AM1のAPUは省電力なので、ランニングコストがかからないというメリットがある反面、性能的には2016年に発売された最上位のAthlon5370で、2.2GHzのクアッドコアということになります。インテルのSoCであるAtomで、Windows 10も動作していますので、ブラウジングや動画再生には問題なさそうです。
そして、このAM1に静音を求めるユーザーも少なくはないと思います。APUには、冷却ファンが付属しているのでファンレスではありませんが、大きな負荷をかけなければ発熱量をうまくコントロールできるかもしれません。性能は先にあげましたが、最上位APUでも決してハイスペックではありませんので、最近の負荷の大きいゲームなどには向きませんが、省電力以外のメリットでは小型化ができることと工夫次第で静音PCとして使えるかもしれません。
PCショップのドスパラで、AMD AM1のAPU Athlonを2017年新春セールで現定数販売したようで、筆者が確認したときには、すでにどれも完売していました。