2024年10月4日金曜日

Dimensity 7025 は、エントリースマホを牽引するSoCなのか?

 2年ほど前の記事に「スマホ氷河期」という言葉が踊っていて、今さらながらスマホは売れてないということを再認識させられたわけですが、FCNTのエントリースマホ arrows We2とモトローラの moto g64 5Gに採用されたDimensity 7025 は、AnTuTu V10 ベンチマークでのスコアが、50万近いということで、煽ってる記事も散見されます。しかし、それよりも安定性のあるタッチパネル操作を実現しているハイエンド機との比較では、その差に雲泥に近いものがあります。ここが大きなポイントになっていると思います。処理性能差が許容範囲であれば、エントリーとミッドレンジのSoCグレードとは関係なく操作性に優れた機種の販売台数があがることになればメーカーとしても穏やかではいられない部分がありますからね。(個人的見解です)

 エントリークラスのスマホも、Snapdragon480やDimensity 700(6020)の処理能力で、そこそこ使えるものになったのも今や昔で、SoC据え置きの実質値上げ状態?と囁かれる今日この頃になっています。それをくつがえした?と注目されるのがDimensity 7025 端末ではないのかなと期待半分でいるところです。ゲームでのレビューはタイトルによりカクついて無理そうですが、そもそもポテンシャルを期待するSoCでもないと思いますので、基本動作が少し向上すればいいという感じです。ローエンドSoCで、MediaTek製のSoCシェアが伸びたと報道にありましたが、その背景には「半導体の供給不足」がありますから、微妙なところです。

 比較的古くなったといえるDimensity 700を採用したAQUOS wish4は、大画面を採用した今のトレンド?にのった端末だと思いますが、タッチパネル操作に安定性があるとしたら、さらに優位性が増す印象です。ひと昔前の格安スマホは、出来合いの仕上がりのものがほとんどで、数回タップするだけの操作では気がつかないと思いますが、操作性がよくないものがほとんどでした。昔のAQUOSシリーズでも例外ではなかったと思おますが、安定性については他機種と比べるとタッチパネルの操作性で、少しよかったと思えます。たいていの格安スマホは安い部材の寄せ集め的な感じで、調整もほとんどされていなかったと思います。安ければ売れるだろうという感じの機種が多く、実際にはマニアぐらいしか相手にしていなかったと思います。自分もかなり導入した過去があります。現在、それらは1台も生き残っていませんし、あまり役にも立ちませんでした。

 2年前ぐらいからかエントリークラスのスマホでも処理性能があり、性能があがるにつれて、操作の安定性だとかスペックよりも「品質」を求められてる傾向がでてきていたと思いますが、スペック競争で商戦に勝つことを優先した結果として、人気がなくなるということがミッドレンジでも起きていた印象は拭えないところです。使えない非力なSoCを採用して人気が落ち売れなくなったタブレットの二の舞になる可能性もでてきていると思えます。国内シェアで、iPhoneにおされ30%を割ったAndroid端末は岐路に立たされていると思います。大手3キャリアに端末を供給して販売台数を稼ぐというスタイルになると、SIMフリー版にしてもキャリアの端末割引が見込めない分、苦戦をしいられるのではないかという予想になりがちです。スペック的には、Android OS 必要最低スペック要件のRAMは、6GB ですので、ROM 128GBとあわせて、RAM 6GB+RAM 128GB 仕様の端末が求められるかと思います。しかし、端末割引制限があるので、その額におさめようとした低スペックの端末が量産されているというのが現実かと思われてなりませんね。

ファイル管理にFiles by Googleはいいかも

 古い機種のHTC U11 601HTのファイル整理にFiles by Googleを使っています。このスマホは、ROM 64GBしかない上に、約21GBのゲームをいれているので、ファイル管理が必須です。このFiles by Googleは、スマホ初心者でも使いやすいのではないかと思います。

  
  画像ファイルなどをSDカードに移動しさせたりするにはベターな感じです。



1.5Mbpsの低速データ通信の格安SIMで、5G通信ができると少しは速くなる?

