2016年8月27日土曜日

MSM8996搭載Windows Phone HP Elite x3がau夏モデルで登場の予定です

 日本HP MobileのWindows Phone Elite x3がau夏モデルとして登場するということで、SoCがQualcomm Snapdragon MSM8996 with Adreno 530 GPUの5.96インチWQHD有機EL搭載の端末を取り上げます。

日本HP Mobileサイト≫HP Elite x3

 Elite x3のSoCは、Snapdragon 820です。Snapdragon 617よりも上位モデルとなります。617では、ワイヤレスのみの対応だったContinuumが、820では有線でもできるようになっています。これは、そもそも617は、Continuumには対応していなかったところVAIO がマイクロソフトに話をして対応するようにしたという記事がありました。ですからWindows 10 Mobile端末として、820が性能的にフル機能させることができるものと言えるかと思います。Elite x3は、もともと法人モデルですが個人でも購入できるということです。

Windows 10 Mobileのカメラアプリは、シンプルで操作しやすいかも(DG-W10M)

 Windows 10 Mobileで気になったもので、カメラアプリがありました。いたってシンプルなんですがマニュアル操作がしやすい半円型のダイヤル式のものでした。ISO100~3200まで、シャッター速度2s~1/16000までになっています。DW-W10Mのカメラ部は、もちろん設定変更は可能ですが、性能は追いついていないので、ノイズの多い画質になってしまいます。もちろん、適正値であればそこそこなものが撮れそうです。
Windows 10 Mobile のカメラアプリ
カメラアプリの起動も1秒ぐらいで使い勝手が良さそうです。設定変更も操作性を考慮したデザインになっていますので、カメラ操作に慣れているユーザーであれば扱いやすいものだと思います。1万円ちょっとの格安Androidスマホのカメラは、ノイズを減らしているのとトレードオフで質感が表現できない(潰れた感じになる)ように見えますが、こちらのDG-W10Mは無理にノイズを抑えていないので、質感の表現も標準的だと思えます。どちらがいいのかは好みの問題になりますが、筆者はDG-W10Mのものに不自然さをあまり感じません。



SIMフリーDiginnos Mobile DG-W10MからMCJ MADOSMA Q501へ乗り替え計画

 9,980円という価格とWindows 10 Mobileをいじってみたいという欲求におされて、ドスパラのDiginnos Mobile DG-W10Mを導入し、いまは通信機能をみるために格安SIMのOCNモバイルONE(データ通信SMS付)を入れての運用をしています。

PCシパーツショップ ドスパラのDiginnos Mobile DG-W10M

 この価格は、今年3月に2度目の価格改定をして値下がったもので、もとは16,800円で、その前は19,800円です。その後もDiginnosタブレットと抱きあわせでは、5,000円にしていました。これは、たぶんFREETELのWindows Phone低価格端末KATANAシリーズを意識してのものだと思えます。一般には知られていないPCショップのドスパラから、初のWindows Phoneとしての登場でしたので、市場環境が厳しすぎたのかもしれません。去年2015年にBTOパソコンショップ マウスコンピューターが国内では4年ぶりとなるWindows Phone MADOSAMA Q501(5インチHD液晶)を発売しました。こちらも1度値下げをしています。
 さて、Diginnos Mobile DG-W10Mに話を戻しますと、SoCがQualcomm社のローエンドモデル Snapdragon 210のせいか、Windows 10 Mobileのせいかは定かではないのですが、動作がとまる場面がでてきてしまっているので、実用を考えるとひとつ上のクラスのSnapdragon 410を搭載したマウスコンピューターのMADOSMA Q501がいいように思えるのだが、クロック周波数そのものは、1.1GHzと1.2GHzなので、さほど差がないような気もしてしまう。DG-W10MのSnapdragon 210のようなローエンドモデルのものだと、ある程度の負荷がかかった場合に、ほとんど動かない状態になるのではないかという不安があって、実際にタップしても反応がない時があったりしますね。あと、Windows Mobile 8.1では、MADOSAMAのバッテリー持ちがいいということなので、ROM 8GBという、やや致命的とも言えるネックがあるものの、なんとか凌げるのではないかと思っています。

 MADOSMA Q501は、8月に家電量販店などでセール特価9,980円だったらしいので、また機会があれば、MADOSMAにしようかと考えています。ちなみに、新製品のMADOSMA Q601(6インチフルHD)がAmazonで若干安く販売されていますね。筆者の場合は、Android端末があってこそのWindows 10 Mobile端末なので、アプリが少なく用途が限られるWindows Phoneは、お小遣い程度のものしか手がでませんね。価格的には、VAIO Phone Biz>MADOSMA Q601>NuAns NEOになるだろうか。この3機種のSoCは、すべてミドルレンジのSnapdragon 617になり、「Continuum」対応となっている。



