2024年10月15日火曜日

FCNT arrows We F-51B は買いなのか?

  中国PCメーカーレノボの傘下となり新製品を発売したFCNTですが、2021年10月発売のFCNT arrows We F-51B を取り上げます。

 ドコモ端末は、中古市場で人気があるので他のキャリアモデルよりも価格が高いです。FCNTの経営破綻で、中古市場のarrows We F-51B は底値でしたが、そこからまた少し値があがっているようです。

 スペック的には、SoCがSnapdragon 480 のローエンドなので限界性能といえますが、価格によっては予備機としても使えそうですし、5G対応のドコモ端末としては最安値あたりに位置します。格安SIMユーザーにとっては、アンインストールできないドコモ関連のアプリがあるので、そこは無駄なROM消費になりますから、そこはデメリットになります。RAM 4GB+ROM 64GBなので、アプリをたくさん入れて使い倒すのには向きませんが、普段使いで基本動作メインであれば許容範囲かと思われます。なにより携帯性がありますので、待ち受けにも向いている仕様かと思えます。

 発売から3年になるarrows We F-51B のバッテリーは劣化で期待できないところですが、「未使用」(中古スマホ業界用語?)であれば、電源トラブルもまだ少ないのかなと思えます。Wi-Fiテザリングを使ってモバイルルーター代わりに使いたいので接続の安定性が気になりますが、その手の情報はほとんどないので、様子見している状態です。カラバリで目をひくのはパープルぐらいしかないのが意外とこの機種が敬遠されてる理由にも思えます。