 某格安SIMの1.5Mbps制限使いたい放題?のものを大手3キャリア回線で利用していますが、ほとんど某ゲームタイトルのプレイにしか使っていませんでした。ゲーム要件スペックを格安スマホ(エントリークラス端末)に求めていたので、それ以外には気を配らなかったのですが、格安SIMの挿れ換えをして、auとSoftBank回線は、常に5G通信ができるぐらいに改善しました。5Gエリアが広がっただけかもしれませんが、端末と回線(格安SIM)の組み合わせは、次の通りです。

・au回線格安SIM+moto g53y 5G

・SB回線格安SIM+moto g50 5G

 以前は、この組み合わせが逆でした。それですと5G通信になるときも疎らな感じでした。データ通信速度にどれぐらいの差が4G通信の時と比べるとあるかは、よくわかりませんが以前より使い勝手がよくなったと思っています。au回線格安SIMは、Redmi Note 10 JE に挿れていましたが、電波状況がシビアだったのか芳しくなかったです。auアンテナ基地局は、比較的近くにありますが、あまり関係ないのかな。

 ドコモ回線の格安SIMは、データ通信のみの5G通信非対応のものと、300kbpsの制限のものを4G端末(5通信非対応)に挿れているので、5G通信ができていない状況です。

 5G対応のエントリークラスでも、moto g64 5Gやarrows We2のDimensity7025を採用したAnTuTu V10ベンチマークスコアで、47、48万ぐらいのスコアがあるだろう端末もでているので、機会があったら試してみたいとは思っていますが、どうなるかはわかりませんし、MNP乗り換え特典の端末割引を利用するかもしれないというか、早くデータ通信用のものは、1回線にして整理したいと思っています。

 1.5Mbps制限を解除してみると、データ通信の低速にかなり端末側がひっぱられていたようで、かなり速く感じました。Wi-Fiテザリング経由で、Snapdragon 690端末での話です。低速データ通信ですと、端末側がどれぐらい低速にひっぱられて遅くなってるかがつかめないので、本来のポテンシャルが全然わからないです。これは誤算でした。


2024年10月3日木曜日

シニア向けAndroid端末のまとめ(2024/9)

  シニア向けAndroidスマホを調べる機会がありましたので、個人的な基準となりますが現時点でのものをまとめてみました。シニア向けスマホは、ほとんどエントリークラスのスマホのスペックと同じものになります。○、△、╳で評価したあとに少し解説を付けます。

・かんたんスマホ3 (Y!mobile 2023)

>6.1インチディスプレイ(FHD+)○、SoC:Dimensity 700 △、バッテリー容量 4500mAh ○、イヤホンジャック無し╳、大手3キャリア対応バンド○

 

・あんしんスマホ(docomo 2022)

 >6.1インチディスプレイ(FHD+)○、SoC:Snapdragon 480△、バッテリー容量 4500mAh○、イヤホンジャック無し╳、販売終了╳


・BASIO active2 (au 2024)

>5.7インチディスプレイ(HD+)△、SoC:Snapdragon 695○、バッテリー容量 4000mAh○、イヤホンジャク有り○

 

・シンプルスマホ7(SoftBank 2023)

> 5.7インチディスプレイ(HD+)△、SoC:Snapdragon 695○、バッテリー容量 4000mAh○、イヤホンジャク有り○

 

・ らくらくスマートフォン(docomo 2022)

>5インチディスプレイ(FHD+)△、SoC:Snapdragon 480△、バッテリー容量 3400mAh△、イヤホンジャク有り○

 京セラ、シャープ、FCNT製のAndroidスマホになりますので、すべてMIL規格準拠の耐衝撃性能のタフネススマホになります。また、おサイフケータイ機能にも全機種対応で、泡タイプのバンドソープでの丸洗い洗浄とアルコール除菌シートでの拭き取りにも対応しています。

 カメラについては、スペック上では、BASIO active2 : 約5030万画素、あんしんスマホ : 約4800万画素で、他は約1300~1600万画素となっていますが、実際に使ってみないと個人の好みもありますので評価はスルーします。

 SoCの△は、Android 12 環境で、全機種 RAM 4GB ですので、必要最低限度の処理性能としました。ここは、現行のエントリークラスのスマホと同等だといえます。これ以下の処理性能であるSoCでは、動作に快適さは、ほとんどないです。旧機種では、限界性能のSoCを採用したものが多いので、音声通話には問題ないもののブラウジングには時間がかかって待たされたり、アプリの起動など極端に遅い仕様になっているものがありますので、スマホとして現時点では問題のある処理性能としての評価にしました。特に決済関係のセキュリティを重視したアプリは重めなので起動にも時間がかかり、スマホのメリットを半減させています。ここは注意が必要です。