はじめてのSIMフリーWindows Phone Diginnos Mobile DG-W10Mの残念なところ

 格安SIM OCNモバイルONE(データ通信SMS付)を入れて、DG-W10Mを運用しはじめて10日近くになります。心配していたLTE電波のつかみは自宅周辺エリアでは問題ありませんでした。駅から少し離れた住宅街(平地)で、ややLTEエリアの端っこにあるのですが、アンテナ2本でつながっています。

PCシパーツショップ ドスパラのDiginnos Mobile DG-W10M
このWindows Phone端末 DG-W10Mは、一般には馴染みのないPCパーツショップの老舗的存在のドスパラのオリジナルブランドのものですが、筆者は自作PCを十余年前からしているので、ドスパラについて知っているところがありましたので、品質面では変なことはないだろうと思って導入しました。実際に実機をみると思っていた以上にボディーの仕上がりは良かったと思います。
 さて、DG-W10Mの残念なところとをみていきましょう。本機は、まずWindows 10 Mobileでアップデートもできるものです。5インチHD搭載で、SoCは、Qualcomm社のSnapdragon 210 1.1GHz クアッドコア。ローエンドモデルのSoCですが、スタート画面(ホーム画面かな)からの操作には、ややもたつく場面もありますが、ストレスなく動いてくれます。タッチパネルも文字入力ではレスポンスが遅く入力ミスもありますが、やや反応が遅いかな程度です。残念に思うところは、ボディー素材がプラスチック製で耐久性がなさそうなところとバッテリー持ちです。スマホといえばバックやポケットに入れたりするので、これですとケースが必要になりますが、専用ケースはいまのところ汎用タイプを使うしかないです。同じDiginnosシリーズのタブレットの延長製上のデザインであって、持ち出しての使用よりも自宅で使うような印象のデザインです。それとバッテリー持ちが待ち受けメインで、やはり毎日充電をしないといけないという持ち具合です。Windows Phoneのコンセプトとして、Windows PCとの「親和性」において優れた端末、つまりWindowsとあわせて使ってくださいというものです。対応アプリの少なさから、通話料が安いIP電話アプリもないという現状からは、どうしても、格安SIM運用ですとデータ通信メインの端末にならざるおえないところがあります。それらの点から通話もしないのだからバッテリー持ちが1日ぐらいでもいいとかの用途が限られた端末だと思います。
 とは言え、この低価格帯スマホの液晶としは表示が普段使いするのに充分なものとなっていて、色合いが極端に変だとか、バックライトがギラついていて目が痛くなることがないというものです。質の良くない液晶は、3万円以下の端末ですと大半のものがそういったものではないかと思います。このDG-W10Mは特に問題を感じることなくHDですが、大まかな画像チェックにも使えそうです。レスポンスの遅さは、OSアップデートを待つしかなさそうです。とても、9,980円とは思えないのですが、実際に使うといろいろとでてきますね。
 筆者にとって今回がはじめてのWindows Phone、WIndows 10 Mobileなんですが、アプリの少なさもさることながら、更新しないとアプリが使えない仕様には少し不便さを感じます。また、電源を切る際に、「Goodbye」と表示されるのですが、その時は再起動をしたかったのでシャットダウン中の「Goodbye」を5分以上見せられたのはつらかったです。
電源を切る(シャットダウン)に意外と時間がかかる

 また、これはOSがそうなのかよくわかりませんが、アプリ一覧に「漢」と表示があるのですが、意味がわからないのでこういうのはやめていただきたいです。まったく意味不明なので。
「漢」とか邪魔ですね




2016年8月26日金曜日

Windows Phoneは、先行投資に値するのか

 Windows PCとの親和性を売りに、Windows 10 Mobile端末をメディアがこぞって騒ぎ立てる昨今、ユーザー側からはどうなのか考えてみる必要がありそうです。筆者はドコモ回線の格安SIM(データ通信専用タイプ)用の端末として、Windows Phoneをデータ通信専用タイプています。IP電話アプリもないWindows Phoneでは、通話料が20円/30秒の通常のものになり、待ち受けぐらいしか使い道がないところがネックです。この状態が続けば、音声通話を使うユーザーからは見向きもされずに先細りで終わる可能性が高いと思います。skypeやLINEなどもありますが、通話機能を使うユーザーがどれだけいるのか。
ドコモで法人向けモデルとして販売されているVAIO Phone Biz

