2016年8月6日土曜日

格安SIMと国内メーカーSIMフリースマホ事情

 格安SIMを利用する場合、端末選びが大変になってきました。数年前までは、使わなくなったキャリア(ドコモやau)の端末を使うというのがほとんどだったと思いますが、auについてはVoLTE対応のものが180日後にSIMロック解除できるなどの規定ができたりと今後どうなるのか見通しがつかない状況になっています。
 国内メーカー製SIMフリースマホでは、富士通をはじめシャープ、KYOCERAなどのものがあります。SIMフリースマホですと、SIMロックがかかっていないので海外のSIMカードでも対応周波数帯があえば利用することが可能です。品質的にもメイン機として充分だと言えます。
 いま先行予約を格安SIMで行っているSIMフリー端末の新製品富士通arrows M03は、ドコモとau VoLTEに対応したマルチキャリア仕様で、国内メーカー製のものとしてはスペックとしては、格安スマホと言われるものと同等ですが、使い勝手の良さで他社を一歩リードしています。OSバージョンも、Android 6.0なので普段使いのメインとしては申し分ないものになっています。
 格安SIMのデータ通信速度は一般的にキャリアのものよりも遅いので、キャリアアグリケーションなどを利用した高速通信を利用したいユーザーには向きませんし、国内メーカーのSIMフリースマホはハイスペックなものは、ほとんどありません。ここはユーザーの用途に合わせた選択が必要になってきます。
 国内メーカー第3世代SIMフリースマホは、ワンセグを搭載したものになるようです。とはいっても、富士通とシャープしか未だに発売予定がないようですが。やはり、災害時の情報収集にワンセグを使うということを考えての搭載になると思います。第2世代では、おサイフケータイのみでワンセグは非搭載でしたので、ワンセグは必要なくOSバージョンが古くてもいいというユーザーには第2世代のものを選ぶということもありかなと思えます。
 mineoユーザーの筆者は、富士通のarrows M03は、ここで予約をすると思いますが、IIJmioのサプライサービスでも予約を受け付けています。ちなみに、mineoでは、キャンペーンをしています。