 バッテリー容量については、使い方にもよりますが、製品寿命を示していると考えてよいかと思います。2年以上で、公称スペックの70%になるというのが通説でしたが、機種によってはバッテリーが長持ちする機能を搭載していますので、多少の差はあるかと思います。バッテリー特性からみると初期性能でも、公称の70%の性能になりますので、ここはシビアに考えておいてよいスペックだといえます。

 全般的な傾向として、シニア向けスマホの操作がわからない時に、普通のAndroidやiPhoneユーザーしか周りにいないと、その独自の操作性からアドバイスをすることができないので、シニア向けAndroid端末から、シンプルなホームランチャーのある普通のAndroid端末に流れているということらしいです。個人的には、物理ボタンで電話ができる操作性と、着信をランプで表示してくれることに安心感があり、個人情報を入力しても国産?Android端末であることでの安心感は、一般ですと根強いものがありますし、自分も同じです。これは利用するユーザー側の心理が優先されるところなので、無理強いをする人もいますが、気をつけたいところです。

 個人的な結論として、RAM 4GBとROM 64GBという仕様ですと、同等スペック端末は数台ありますので、ROM 128GBでもないと触手は動かなかったですね。microSDカードによるメモリ増設は、基本動作を想定したもので、Android OSでは、SDカードにアプリを入れることを禁止しています。動画・画像・音楽ファイルを格納するのが主な使用例ですし、microSDカードを利用することでパフォーマンスがそこなわれることもあります。エントリークラスの低い処理性能であるSoCで使うのは気がひけるところです。ここは改善されているかもしれませんが、ROM 128GBよりも劣ります。また、SDスロットが認識しなくなったりと構成パーツが増えることでのトラブルも想定できますので、microSDカードが使えるからという安易な考えではなく、その用途にあわせて実際に試してみることが必要になるところです。

 シニア向けスマホということで、一般向けの内容を多くしましたが、個人的な見解ですので、新しい情報があれば更新しますし、使い方しだいで求める機能は違ってきますので、ラジオ機能などはスルーしました。関心をもった機種で確認したいことがあれば、公式サイトで確認することができますので、よろしくお願いします。

 余談になりますが、京セラは個人向け端末の開発から撤退することを表明していますので、「JAPAN MADE」仕様のAndroid端末も現行製品が最後になるというのも、個人的なものとして、かんたんスマホ3とあんしんスマホの情報を追ってみた理由の1つになっています。

USBケーブルについて

 USBケーブルのC to C を間違えて100均で数本買ってしまい困っていたのですが、USB-Cポートの急速充電器より、こちらを選びました。

 今年の夏は、中国製ハンディファンにmicroUSBケーブルを2本もダメにさせられハンデファンも動かなくなりました。中をみるとUSBポートが基盤から外れてました。わりと知名度のあるメーカーの製品だったのですが、あてにならないものです。

 USBケーブルは、中華のノーブランドを数年前は使っていましたが、ことごとく断線しますよね。1年ももたないものばかりでした。中華のUSB Type-C アダプタも使ってましたが、構造に問題があるみたいで異臭をあげて発熱でアダプタ本体が変形して溶けるというあり得ない事態に遭いました。(画像はありますのでアップしてもいいのですが、やめときます)

 この「HIDISC」も中華ブランドですが、USBケーブルぐらいなんとかいけるだろうと思って導入してみました。中国製品に付属している充電用USB-C ケーブルは、かなり貧弱で断線してしまうものが多いので、しっかりしたものにするなどの対応が求めらるようです。

 中国製のUSB-C端子の精度問題もありますから、挿し込む時に違和感があれば、使うのはやめた方がいいと思っています。今ところスマホが中華USBケーブルで破損したケースはないので、ラッキーだったんだなと思っています。

多摩電子工業のBluetooth ステレオイヤホンを導入しました。

 コンビニのスマホ周辺機器コーナーにある多摩電子工業の製品を試してみたかったので、2個導入してみました。今年に入ってから某通販サイトで、中華のノーブランド激安 Bluetooth イヤホンを試してみたのですが、ナチュラルさがなく好みの音質ではなかったので、お蔵入りしていました。