 海外では、Nokiaの惨敗で雲行きが怪しくなって来ました。マイクロソフトの方向転換もないとは言い切れない状況だと思います。インテルのSoC Atom開発中止も影響してそうな気がしますね。
 こういった状況下で、法人向け端末としての国内での成功がないと、個人向け端末もかなり厳しいと言えます。Anniversary Updateも今のところ不具合の発生も響いて、不完全燃焼に終わった印象です。個人向け端末としては、Android端末よりもコストパフォーマンスが高くなければ、まず売れないと思います。OSそのものは遅れているわけなので、カメラ性能がいいとか、Wi-Fiは5GHz対応だったりとか、液晶表示がずば抜けているとかがないとスマホとして魅力に欠けたものになるはずです。
 また、先行投資としてもWindows PCを軸に仕事に生かすというものでなければ、意味がなさそうだと思えます。こうした背景があって、個人向けWindows Phoneが盛り上がるには、まだまだ仕掛けが足らないと言うことだと思います。



2016年8月25日木曜日

SIMフリーDG-W10MについてとMADOSMA Q501の検討をしてみる

 SIMフリーのDG-W10Mを数日間にわたりデータ通信SMS付OCNモバイルONEの格安SIMで運用してみました。はじめは、9,980円という価格が格安に思えたのと、Windows 10 Mobileに関心があったことからの導入でしたが、Windows Phoneについての情報を追ってみると、どうやら「Windows PCとセットで使ってね」ということらしいです。ドコモでは、法人向けに販売しているVAIO Phone Bizをみるに用途は主に仕事用として考えておく必要があるようですね。
PCシパーツショップ ドスパラのDiginnos Mobile DG-W10M
将来的には、Windows PCとの親和性を高めて仕事でバリバリ使えるものを目指しているようです。SoCがSnapdragon 617以上でないと「Continuum」機能は使えません。それにしても、ことあるごとにプレゼンに使えるとかいう売り文句ばかりをメディアは連呼していて、一般ユーザーの大半はプレゼンはしないわけですから、かなりの温度差を感じます。
 さて、先にあげたWindows Phone事情からPCパーツショップ ドスパラから発売されたDiginnos Mobile DW-W10Mなんですが、開封後にすぐアップデート(Anniversay Update)したのですが、なぜかYahoo!(ジャパン)サイトがページのダウンロード扱いになってしまい。使えなかったのですが、[電話のリセット]をすれば、ページを開けるという情報があって、使い始めて数日がたって個人データも蓄積されていましたが、致し方なく[電話リセット]を実行しました。半信半疑だったのですが、リセット後にYahoo!のページを開くことができました。それは良かったのですが、Windows Phoneの場合、アプリの更新をしないと起動できないという面倒くさいところがあって、個人データやアプリは、まさに「0」からのスタートになりました。バックアップや復元については触れていなかったので、そこらへんでなんかなるのかもしれませんが、ビギナーなので更新が必要なアプリをいちいちインストールしてから設定をやり直して使っています。
去年の夏ごろに発売されたBTOパソコンショップ マウスコンピューターのMADOSMA Q501(上の製品はQ501A)です。Windows Phone 8.1搭載の5インチHD液晶の端末で、後にWin 10 Mobileにアップデートできます。価格面では、3万円台だったので、スペックをみても特にないかなという端末でした。その後、値下げがあって、Win 10 Mobile搭載で、2万円台になっています。
 個人的には、ROM 8GBなので発売時には興味が持てなかったのですが、microSDでなんとかなるならSoCがSnapdragon 410ですし、DG-W10MのSnapdragon 210と比べると動作にも若干余裕があるのではと思って、2016年8月下旬ですが検討したりしています。情報ではバッテリー持ちがいいとありましたので、普段使いを考えると他の端末の充電もあって、毎日は充電できないのが現実なので、ここに惹かれますね。最近まで、家電量販店やパソコン系ショップでは、9,980円ぐらいの格安セールがあった様です。しかし、Windows Phoneの情報は、そう多くないので実機を手にとらないことには、ほとんど何もわからない状態です。



2016年8月24日水曜日

SIMフリーMADOSMA Q601(マウスコンピューター)8月26日出荷予定

 BTOパソコンショップ マウスコンピューターから7月28日に発売された6インチフルHD液晶とRAM 3GBを搭載したWindows 10 MobileのMADSMA Q601がAmazonでも販売を開始するようです。

 Windows Phoneと言えば、Windows PCとの親和性があって、「Continuum」機能なので注目されるビジネス向けモデルですが、前機種Q501(5インチHD液晶)よりも画面を広く、SoC、RAM、ROMともにグレードアップされた実用モデルとなっています。

Diginnos Mobile DG-W10Mで動画を撮りました

 Diginnos Mobilw(Windows Phone) DG-W10Mで撮影した動画をアップしました。撮影時の天候はうす曇です。いつものくたびれた飲料自動販売機を撮影しています。

 こちらは、最大ズームでピント合わせをしながら撮影したものです。ズームはデジタルズームになると思いますので、やはりピントがあまい状態です。ズーム前の道端の映像は硬くてシャープな感じですが、不自然と言えばそうなりますね。



2016年8月23日火曜日

SIMフリーWinPhone DG-W10Mはどこまで使える端末なのか?

