年前のCPUグリス

 CPUグリスとは、CPUに塗って、ヒートシンクへの熱伝導率を高めるシリコングリスなどです。筆者は、あまりCPUグリスにこだわりはありませんが、塗り方はテレホンカードなどで均一しています。CPUの製品寿命にも関係しているので、そこは気を使っているつもりです。 
AMD A8-3850(SocketFM1)のリテールCPUクーラー

 このAMD A8-3850は、20011年ごろのAPUです。リテールのCPUクーラーを使っているとすれば、汚れぐあいで、どのくらい使っていたも推測できるかもしれないので、お掃除をすることにしました。
 CPUクーラーは使用されていて、ホコリ玉がついている管理のいきとどいていないものでした。少なくとも1年以上は使っていたと思えます。詳しくは、わかりませんが使用頻度が高くないにしても、数年間はPCケースの中にあったもののようです。ヒートシンクの汚れぐらいからも、発熱が大きいのかなとも思えました。APUは、そのまま使うにしても、CPUクーラーは汚れがひどいので、使う気にはなれませんでした。
Amazonでみると、最近の流行なのかサイドフロー型のCPUクーラーがベストセラーに1位になっていたり、これはCoolerMasterですが、同じサイドフロー型のものがいくつもあります。かなり前にサイドフロー型を使っていましたが、ヒートシンクが大きいので重量があって、いまのようなCPUクーラーの取り付け方がしっかりしているわけではなかったので使用をやめた経験があります。エアフローを考えた場合、PCケース内の全体の流れを作りやすいのかなとも思っています。
 今回、用意できたマザーは新品に近いものなので、さすがに汚れがひどいCPUクーラーをそのまま使うのことに、少し抵抗もあるのでサイドフロー型にも関心はありますが、適当なものを検討していきたいと思っています。



2017年1月21日土曜日

NVIDIA GeForceGTX650、GTX750、GTX1050の性能比から

 GeForce1050の製品説明をみると、GTX650の3倍ぐらいで、GTX750より1.5倍ぐらいの性能だとしています。筆者は、軽いオンラインゲームができるぐらいの3D性能がほしいと思っていて、GTX750より上のGTX750Tiを考えていましたが、ベンチマークのスコア比を見てみてると、GTX1050Tiとはけっこう差があるのではないのかということに気づきました。

[ドスパラ通販]Palit NE5105T018G1-1070F (GeForce GTX1050Ti 4GB STORMX)

 こちらドスパラだけが販売するPalitのGTX1050Ti搭載ビデオカードです。最安値付近の価格だということであげておきました。このGTX1050Tiは、ハイスペックではありませんが、コストパフォーマンスに優れていて、なかなか使えるという評判になっているようです。情報だけですが、GPUコアのポテンシャルが良いのではないかと思われます。
 筆者は、軽いオンラインゲームがプレイできる性能(できれば標準画質で)が欲しいので、GTX1050Tiでいいかなと思っているのですが、それでもコストはおさえたいので、GTX750Tiの中古を予算5千円以下でなんとかならないかと思っていました。筆者は自作PC用のものを検討していて、ハイスペックな3D性能は必要とはしていませんし、ゲームもやらなくなることを含めて考えるとGTXのエントリーモデルからはじめるのが無難かと思います。
 数世代前のグラボでは、消費電力が大きいく300WクラスのATX電源では電力不足で使えないケースもでてきますので、注意が必要です。特にATX電源そのものは、最近では「80Plus」認証とかやっていますが、製品仕様のラベル表示もいい加減なところとかあったり、コンシュマー向け製品で信頼できるようなものはなさそうだと個人的には思っていますので、動作してくれれば問題ないという製品評価をしています。耐久性についても予備のATX電源を用意して対応することにしています。グラボの消費電力については、製品ごとに確認しておく必要がありますが、2014年以前のグラボは消費電力が大きく、それ以降のものですと消費電力が以前ものに比べると小さくなっているようで扱いやすいと言えます。
 さて、消費電力75WのGTX750Ti ですが、ゲームでは、すぐに不満が出てきそうな性能かもしれないと思いはじめているので、かなり予算を削っています。予算に都合がつけば、GTX1050Ti以上のものから選ぶ予定でいます。



