2016年9月12日月曜日

Win 10 Mobileの弱点について

 Win 10 Mobile端末を使いはじめて、操作にもなれてきたところなのだが、あらためて対応アプリ特に、IP電話のアプリがないので不便でならない。Win 10 Mobileについては、過不足なく原点回帰のようなシンプルさがあって使いやすいと思っている。標準ブラウザのEdgeで多くをこなしていかなくてはならないので、Webページに次のような表示がでると少し困ってしまう。
Win 10 Mobileで開いたWebページ
かといって完全対応をやんやと言って、そうなると今度はEdgeの動作が遅くなってストレスを感じるものになってしまっては本末転倒なので、静観するかしないような気もしている。
 先にあげたIP電話の件では、格安SIMでの運用を考えているユーザーにとって、音声通話料金をおさえたいと思ってもSkypeやLINEしかなく、筆者もそうなのだが、電話帳データを吸いだすLINEとかは他人に迷惑をかけてしまうようなものなのだし、アカウントの乗っ取りとかセキュリティ面では、かなり脆弱なものでもあるので、できれば使いたくないと思っているので、IP電話アプリぐらいないと到底格安SIM運用の端末としてWin 10 Mobile端末は厳しいものがあると言わざるおえない。希望的観測だと、050 plusが対応するのではないかと思っているのだが、Win 10 Mobile端末をメインで使いたいと思わせるのには、もうひと工夫必要なのも事実だと言っておこう。
 Win 10 Mobileもいくつか改善していけば、メインとしても使えるものになりそうなので、IP電話を含めての対応アプリの充実を期待したいところ。それには、Win 10 Mobile搭載のスマホでヒットするだけのものを持った端末の登場が必要なのだが、いまのところ低価格路線におされているところもあって、価格と性能でバランスの取れた新製品の登場は、しばらくなさそうだ。マウスコンピューターのMADOSMA Q601も指紋センサーを搭載していないので、ちょっと厳しいかなっと思える。