 5インチHD液晶搭載で、破格の9,980円(税込)というWindows 10 Mobile搭載のDiginnos Mobile DG-W10M。業界では老舗といえるPCパーツショップ ドスパラのオリジナルブランドで信頼感もあるということで、数ヶ月考えていましたが導入しました。SoCがQualcoom社製のローエンドですが、SnapDragon 210であるということが後押しになりました。
PCシパーツショップ ドスパラのDiginnos Mobile DG-W10M

 対応アプリが少ないと敬遠されてしまうWindows 10 Mobileですが、格安SIMが提供するIP電話アプリがまずないというところで、かなり苦戦していると思います。skypeは、あまり使わないだろうし。LINEも番号が非通知だったと思います。
 さて、ドスパラ(PCパーツショップ)が販売しているWindows 10 Mobileを搭載するDiginnos Mobile DG-W10Mは、どこまで使える端末なのかを数日使ってみて思うところをまとめてみました。
 WinPhoneの使い勝手については後にしまして、まずはバッテリー持ちからです。スペック表では、2,300mAhになっていますが、アプリでは、2,000mAhとなっていました。使ってみると2,300mAhではなそうな気配です。バッテリーアプリで、充電100%の状態をみると14時間12分使えると表示されました。たぶんスリープ状態でというこだと思います。動画再生を連続でしていれば、数時間でバッテリーはなくなりますからね。14時間ということは、使っていくのには毎日充電しなくてはならないということになります。これは、かなりのロスを強いられると言っていいでしょう。
Battery Xでは、バッテリー100%の状態で14時間13分と表示される

 次にWIndows 10 Mobileの使い方ですが、SNSでは、LINEやfacebook、Twitterなどのアプリが工場出荷時には入っています。SNS以外では対応アプリが数えるぐらいしかないので、標準ブラウザのEdgeで用を済ませなくてはならなくなります。URLを入力したりする必要がでてきたりと、PCになれていないと、ややしんどいと言えますね。動作そのものは、RAM 1GB搭載なので快適だとは言えないですが、ストレスを感じるとまではいかない、ややもっさりと言ったらいいですかね。そんな感じです。

Windows 10 Mobileのスタート画面

 スタート画面では、Android OSのウィジェットのようなアプリの内容をちょい見せする仕掛けがありますが、ここに必要なものを「ピン留め」していきます。ピン留めしたタイルを小さくすると内容がわからなくなる場合があるので、ちょっと完成度が低いかなっと思いました。

標準ブラウザMicrosoft Edgeでの「ピン留め」

 本体ボディーはプラスチック製ですから、耐久性からもケースが必要になってくるかと思います。いまのところ汎用タイプの手帳型ケースしかありませんね。つまり、専用ケースはないということになります。Amazonで、強化ガラスとセットで専用の手帳型ケースが販売されていますが、分厚いタイプの中国製で人前で使えるレベルの商品ではありません。強化ガラスも液晶表示だけを覆う長方形の強化ガラスです。アクセサリが豊富にあるないでもユーザーの評価が決まるところではあるので、この点が痛い所です。付属の保護フィルムについては、ないよりあった方がましレベルですね。昔あった指紋の後が残るタイプで表面コーディングとかしているのかと言いたくなるほど良くありません。
 通信面は腐ってもQualcommのSnapdragonといった感じで、筆者の使用しているエリアないでは安定して4Gの電波をつかんでいます。一応、3GのFOMAプラスエリア対応ですが、Band19にBand6を内包しているものです。
 テザリング機能は、モバイルホットスポットをオンにすれば、筆者のノートPCとは相性問題もなく数秒でつながります。DW-W10Mより数ヶ月前に導入したAndroidの格安スマホ arp AS01M(SoCはMediaTek)では、つながったりつながらなかったりで接続のやり直して何度しても全然で、数秒でつながることはまずありませんでした。この点は普通だと言えます。ちなみに、通信モデム機能は、SoCに依存しています。
 総合的にみると、やはりバッテリー持ちがメインで使うのには弱いと言えます。Android端末と比べるとOSの操作性では劣りますし、ゲームを目的とするユーザーには見向きもされないところかと思います。では、サブ的なデータ通信端末としてみるとどうか。RAM 1GBというのが気にはなりますが、それほど致命的な問題はないと言っておきたいと思います。ここは例えば、いままでGoogleが提供しているサービスを利用しているユーザーがMicrosoftが提供するサービスに満足できるのかという問題を抱えていると言えます。実際、Google提供のものを筆者は利用していて、いざWinPhoneで利用するとなると、萎える場面が結構ありました。こういうところにもアプリが豊富にあるかないかの差がでてきてしまうのは当然のことだと言えます。唯一、Windows 10 Mobileのアップデートを受けられるというところをメリットにして、しめたいと思います。