訳ありPCパーツでコストをおさえて自作PCを組む

 オンラインゲームができるスペックの自作PCを組もうと師走の慌しい時に下調べをしていて、インテルPentium G4500とH170搭載のマザーボード、メモリを揃えたところで、AMDのAPUに予定を変更しました。G4500のスペックですと、ミドルクラスのグラフィクスボードを導入しないといけなくなるので、ある程度のiGPU(内蔵GPU)にスペックがあるAMDのAPUからはじめた方が良い結果が得られるかもという根拠のない理由からですが、コストは抑えられます。
AMD A8-3850の外箱にあるラベルから
すでに終息しているAMD FM1(Socket FM1)のA8-3850(2.9GHz、4Core、L2 1M*4、HD6550D)の訳あり中古が安かったので、気にしていたのですが、状態の良いSocket FM1のマザーボードがなかなか見あたらずにいましたが、新品に近い状態のものを某ネットオークションから導入することができたので、中古ショップでA8-3850とメモリのPC3-12800 2GB*4も同時に導入しました。この3点の合計代金は、8,580円(送料別です)でした。PCケースとATX電源は、使っていないものがあるのでそれを使うつもりです。あとは、OSは別にするとSSDもしくはHDDぐらいです。光学ドライブは、OSインストール後に外し外付けのもので済ませるつもりです。しかし、メモリは今回、合計容量が8GBなので、後々増設することになるとは思います。
 自作PCでのPCパーツ選びでは、どこにウェイトをおくのかをよく考えておかないと、あれもこれもとなると予算が膨れ上がっていきます。AMDの現行Socket FM2+にしたかったことは事実なんですが、軽めのオンラインゲームとなれば、CPUはそこそこ使えるものにおさえて、グラフィックボードにコストをかけた方がいいので、A8-3850にしました。インテルでいえば、Core i5にして、ミドルクラスのグラフィックスカードをドライブするといった感じだと思います。ちなみに、AMDでは、ノートPC用のAPUからのAM1という低電圧の省エネなプラットフォームがあるのですが、調べてみるとグラフィックスボードの性能があるところで頭打ちになってしまうということらしいです。AM1の最上位APU Athlon5370のスペックは、クアッドコアの2.2GHzなので、やはりグラボ(グラフィックスボード)で、3D性能を引き出すのには、どこかにボトルネックがあるのかもしれませんね。これは、情報より実際に検証してから結論をだしてもいいところだと筆者は思っていますが、そう期待はできないところなのかもしれません。
 AMDのAPUでは、Daul GraphicsというグラボとiGPUをあわせてドライブする機能があって、筆者もそれをRadeon HD6670で試そうとしていたのが、ベンチマークのスコアではミドルクラスのグラボに近づいた性能にとどまるということもあって、その場の勢いでRadeon HD7770を導入することにしました。A8-3850やHD6670は、2011年頃の製品ですし、ミドルクラスのグラボを挿して単体でドライブした方がいいという意見が散見できます。もともとは、エントリークラスのグラボとiGPUをあわせて性能をあげるというコンセプトになっているようで、ミドルクラスのものだとあまり性能もあがらないようです。想定外のHD7770は中古でしたが、ここまでのコストの合計が、13,560円(送料は別)になってしまいました。かなり痛い出費でしたが、どれだけ予算がないのかといったところでもあります。筆者は、どちらかというと消費電力が小さいAMD AM1プラットフォームに関心がありますね。



PC4-19200 4GB×2枚 情報を焦って追いました

 年はじめに自作PCをインテルPentium G4500で組むつもりでしたが、途中でAMDのAPUに予定変更をしました。インテル用のメモリのPC4-19200(DDR4-2400)8GBが、4GB2枚よりも安かったので、とりあえず1枚だけにして、後で追加すればいいと考えていたのですが、今日みたところ価格が倍近くになっていました。Amazonでは価格が変動することは知っていましたが、ここまで違ってくるとは酷いの一言に尽きますね。自作PCの組み立てスケジュールを先送りにするつもりもないので、4GB×2枚で探してみました。ちなみにPCパーツショップの新春セールはすでに完売で終わっています。

 こちらTEAM Eliteです。ヒートシンク無しも同価格であります。出品は、モバイルなんとかというショップさんです。


 こちらはAmazon販売で筆者にとっては安定のCFD販売のメモリです。色はグレーでレッドなどもあります。PCパーツショップのセールに比べると千円ぐらい高いと言えますね。


 こちらもAmazon販売で8GBのものですが、これを2枚導入した方がいいような気がします。8GBの2枚組みで16GBでの運用がポピュラーではないのかなと。
 今回は突然のことだったので、取り急ぎ価格情報を追いましたが、それにしても「残り1つ」という表示を信じて先の8GBに注文をかけたのに、そのすぐ後には「在庫あり」の表示になり、そして大幅値上げというオマケ付で、Amazonでの振舞い方には注意が必要であることが骨身にしみました。たぶん、次のセールを待つことになると思います。