 パッケージに、「Bluetooth 4.1」とあったので互換性あったかなと、早速HTC U11(Bluetooth 5.0)とペアリングしたところ問題なく使えました。
 最近のスマホには、イヤホンジャックがないタイプがあり、うちでもイヤホンジャックが無いものとあるものが混在しているので、Bluetooth イヤホンは必須アイテムだったりします。以前に使っていたものは、バッテリーがあがってしまい駆動時間が短くなっていて困っていたので音質が好みなら助かります。
  実際に使ってみたところ音楽には物足りないところはありますが、ナチュラルさはありました。エージングで、これから音質は若干変わりますが、聴きやすいタイプだと思います。使っていける音質でした。IPX4の防水機能もあるようです。(画像右側の製品 BS36)ちなみに、どちらも、充電はmicroUSB ポートになります。時代に逆行していますね。
 
 最後に[開発者向けオプション]より設定を少しいじりました。


 かなり古い情報からBluetooth AVRCP バージョンを変更しました。詳しくは、解説しているものに譲ります。



 



多摩電子工業のUSB-Cイヤホンを導入してみました

 コンビニのスマホ周辺機器コーナーに多摩電子工業の製品もありますが、同社の USB-C イヤホンをハイレゾイヤホン対応のHTC U11 601HT用に導入しました。しかし、コンビニに、センチュリーのmicroUSBケーブルがあって、どんな世界線だよと思いました。時代ですね。

 
 「ハイレゾ」とは?からはじまるわけですが、よくわかりませんでした。
 


  多摩電子工業のUSB-C イヤホンのパッケージには、すべて「DAC」(Digital to Analog Conveter)内蔵とありますので、これが売りなんだなとわかります。いまでもレコードをたまに聴くアナログオーディオ派なので期待するところはないのですが、クリアなサウンドなのは想像することはできますね。

 

禁じ手のジャンク AQUOS R5G を発注した理由とは?

 Snapdragon865搭載(RAM 128GB)のAQUOS R5G ジャンク品を発注しました。このタイトルは、後日AQUOS R5Gレビューする予定なので、それまでの記載となります。発注したジャンク品は、画面の上半分がタッチパネル操作不可のものです。ゴーストタッチも発生している個体ですとアウトなんですが、B/Tマウスでの操作が可能なので、なんとかなるかなと。これは、某ゲームタイトル用のもので、格安SIMやスマホ運用とは、あまり関係ないものです。なぜ、発注したのかを整理してみたいと思います。

・ゲーム用端末と今までのエントリークラススマホ並びに格安SIM運用との切り分け

・現行の高額ハイエンド端末へのニーズがほとんどないこと。

・ 中古スマホ情報を調べて知識を持ってしまったこと

・Snapdragon 865+RAM 12GBのスペックを体験したいこと

 これが主な理由になるかと思います。いまの主な作業内容は、日本語入力で、カメラ性能も求めていないですし、それにハイエンドは高額なので、エントリークラスから一足飛びにオーバースペックのものを手にしたところで、費用対効果がほとんど破綻するぐらいの印象です。ハイエンド機の安定性や処理能力には、確かに魅力を感じますが、 通話やブラウジングだけでカメラ性能を求めないのならミッドレンジ端末で十分と思っていますので、無駄な出費はおさえたいところもありますし、これを最初で最後としてエントリークラスやミッドレンジスマホに焦点を定めていきたいと思ってます。大手キャリアでもスマホの実質レンタル方式になってきていますので、背伸びをする時期ではないのかなとも考えています。

 今回のジャンク品である AQUOS R5G にしても、操作の生命線であるタッチパネルの上半分がきかないわけですから、本来ならパーツ取りなどの目的であって、スキルがある人でないと扱えずに泣きをみる物件ですね。故障しているわけですから、いつ電源が入らなくなっても不思議ではないです。落下が原因で、そうなったとしたらなおさらです。

 ハイエンド機を手にしたことがあるなら、ミッドレンジクラスでもストレスを感じてしまう場合がありますので、ここはむつかしいところです。自分の用途ですと、Snapdragon690や古い機種のSnapdragon845で、ギリギリ感はありますが、あと半年ぐらいはなんとかなると思っていますので、今回のジャンク AQUOS R5Gの発注となりました。ダメ元というか届いても、もしかしたら開封しなまま放置してしまうかもしれないですけど。