「趣味でWindows Phoneを使っています」と言いたい

 タイトルにあるセリフを用意したくなるほどに、「なんでわざわざWindows Phoneなんですか」と聞かれそうな選択をしたわけですが、5インチHD液晶で、RAMは、1GBしかないけどROM16GBで、SoCがQualcommのSnapdragon 210で、9,980円(税込)は魅力的に思えたわけです。
PCシパーツショップ ドスパラのDiginnos Mobile DG-W10M

 いざ、使ってみると操作性は数年前のAndroid端末といった感じです。Googleが提供するサービスに匹敵するものがマイクロソフトにあるかというと対応アプリの数をみても差は歴然で、Win 10 Mobileそのものも操作性においては完成度が高いとは言えないです。
ホームボタンにはWindowsのマークがある
DG-W10Mをみてみますと、オールプラスチックですが、割と精度がある作りで、雑な仕上がりの中国製格安スマホとは趣が違います。とはいうものの価格以上のものではないと言っておきましょう。また、格安スマホにありがちな液晶表示のギラつきはなくブルーライトカットがなくても、目が疲れません。しかし、省電力タイプではないようで、無駄なバッテリー消費をおさえる為に明るさを自動調整をオフにして3%にしています。明るさは、クイックアクションで25%刻みでの調整ができますが、25%でもやや明るい感じです。屋外では明るさ調整が必要になりそうですが。
クイック アクション [バッテリー節約機能]などがあります
本体の側面にある電源ボタンとボリュームボタンもプラスチック製のものです。チープ感は否めませんが、ボタンそのものの操作感は、深くもなく浅くもないところで調整しているようです。
 肝心の通信機能は、懸念していたような電波の掴みが弱いとかは自宅エリア内ではありませんでした。また、テザリング機能にも問題がなく、数秒でつながってくれます。

OCNモバイルONE データ通信SMSオプション付で運用しています
 RAM 1GBということで、Android OSよりも軽いと言われているWin 10 Mobileですが、SoCもSnapdragon 210 1.1GB クアッドコアですから快適とまでは言えず、ややもっさり感があります。格安SIMでの低速度200Kbpsでは、さすがにブラウザの表示がでるまで、かなり時間がかかります。これは、Android端末(RAM 3GB搭載)でも同じぐらいですかね。Win 10 Mobileでは、アプリが少ないところをブラウザのEdgeで対応することになるので、Edgeの出来しだいで使用感が決まるとも言えます。いまのところYouTubeもEdgeで観ている状態です。
 しかし、ゲームをしないのであれば、「マップ」や「乗換NAVITIME」(無料アプリ)もありますし、なんとか実用域にある端末だと言えるかと思っていますが、Android OSやiOSとの比較では操作性の優位性、つまりメリットが見えてこないところが「趣味でWindows 10 Mobileを使っています」と言わしめる元凶でもありますね。



DG-W10M+PHILIPS カナル型イヤホン SHE3800BK

 WinPhone DO-W10Mは「音が良い」というフレコミに踊らされて、イヤホンをAmazonで購入しました。いままで使っていたMP3付属のイヤホンがそろそろ寿命がきそうなのでのことです。



このPHILIPS(フィリップス)のモデルには、マイク付きもありますが、価格も価格なので音の拾いがそれほどもないだろうと勝手に思ったので、マイク無しの方を選びました。


 開封して、目が点になりました。端子部分の貧弱さは今まで使っていたものにはないレベル。しかも金属部分は、金メッキもされていないということで、この時点で失敗したと思いました。
 いざ、DG-W10Mにつけて音をだすとシャリシャリしていて、まず動画には使えません。音楽もシャリシャリしていますが、もしかしたらエージング(ならし)で音が落ち着いてくるタイプかもしれません。audio-techinia系の鳴り方に近いかな。しかし、エージングがうまくいっても低音は期待できない様子です。価格が価格なだけに、そこまで求めるのは酷かもしれません。しばらくは、ならし用の音楽ソースでドライブすることになります。
 ならし用の音楽(ジャズ系)ですと、それなりに鳴りますが、全体的には大味な感じです。一般的には、ちょっとシャリシャリしているけど、使っていれば慣れてくるかな程度のものだと思います。ちょっと使った感想では、音の粒立ちがやや大味なのでエージングしても繊細なところは期待できないです。正直、1万円以下のイヤホンなので、消耗品と考えると千円前後で済ませるのが妥当な気がしますね。ちなみに、筆者はアナログ派なので、デジタルにはあまりお金をかけません。