 こちらTEAM PC4-1700(DDR4 2133)8GB×2で、7,570円(1.21時点の価格)のものです。PC4-19200ではありませんが、価格は気になりますね。魅力的かどうかはニーズしだいですので、何とも言えないところですが、筆者はスルーですかね。4GB×2枚の3千円台コースを狙っていきます。

2017年1月20日金曜日

アウトレットのATX電源が届いたので製品を確認してみました

 今回、軽いオンラインゲームがプレイできるぐらいの自作PCを使っていなかった古いATX電源で組もうとしていましたが、補助電源が必要なビデオカード(グラフィックスカード)を導入したので、使っていなかった手持ちのATX電源をみると、補助電源もプロセッサー用の4pinが1つという構成で、360W(ピーク400W)のもので、今回の用途には向かないと思い見直しをしました。最近のCPUとGPUは以前のものより省電力になっているとはいえ、定格で400W以上は欲しいと思っていました。12011、2012年頃ミドルクラスのやや下のクラスでも、推奨しているのは400W以上というものが多いかと思います。
届いたアウトレットATX電源は、いたって普通でした

 届いたものをみるとアウトレットとはいっても、パッケージをみても特に問題ないみたいです。以前、ここ(AbeeSTORE)のアウトレットATX電源で、外箱なしのものを導入した経験があったので、電源ユニットがプチプチシートに包まれているものが届くものと思っていました。もしかしたら流通上で発生した余剰在庫をアウトレットとして供給しているのかもしれません。アウトレットなので、1台2千円前後にコストをおさえることができたので助かりました。以前利用しようとしていた頃は、品切れ状態がほんとだったので、今回は運がよかったと言えます。パッケージ画像の型番横にある緑のところに電源交換効率78%以上とあります。ATX電源では「80PLUS」(いくつかのランクがある)認証というのがあります。省エネなATX電源(電源ユニットの消費電力の割合が小さい)ということになりますか。




2017年1月19日木曜日

ドスパラ発PalitビデオカードのGTX750Ti搭載ファンレスモデルをみて唸る

 PCパーツショップのドスパラが販売するPalitのビデオカード(グラフィックスボード)のことを知ったので、参考までにGeForce GTX1050や1050Ti搭載モデルの価格をチェックしようとドスパラのサイトに赴いた。ビデオカードランキングでは、PalitのGTX1050Ti搭載のグラボが1位になっていた。ちなみに、2位は同じくPalitのGTX1060のもので、3位もPalitのGTX1050搭載モデルでした。

Palit NE5105T018G1-1070F (GeForce GTX1050Ti 4GB STORMX)

 こちら堂々1位に輝いているPalitのGTX1050Ti搭載モデル。GTX1050の上位モデルということだけではなくメモリが4GBというところに人気の秘密がありそうだ。たぶん、補助電源もないと思うので、グラボを増設したいユーザーにも敷居が高いものではないと思う。一応、事前に消費電力を調べておく必要があって、増設したいPCの電源に余裕があるのかを確認したいところ。長さも短めなので取り扱いが楽でいいと思います。

NE5X75T00941-1073H (GeForce GTX750Ti KalmX 2GB)

 こちら同じくPalitのGTX750Ti搭載のファンレモデルのビデオカード。Palitというメーカーは、自作PCから長く遠ざかっていた筆者には馴染みのないところなのだが、ファンレスモデルがあるというころは、それなりのノウハウもあるだろうし、PCパーツショップを利用するユーザーの多くは知識も豊富なので、人気の裏づけになるものがあるのだろうと推測することができる。しかし、このヒートシンクの大きさからみてもエアフローをしっかりと計算できる通好みの製品だと言えるかと思います。たぶん筆者には使いこなせないところが出てきそう。ちなみに2014年頃の製品のようです。
 ドスパラだけが販売しているPalitビデオカードの価格チェックを目的としていのだけど、思わぬファンレスのビデオカードの製品情報があったのは筆者にとって収穫があったと言える。ヒートシンクが大きいので、他のスロットが全部使えなくなるのではないかということろが気になるが、ファンレスモデルが欲しいユーザーにとっては選択肢のひとつにはなるでしょう。いまの筆者には、やはり1050Tiの方が気になります。



格安スマホarp AS01Mの画面が突然乱れて再起動する不具合について

 自宅で半年近く使いこんでいる格安スマホのarp AS01Mですが、Chromeを使っていると突然画面が乱れるという症状がありました。故障なのかもともとの仕様でそうなのかは不明です。
突然、画面が乱れてしまう

