2016年9月10日土曜日

SIMフリーDiginnos Mobile DG-W10M 24日目のレビュー

DG-W10Mは、Windows 10 Mobile端末ですが、5インチHD液晶を搭載したものでは、業界最安値に近い価格(9,980円)で販売されています。筆者は、Windows 10 Mobileに関心があったのと、安さもあって導入しました。開封してから24日目になります。
DG-W10Mのスタート画面
Windows 10 Mobileのスタートが面は、タイル状になっていてAndroid OSのウィジェットのように、情報内容を表示する機能を持っています。配置も任意で変更できるので、カスタマイズも楽にできるかと思います。いまのところ対応アプリも少ないこともあって、標準アプリがほとんどなので、シンプルで使いやすい状態でもある。
 DG-W10Mについては、液晶表示が格安スマホにありがちな変な色合いではなく、いたってまともだった。HD液晶なので、高精細ではないものの使っていて気にかかるところがない。ボディーはプラスチック製なので、手帳型ケースに入れている。暑さは、9.2mmで最近では薄型ではないが、背面にあるカメラレンズ周辺はフラットに仕上げてある。カメラでは数枚しか撮影していないが、先に導入したAndroid端末の格安スマホでは、ノイズを抑える為か質感が潰れてしまい食べ物の撮影も厳しかったのだが、これはそういうかとがないがない。しかし、比較したらマシだった程度の問題。
アウトカメラで撮影したもの(トリミング編集済み)質感は、まぁまぁ表現できている
 ここまでは、DG-W10Mに好感を持っていたのだが、肝心のバッテリー持ちが良くない。2,300mAhのバッテリー容量がありながら、バッテリー表示は100%で、19時間ぐらいとなっていて、SIMカードを入れて使ってみると残念なことに毎日充電しないとバッテリー切れになってしまう。液晶ディスプレイの明るさをギリギリまでおさえても、そんなには持たないのでSIMカードでの運用をやめて、機内モード+Wi-Fiで使っている。
 
クイックアクションのバッテリー節約機能と機内モードがONの状態
結局、自宅Wi-Fiでの運用を余儀なくされたが、液晶表示は個人的には良いと思っているので、自宅では、よく使っている。操作にも慣れてくると、Windows 10 Mobileには面白いところもあるので、アプリは少なくて趣味的な存在ではあるものの、これはこれで満足している。
 DG-W10MのSoCは、Snapdragon 210という非力なエントリーモデルなのだが、WIndows 10 Mobileの出来もあるかと思うが、動作がおかしくなって再起動することが多々ある。ここはアップデートを待つしかないのかなと思っている。