 ならしに使っている楽曲:SpyroGyra「Free Time」 Summer Strut


2016年8月22日月曜日

ZenFone2 Laser(ZE500KL)をAndroid 6.0.1にアップデートしました。

 海外では、すでにAndroid 6.0へのアップデートが開始されていましたが、8月17日に配信があって、筆者は17日の夜か翌日に、あまり確認もせずにアップデートを行いしました。
ここまでは、いままでと変わらないものだったのですが、次に表示されたものは、APP2SDについてでした。

APP2SDについて
いやはや、突然そういわれてもと思いつつ、Android Marshmalloでは、SDにアプリを移動できなくなったようですね。ZenFone2 Laser(ZE500KL)のROM 16GBしかないので、少し困惑しました。

無事アップデートを完了

 とにかくアップデートすることにして、様子をみることにしました。

Android 6.0.1になりました

 いまのところ特に変わったことはないですが、アプリがSDに移動できないのは、Android 4.4でもあったような気がします。Android OSはオープンソースですが、ここのところAppleのようにクローズド的なところができてきたと囁かれているらしいので、今後の成り行きが気になります。



SIMフリーarp AS01M VS DG-W10M

 どちらも格安スマホなんですが、Android端末とWindows Phone端末という違いがあります。そもそも、これらを比べるのはシェアの規模が違いますし、WinPhoneはアプリをはじめOSとして遅れている面があるので比較になるのかという素朴な疑問がわいてきますが、SoCでいうならMediaTekとQualcommのローエンドモデル対決でもあって、端末のスペックにはないところで興味深いところが随所にあります。筆者は先にarp AS01M、数日前からDG-W10MにOCNモバイルONEのデータ通信専用SMS付きSIMカードを入れて運用しています。ちなみに、筆者はテザリング機能を重視するユーザーです。つまり、ノートPCでスマホをモバイルルーターとして使うのがメインになります。
 まず、SoCのMediaTek MT6735Pを搭載するAS01Mは、たまに接続が切れます。4Gから3Gになるだけではなく自宅では、3Gもごく稀に落ちるのですが、どうも電波状況とは関係ないようです。この点ではQualcommのSnapdragonに分があるようです。起動から3GをつかむまでMediaTekのは時間がかかりすぎます。こういった挙動は、Snapdragonには見受けられませんでした。緊急時の連絡ツールとして、MediaTekのSoCは荷が重いと思います。コスパは良いという評判ですが、通信機能もあわせて評価すべきではないかと思います。こうなってくるとRAM 3GBがポイントのAS01MもWi-Fi運用がベターなような気がします。また、テザリング機能では、ノートPCとの相性からか全然つながりません。これも時間がかかるので、Snapdragon 210のDG-W10Mを使ってみたくなった理由のひとつでもありますね。
 次にどちらも格安スマホなので、部品にコストダウンの影響がでています。AS01Mは液晶表示(色合いが変)とカメラに、DG-W10Mはボディー剛性とこちらも液晶(消費電力がたぶん大きい)とカメラに影響しています。カメラに期待するユーザーはまずいないと思いますが、QRコードを読み込めれば良しとするべきでしょう。
 端末そのものの仕上がりを見てみると、防水対応ではないですが、割りとキッチリしたところがあると思えます。表面加工や塗装(コーティング)にはコストの関係で、すぐ剥げるブラックとかあると思われますが、この2機種は、そういうものは避けているようです。しかし、素材がプラスチックなので、それなりではあります。個人的な好みだとDG-W10Mが精度あって良いのですが、ボタンまでプラスチックなので、もう少し耐久性に配慮してもらいたかったと思います。
 OSについては、Android 5.1のAS01Mが誰でも使えるし、アプリが豊富なだけに効率が良いです。Windows Phoneは、専用ブラウザのEdgeをメインに使いこなさないといけないし、操作性が数年前のAndroid並みです。今後の改良に期待したいところですが、海外では苦戦しているのが現実で当面シェアが伸びるとかなさそうです。国内でもメディアが囃し立てるので、雰囲気に流されて素人が買っちゃってるようなもんです。筆者もその一人です。実は先にもふれた通りテザリングがしっかりできればデータ通信の格安SIMでなんとかなるので、目はつぶります。が、実際にはAS01Mでできることはこれで済ませてます。ウィジェットでアプリの内容が把握できるので作業に入りやすいというメリットが大きいですね。
 しかし、DG-W10Mにはアップデートが期待できますが、AS01Mは、Android 5.1のままかなと思えますね。どちらにしても、用途にあえばいいですが、それ以外では品質も良くないし、使ってみてあまりお世話になりたくないというのが本音でしょうか。いずれ格安スマホは、リピーターがなく、ぱったり売れなくなりますよ。そこに、品質面も良いバランスのとれた端末が登場する気がしますね。