 この症状は、たまに発生していたのですが、今回は撮影することができました。黒い横ラインが無数にでているので、ビデオ関係のチップに不具合があるのかもしれません。決まってChromeを使っているときに発生しています。こうなるとタッチパネルもキー操作も受け付けてくれません。フリーズしてしまうわけです。

突然、画面が乱れて、しばらくするとブラックアウトします

 画面が乱れてしまうと、操作ができなくなるので放置するしかありません。しばらくすると画面が消えます。はじめての時は、かなり冷や汗がでました。かなり使い込んでいて、バックアップもとっていませんから、このまま使えなくなると無駄に手間がかかるからです。

しばらくすると勝手に起動します

 放置していると起動画面になって、何事もなかったように使えるようになります。原因がわからないだけに、用心して他の端末に早めに切り換えた方がいいような気がしてやまい今日この頃です。メーカーに問い合わせたところで、1週間以上はかかりそうですし端末を交換するにしても、元の状態で使えるようにするにはアプリのダウンロードなど手間がかり過ぎますね。再起動してくれるので、いまは使い続けていますが、起動してくれなくなったらそれまでですので対応策を考えたいと思います。気に入って使っている端末だけに、この症状は痛いですね。




IIJmioのSIMカードをarrows M02にセットしました

 Win 10 MobileのMADOSMAで試験運用していたIIJmioのSIMカードをAndroidのarrows M02にセットしました。まずは、MADOSMAからSIMカードを取り外します。作業前には、電源を切ります。
MADOSMAの背面カバーを外しSIMカードもはずすところ
MASOSMAは、SIMカードを金具でロックしているので、爪楊枝でロックを外してからSIMカードを取り外しました。
arrows M02のSIMトレーにIIJmioのSIMカードをのせる
取り外したSIMカードをさらにmicroSIM用アダプタから取り出して、arrows M02の専用SIMトレーにSIMカードをのせます。それを本体に、しっかり奥まで挿しこんでセット完了です。、電源を入れると自動でセッティングされるので、そのままで使えるようになりました。手動で設定をしていた頃に比べると、かなり負担が減ったと実感できますね。
 さて、いままでarrows M02に入れていたmineo(D)のSIMカードをどうしようかと思いましたが、やはりバッテリー持ちがいいMADOSMAで利用することにしました。こちらも自動でSIMの設定をしてくれるので、電源を入れるだけで、そのまま使えるようになります。楽です。
 Win 10 MobileのMADOSMAでは、IIJmioのみおふぉんダイヤルがアプリ出来がよくなて使いづらかったのですが、Androidのarrows M02で何不自由なく利用することができるようになりました。これから、arrows M02をメインに使っていく予定です。Win 10 Mobile端末で格安SIMを利用する場合、アプリがないので通話料金の安いサービスを利用できないという欠点がでてきます。少なくても、IP電話アプリがないと、筆者には通話する端末として通話料金の面で無理だと言えますね。



for iPad mini ワイヤレスキーボードをAndroidタブレットで使ってみました

 8インチのAndroidタブレットにBluetoothのワイヤレスキーボードを使って、文字入力強化を図っているのですが、Bluetoothというよりもキーボードそのもののクオリティーが筆者には合わないものばかりだったので、iPad mini用のBluetoothキーボードを使ってみました。

 これは、A5サイズのバインダーに収納できるタイプのもので、バッテリー内臓で薄型です。Amazonで千円ぐらいでしたが、参考価格がなんと16,459円。その価格であれば、キータッチもいいのではと踏んだわけです。本来はiPad mini用なので、Android端末で使う場合には、違った文字がでたりします。それほどまでに、Android対応のワイヤレスキーボードの出来が筆者にはあわなかったわけです。
 このキーボードには、マグネット式のカバーが付属していて、外して折るとスタンドになります。たぶん古い製品だと思います。そのためかカバーの表面がほんの少しまだらになっているところがありました。A5サイズなので、キーピッチが短めですし、なれるのに時間がかかると思いますが、そこそこ使えそうな感触でした。しかし、いまのところメインではなく補助的な使い方にとどまりそうですね。もともとがiPad mini用のキーボードですから、使いづらいところがあります。

 今回は、ほとんどAndoroidタブレットでBluetoothキーボードを使うことをあきらめかけていたので、駄目もとで使ってみましたが、筆者の場合まだまだAndroidタブレットをノートPC代わりに使えるほどの使い勝手を確保するには時間がかりそうですね。