HTC U11 601HT VS シニア向けAndroid端末

 2017年発売のHTC U11 601HT(Snapdragon835) に、約21GBの某ゲームタイトルをインストールして、そこそこプレイができるので、300kbpsの格安SIMも挿れて試験運用をしています。ちなみにHTC U11 601HT は、Android9にアップデートするとテザリングができなくなるという不具合があります。

 格安SIM利用者には、音声通話にしぼった使い方で低料金で済ませるというケースは多いようで、先のOCNモバイルONE吸収合併の背景には、この低料金利用者の流出の影響も少なからずあったようです。

 シニア向けAndroid端末を検討していたのですが、結局大手3キャリアの周波数(バンド)に対応した機種を選ぶことになって、シニア向けでなくてもいいかもとなりました。スペック的に、RAM 4GB、ROM 64GBですと用途が限定的になりますので、シニア向け端末のメリットが物理ボタンがあるとか着信をランプで表示するなどしかないので、普通のエントリークラスAndroid端末とスペック上では、ほぼ同じですし、自分には大きなメリットになるものがほとんどないという結果に。

  これは、HTC U11 601HTのホームランチャーの1つ「シンプルモード」(Biz)のホーム画面ですが、使う機能が限定的であれば、これでもいいかなと思えますし、この手のシンプルなホームランチャーは、プリインストールされている機種が多いかと思います。

  Android端末のウィジェットは使わないとかカスタマイズを必要としないユーザーには、シニア向けAndroid端末は有益そうにみえますが、操作をおぼえることができれば、普通のAndroidでやっていけるので、少し割高感のあるシニア向けAndroid端末も、かなり工夫して便利な機能を搭載しないことには、ケータイ層を取り込むのは無理っぽいですかね。


格安SIMユーザーの機種変について

  格安SIM利用者にとって機種変は、最大の悩みであって、機種を選ぶ時間がもったいないというのがあります。特にAndroidスマホだと対応バンドを調べないとならないので、かなりの時間の消費が発生します。

 本来であれば、回線契約者に通信端末を提供するのが通信会社のつとめでもあるわけなんですが、業績にならないことは一切しないという 一貫した社会的態度をとっていて、半ばあきれてしまいますが、巷のスマホ情報もほとんどが販促口上なので、Androidは使えるようになったiPhoneと同じ価格のものを店頭で確認してくれとか、どれだけ無駄を強いる内容なのか考えもしない企業寄りの発言内容で、わざわざ店頭まで赴いて確認するほどの暇人は、そうそういないので、何言ってるのだこの人はという内容のものしかないですね。情弱コンテツです。

 機種変の度に対応バンドを調べないといけないとか、さすがに我慢の限界というか数年前と同じことをさせられているわけで、SIMフリー端末は進歩がないというか総務省の端末割引額制限が地味に悪い方向に効いているところです。

 SIMフリーAndroidスマホの対応バンドを調べる人は、限定的なので最終的には、iPhoneにするという流れです。Android端末は、ほとんど使えない時代が最近まで続いていて限界性能以下の機種もグローバル版にたくさんありますので、SIMフリーAndroid端末は詳しくない人には鬼門になります。性能的にはメインに使えるにしても玩具みたいなデザインが多いので、国内で人前で使う分には、気にしないタイプでないと格安スマホ系は使うのは無理ですね。

 格安SIM利用者からみると音声通話ができればいいという低料金利用者が多いですので、そういう層に向けた情報は企業寄りのメディアでは、ガン無視なので音声通話に向いたAndroid端末情報は皆無です。とにかくハイエンドAndroid端末を黙って買えという風潮しかありません。

 そんなことを考えながらiPhone8って、いつの端末だよとiPhone乗り換え準備をしているわけです。 

Lightning仕様のiPhoneは買いなのか?

