2015年3月22日日曜日

VAIO Phone の実力からみて、5万円は高すぎる

 3月20日に発売された「VAIO Phone」は、すぐに台湾メーカーのOEM製品であることが判明し、その5万円もする価格からネットでは炎上しているようだ。もとの価格は、3万円台。
 気をつかなければならないのは、VAIOはPCメーカーであって、ソニーモバイルコミュニケーションズとは関係がない。すでにソニーから独立したVAIOにスマホの開発のノウハウの蓄積があるのかないのかが焦点になる。そう考えると、やはりただのブランド貸しだったことがわかる。
 CPUは、Snapdragon 410の1.2GHzで、RAM 2GB、ROM 16GB。一応、ミドルレンジといわれるものだが、次世代スマホのスペックは、かなりあがるので、ミドルレンジといわれるのもあとわずかだろうと思える。しかも、国内メーカー製では、当たり前の防水・防塵機能がないことや、まだ確認がとれていないNFC機能を搭載していなければ、ASUS ZenFone5と同じなスペックだと思える。それが日本通信の通信サービスが込みといっても5万円は高いだろうと思えてしまう。
 5万円という価格からみると、SHARP AQUOS SH-M01との比較ができる。AQUOS SH-M01は、液晶サイズは、4.5インチのIGZOディスプレイで、CPUはクアッドコアの2.2GHzで、同じ価格でこれほどの差があるというのも前代未聞なのではないかと思う。AQUOS SH-M01の詳細いついては、こちら