2016年8月21日日曜日

SIMフリースマホ(WinPhone)DG-W10Mのバッテリー容量 2,300mAhはウソ!?アプリで確認したところ2,000mAhの表示でした

 PCメーカーパーツショップ ドスパラオリジナルブランドDiginnos(デジノス)Mobile DG-W10M(Windows Phone)のバッテリー持ちを良くしようと、バッテリーアプリをいくつかインストールしてみたところ、バッテリー容量が2,000mAhという表示でした。スペック表には、2,300mAhとなっているのですが、アプリに問題があるのでしょうか。
Battery Pro+での表示
Smart Battery Suite FREEでの表示

 ドスパラサイトの表示では
ドスパラサイトのDG-W10Mのバッテリー容量の表示
中国メーカーがよくサバを読んで公表スペックと異なる製品を納めることがありますが、その類ではないかと勘ぐってみたりもします。筆者はバッテリー容量を測定する機材がないので、スルーしておきますが、もし2,000mAhしかなかったら、かなりマズイことだと思います。
 無償で、2,300mAhのバッテリーと交換してくれる見込みはなさそうなので、個人的にせめて交換バッテリーは早めに販売してもらいたいです。できれば、2,500mAh前後のもので、お願い致します。




SIMフリーDG-W10M+手帳型ケース

 Windows PhoneのSIMフリーDG-W10Mに格安SIMのOCNモバイルONEを入れて運用をはじめました。事前にチェックをしていた情報ですと電波のつかみが弱いとありましたが、自宅エリアでは問題なくLTE接続ができました。先に導入した arp AS01Mよりかは良い感じで、テザリングもなかなか接続できなかったのですが、DG-W10Mだとサクッとつながります。
自宅では、LTE接続に問題なしでした
Windows Phoneなので今のところはアプリも少なく、DG-W10MのRAM 1GBというスペックもあって、Android端末と比べると不自由に感じるところもありますが、Windows Phoneに慣れればなんとかなりそうです。
amazonサイト

 DG-W10Mの背面カバーは見ての通りプラスチック素材なので、早速手帳型ケースを用意しました。今回は、ELECOMのものをチョイス。

このP-02WDT2BK(ブラック)は、内側が白いフェルト素材になっています。厚さ12mmまでなので、9.2mmのDG-W10Mには、少しブカブカした感じですね。ストラップホール付きなので役に立ちそうです。この手帳型ケースは、自己吸着シートにスマホの背面の下半分を貼り付けるタイプで、本体が可動できるので、アウトカメラの撮影もOKというものです。arp AS01Mには、同じタイプのオウルテック製のものを使っていますが、価格でこちらを選んだものの厚さ12mmまで対応サイズだったので、多少ブカブカした感じが気になりますね。

SIMフリーDG-W10Mの電波のつかみについて

 Windows Phoneを導入した理由のひとつに、先に導入したarp AS01MのWi-Fiアクセスポイント(テザリング)のつながりがノートPCとの相性からか良くないというのがありました。それ以前に、DG-W10Mの電波のつかみについて、弱いのではという情報がありましたが、自宅では問題なくOCNモバイルONEで、LTE接続ができました。杞憂に終わって良かったです。


 DG-W10Mのモバイルホットスポット(Windows Phoneでの名称)は、サクッとノートPCとつながりますので、使い勝手がいいですね。
 後は、バッテリー持ちのチェックをして携帯できるかどうかを見きわめたいと思っています。WindowsPhoneは、アプリが少ないという評価を受けてしまいますが、割とDG-W10Mは個人的にはいい感じですので、使ってきたいと思っています。