 LightningがiPhone15から廃止されてUSB-Cになりました。中古市場では、Lightning仕様のiPhoneが安くなるという意見と、Lightning環境が減少して使いづらくなるという意見があります。

 
 Lightning環境が国内で、すぐになくなるというのは考えにくいところですが、5年後ですとどうなのか?というのはありますね。そもそもiPhoneは高額なので、UBS-CのiPhoneが半数以上になるにも時間がかかることは予想にかたくないところです。
 

2024年10月2日水曜日

低速300kbpsの格安SIMを挿したHTC U11 601HT (Android9)のハードケースが届く

 HTC(宏達国際電子) は、台湾のスマートフォンメーカーで、一部の「Pixel」開発チームが、2017年にGoogleに買収されました。

 HTC U11 601HT は、2017年の夏モデルです。今回、ハードケースを用意したのは、このスマホ本体は、鏡面仕上げに近い仕上がりで、とにかく滑って落ちまくりますので、摩擦力のあるカバーで滑るのを止めるためです。SoCは、Snapdtragon835なので、一時的に約20GBぐらいある某ゲームタイトルの格納場所として運用しています。


 某ゲームタイトルでは、7年前のSnapdragon835 端末なので、ところどころ処理能力不足を露呈させて動作がもっさりしてしまいますが、映像が破綻してしまったり音が割れるなどはありません。

 この端末でゲームをすることにしたので、格安SIMも挿れて運用することにしました。HTC U11 601HTは、Android9にアップデートするとテザリングができなくなるという不具合があるらしく、300kbpsの低速なものにして、単体で音声通話ができ、かつFeliCaも使える環境にしました。バッテリー容量は、3000mAhでかなり古い機種なので、携帯するにはモバイルバッテリーは必須かもしれません。いつもはゲームで消費していますが、バッテリーの減りははやめで、かなりへたっている印象です。

  HTC U11 には、エッジセンスという独自機能があって、スマホ本体を握ると割り当てたアクションを実行することできます。それには、ケースも両側面の下半分が一部解放されていないとならないので、気をつけたいところです。




2024年10月1日火曜日

Xiaomi(シャオミ) Redmi Note 10 JE XIG02 au のメモリ増設をオンにして4GB+3GB(増設分)=7GBにして運用をはじめました。

 Xiaomi(シャオミ) Redmi Note 10 JE XIG02 au の調子がよくないので、1.0GBになっていた[メモリ増設]をオフにして様子をみようと思っていた矢先に、もしかしたら調子が良くなかったのは偶然で、メモリ増設は有効なのかもと思い逆に3.0GBにして運用することにしました。約42.8571%のRAM増設になります。

 
 4GB+3GB(増設分)=7GBにしてみたところ体感的には、大きな差を感じることはないですが、こころなしか安定した挙動になっているかのように思えます。気のせいかもしれませんが、AnTuTuベンチマークスコアでも、メモリRAMが12GBだと結果もよくなるらしいので、なにかしらの恩恵を受けているのかもしれません。
 表示された解説には、ROMの空き容量が十分にないとならないらしいので、ROMにある使っていないアプリをアンインストールしたりして、よりよい動作環境づくりに励みたいと思います。

Xiaomi(シャオミ) Redmi Note 10 JE XIG02 au のメモリ増設をオフにしてみました。

  Redmi Note 10 JE XIG02 auの挙動が徐々におかしくなって、動作も遅くなったりしていたので、気になっていたが、ブラウザが勝手に更新したりしていたので、[設定]から[メモリ増設]を確認したところ[1.0GB]オンになっていたので、これかもしれないとオフにして様子をみることにしました。

 説明には、ストレージが十分な空き容量がある場合に使用してくださいとあったので、ROM 使用率をみると、約半分を使っていました。

 もう少し空き容量がないとならないのかな。メモリ増設というよりかは、勝手にタスクキラーがはたらいてたのか操作もままならないほど、勝手に動いたので故障でもしたのではないかと思ってしまった。

 [メモリ増設]は、スマホによくある機能ですが、ネットでもこれを使うとパフォーマンスが落ちるという評判もあって、個人的には使わないようにしてました。このブログ投稿でも更新(保存)する前に勝手にタブを閉じてしまうことを繰り返していたので、[メモリ増設]から何かが誤作動したか、バグで不安定になったのではないかと思っています。数ヶ月近く[メモリ増設]をオンにして使っていたことになります。それか工場出荷時には、1. 0GBオン状態になっているのか。パフォーマンスがおかしいなら一度確認してみる必要はありそうです。

