2016年12月21日水曜日

アプリとドライバーのバックアップをせずに、Windows 10にアップグレードしたタブレットを中古ショップでつかまされて

 Windows 10 の無償アップグレードがあり、予備知識もないままにアップグレードしてしまうケースというのがあるのではないかと思います。端末から予約をして順番を待つようですが、アップグレードを知らせる通知があって、アプリやドライバーをバックアップせずに、そのままアップグレードをしてまうと正常に動作しなくなったり、それまでのアプリが使えなくなってしまうことすらありそうです。筆者が導入した中古Windowsタブレットがどのような経過で、メーカーのアプリが全部消えているのか知る由もありませんが、海外メーカーを含めて全てのアプリをダウンロードできることは、まずないと思えます。このWindowsタブレットのメーカーでも、Windows 10 アップグレード用のものが、6個あるだけです。今回のタブレットは国内メーカー製でもあって、国内メーカーのアプリがなければ、ほとんど意味がないとも言えますね。よく、こんな端末を説明もなく中古で販売するものだと今まで専門性があるところだと思って、永く付き合ってきましたが、憤りを禁じえないというところです。しかし、メーカーのアプリやドライバーが無しというのは無茶苦茶な話ではありますね。
 となると、この時期はできるだけ、もともとWindows 10 を搭載したデバイスを選択するのが、より安全ということになりますね。CPUについては、x5-Z8300になってから3D性能が大幅に向上したということは詳しい方ならご存知のはずですので、x5-Z8300以降のモデルを搭載したものを選ぶ必要もあるのではないかと思うのですが、ローエンドモデルの性能ではあるので過度の期待はできないのも確かです。
 今回は、予算がないのでリスクが高い中古に手をだしたのですが、見事に裏目にでてしまいました。Windows 10 の無償アップグレードの影響でのことなので、しばらくはこうしたケースが中古市場では大きな問題になりそうな予感がします。みなさんも気をつけていただきたいところです。