2016年8月19日金曜日

SIMフリーDG-W10Mの使い道 オーディオプレイヤーとして

 はじめてのWindows Phoneとして、9,980円という5インチHD液晶搭載のデバイスとしては最安値と思われるPCパーツショップ「ドスパラ」が販売しているDG-W10Mを導入しました。
 導入したのには、「音質」が良いのではないかということが後押し。筆者のiPodはバッテリーが劣化して使いものにならないこともあって、メディアの記事で音質がどうのこうのとあったので試してみてもいいかもと思いました。ちなみに筆者は中級オーディオ機のマニアでもあります。
 MP3プレイヤーに付属していたイヤホンで動画の音質をチェックしてみたところ、このイヤホンでは、よくわからないレベルでした。DG-W10Mの音質がイヤホンの音質より上なので、イヤホンの音質的な欠点しかチェックできないという状態です。Dレンジは、ある程度確保されていると言っていいかもれません。しかし、面白い音質です。どちらかというとHi-Fiっぽいのですが、言ってしまえばドンシャリに聞こえます。イヤホンがドンシャリなだけなのかがわからないところ。中音域の電子音がやや薄くなっているように聞こえるので、肝心要の中音域なので気になるところです。
 数ヶ月前に導入したarp AS01Mという格安スマホと比べると聴けるかなと思います。ディテールについては、音の良いイヤホンでチェックしないとなんとも言えないですが、やや苦しいもののジャズは聴けますね。ここはイヤホンとの組み合わせで、かなり変わるところなので、逆に高音質のヘッドホンで聴くと粗が目立ってNGになることがあります。相性をうまく使って好みの音質に近づけるのがオーディオの醍醐味でもありますので、飽きずに取り組んでいけたらと思っています。



2016年8月18日木曜日

Windows PhoneのDiginnos Mobile DG-W10M 簡易レビュー

 PCパーツショップ ドスパラ ブランドDiginnos(デジノス)Mobile DG-W10Mが届いてから数日になるので、簡単なレビューをしたいと思います。

一度取り出したものを戻したのですが、本体が裏表逆になっています

 DG-W10Mは、5インチHD液晶を搭載したエントリーモデルですが、価格改定で9,980円になったことで、注目を集めているWindows Phoneだと思います。

amazonサイト

 DG-W10Mは、価格が9,980円で、LTE対応の5インチHD液晶搭載なので、対応アプリが少ないのですが、通話やネット検索、SNSぐらいであれば、格安な端末として考えてもいいかもしれないと思えたからです。テザリングもできますからね。

設定[システム]>[ストレージ]から

 工場出荷時のストレージをみてますと、16GBのROMの空き容量が11.77GBです。16GBのmicroSDは、14.5GBになります。microSDHC対応です。
 さて、動作はRAM 1GBなので、それなりなので待たされることが多いです。筆者は、ほかの端末では、RAM 2GB以上のもの(Android端末)を使っていますので、それとの比較になりますが、若干遅くなるという感じです。
 5インチHD液晶の表示は、特に問題なく格安スマホにありがちなギラギラ感があったり、色合いが異常だったりなどは見受けられません。割と見やすい表示になっています。(付属の保護フィルムが反射がひどく撮影しませんでした)Webサイトのテキストは、バックを黒にできる反転が可能。
USBポートは上部に、イヤホンとあるタイプ。カメラレンズ周りはフラットです。手前側面にあるのは電源ボタン。反対側にボリュームボタン。

 肝心のボディーについてですが、オールプラスティック素材ですが、それほどチープというわけではないです。さすがに擦りキズが付きやすそうな感じではあります。背面の端は、緩やかなRが付いているので、手のひらでのおさまりは良い方です。プラスチックの加工精度は、悪くはないので、価格からすれば好印象ですね。しかし、専用カバーがほとんどないです。
 はじめてのWindows Phoneなので、使い方を覚えるところからはじめないといけないので、時間がかかりそうですが、ゲームなどをしない筆者にとっては使いやすい端末だと言えます。電波のつかみが良ければ、これで通話をこなしてもいいかもしれません。

Diginnos Mobile DG-W10M 開封(Unboxing)

 Windows PhoneのDG-W10Mは、PCパーツショップ ドスパラの「Diginnos」(デジノス)ブランドのもので、ドスパラ通販サイトで注文すると別途送料(500円)がかかるので、Amazonの方でオーダーした。ちなみに、Diginnosブランドのタブレットなどもあります。
amazonサイト

 昨日、届いたので開封(Unboxing)していこうと思います。化粧箱は、いたって普通のものです。



開封時時の再現 本体をだして少し使いました

梱包物の「はじめにお読みください」(DG-W10Mで撮影)

USB-ACアダプターとUSBケーブル


2色の背面カバー

 ほかにバッテリーと液晶保護フィルムもついています。(貼りづらいものでしたが)それと、FREETEL SIM の申し込み用の認コードが付いていました。パッケージの種類は、新「パープル」に指定されています。