 [メモリ増設]をオフにしてからは、変な挙動も減ったので、考えなくてもいいとは思ってますけど。仮想メモリは、確かPCでもあったと思います。どちらかというとメモリ使用率のピーク時にフリーズやアプリが突然落ちることを回避する苦肉の策みたいな機能だと思っていました。そこもあわせた利用かと思います。現実的には、Android15 の最低必要メモリがあがるかもしれないので、その対策っぽい気はしてますけどね。本機個体の問題でなければいいのですが。


あんしんファミリースマホ A303ZT(ソフトバンク) VS Libero 5G Ⅳ A302ZT (Y!mobile)

 「あんしんファミリースマホ」というネーミングからシニア向けスマホか勘違いしそうですけど、キッズ向けらしいです。この端末の背面ポケット(クリアケース)に交通系ICカードを入れて利用すると保護者に通知が届くみまもりサービス「タッチでメール」(月額550円)があります。

 あんしんファミリースマホは、ソフトバンクが提供する約6.7インチディスプレイ搭載のエントリークラスのスマホで、Libero 5G Ⅳ は、Y!mobile端末で、6.6インチディスプレイの同じくエントリークラスのものです。どちらもSoCにDimensity 700を採用。メモリもRAM 4GB、ROM 128GBは共通です。SoCのDimensity 700は、2020年11月発売のSoCなので、仕様も比較的新しいものではないですが、基本動作には問題ないと思います。大型ディスプレイなので、動画などはみやすいです。RAM 4GBは、最低限度のものなのでゲーム以外の音声通話や基本動作メインの使い方になります。どちらもイヤホンジャックがないので、そこは人を選ぶところにはなります。

 どちらの端末も中国通信機器メーカーのZTE製端末で、多少の違いはあってもほぼ同じぐらいの品質かと思われます。Y! mobileのLIbero 5Gシリーズは、企画段階でミドルレンジスマホのクオリティーによせたものをというコンセプトだったらしく、初代Libero 5G(Snapdragon690) を実際に使っていましたが、モノラルスピーカーも聞きとりやすさがあって、それなりの品質で安定したものがあったと思っていたのでとりあげてみました。ソフトバンクやY!mobileでの知名度はあっても、対応バンドはSB回線しばりなので、それ以外ではあまり知られていない機種になるかと思います。

ahamoショック 10月1日から料金据え置きで、30GBに増量

 ahamoは、本日からデータ容量を20GBから30GBに増量しました。月額2970円で、GB単価からみても、通称「格安SIM」と言われているMVNOもこれに対抗せざるを得ないかたちに。HISモバイルが、月額990円 7GBで話題なり、その後に日本通信が「合理的30GBプラン」を50GBに増量していました。

 MNP乗り換え端末割引などの特典にくわえて容量を増量して契約数も増やそうということらしいです。そんなに流動的なゾーンなのかは、知りませんが話題になることで、日本通信の「スターターパック」が通販サイトで売れるなどは、しているようです。いまひとつしっくりきていないユーザーも多そうではありますね。

DIGNO SX3 KYG02 (ビジネス向け端末)について

 個人向け端末の開発から撤退を表明した京セラのビジネス向け端末のDIGNO BX2 A101KC (ソフトバンク)を以前にとりあげましたが、KDDIにもDIGNO SX3 KYG02 という法人向け端末があったのでとりあげてみました。

 DIGNO SX3 KYG02 は、2023年1月の発売。SoCは、Dimenstiy 700 を採用しています。メモリは、RAM 4GB、ROM 64GBで、市販のエントリークラスと変わりありません。京セラ製端末なので、MIL規格準拠の耐衝撃性能をもつタフネススマホです。

 ビジネス向け端末なので、業務に特化した性能や機能をもっているらしいです。気になる方は、メーカーの公式サイトでご確認ください。

 業務用端末なので、個人で使うものとは異なり、ビジネス環境下で、しっかりとIMEI 製造番号で管理されているとは思いますが、個人でも使えるものなのか考えてしまいがちです。ちなみに契約している格安SIM(MVNO) 公式サイトにある「動作確認済端末」には、載っていなかったですね。しかも、この機種の対応バンドについては公表されていないということで、使えたとしても自己責任案件になります。

 海外のスマホ情報動画では、DIGNO SX3 VS DIGNO SX4 をやっていたので、前機種になりますか。海外版なので、同型番の機種でも中身は別物ということもありますので、一概にはいえませんが、スペックはほぼ同じ印象でした。