筆者は、GIGABYTEのAM1(Micro-ATX)用マザーボードをAmazonで見つけて、ドスパラで価格チェックしたのですが、AMDのAPUとマザーボードをあわせても1万円ぐらいで済んでしまいます。予算をおさえてた省電力の自作PCにはうってつけなのですが、最上位モデルのAthlon 5370で、2.2GHzということでAM1プラットフォームを選んだ場合、スペックが頭打ちになってしまいます。Mini-ITXマザーで小型省電力PCを組むとなると、用途は限定的になります。しかし、Win 10 をインテルのSoC Atom (約1.3GHz up to 約1.8GHz)で動作させているわけですから、最近のゲームを高画質で動作させるのは無理ですが、ブラウジングや動画再生などには、さほど問題になるようなことはなさそうです。ただし、AM1マザーボードの内部SATAポートが2つしかなかったり拡張性はあまりないので、注意が必要かと思われます。
AMDのAM1プラットフォームの活用について、筆者なりに考えて見るとMini-ITXで省電力の小型PCを組むとなれば、小型サーバーとしての用途が最適な気がします。実際、メインで使うものになると、拡張性やスペックのマージンなどを考えて、予算を上乗せするユーザーがほとんどではないかと思えるので、やはり2台目のサブであるとか、サーバーであるとかにAM1という選択肢があるのではないかと思えます。