2016年9月22日木曜日

格安SIMでの動画再生とWin 10 Mobile端末

 Android端末と比べて使えないと思っているユーザーが多いと思いますが、Win 10 Mobileの格安スマホ、Diginnos Mobile DG-W10MとMCJ MADOSMA Q501の2台を導入して、Android端末のやはり格安スマホ arp AS01Mとあわせて使っています。
MCJ MADOSMA Q501をDG-W10Mのカメラで撮影しました

 動画再生(標準ブラウザEdgeでの再生)をほとんどDG-W10Mでしています。これは単純に液晶表示が他の端末より色合いとかHD液晶なのですが、なんとか視聴にたえるものだからです。(液晶表示への評価には個人差がありますが)しかし、DG-W10Mはバッテリー持ちが良くないので、機内モードにしてWi-Fiで運用しています。そこで、バッテリー持ちの良いMCJのQ501を導入してモバイルホットスポット(テザリング機能)で、DG-W10Mで動画再生をしています。DG-W10Mはあるから使っているといったところでしょうか。
 格安SIMはOCNモバイルONEデータ通信のみSMS付ですが、低速時の200Kbpsでも画質は落ちますが再生がストップすることがあまりないので、高画質で観たいもの以外では重宝しています。
 ただし、Android端末のようにアプリでのプッシュ通知がないので、タイムリーに通知を受けることができず、そこはAndroid端末を使うことになります。よくWin 10 Mobileのお試しとして、DG-W10MやQ501をあげているところもありますが、先にあげたDG-W10Mは、バッテリー持ちが24時間もないし、Q501についてはROM 8GBで、実質アプリを多くインストールすることはできませんので、バッテリー持ちがいいだけで、筆者のようにテザリング機能でルーターみたいな使い方しかできないのではないかと思います。基本的に標準ブラウザとSNSのメジャーなもので使うということでしょうか。DG-W10Mは、ROM 16GBで大きくはないですがインストールするアプリもほとんどないですし、SoCがSnapdragon 210 というエントリーモデルで、1.1GHzのクアッドコアですが動画再生でもMediaTekのSoCよりかは少ないようです。
 Win 10 Mobile端末を積極的に導入した理由としては、SoCがQualcomm社のSnapdragonだったからというのがあります。先にあげたarp AS01MのSoCは、MediaTekなんですが、関連アプリが機密ログの読み込み権限があるもので、ほか怪しいかなっと思われるアプリがいくつかプリインストールされているので、格安SIMを入れての運用をやめました。ドコモ回線の格安SIMを使う端末として、Win 10 Mobileの格安スマホを使ってみましたが、やはりメインとしては、まだまだなんだと思います。印象としては機能的に数年前のAndroid端末と言った感じかな。とにかくアプリがほとんどないので、アプリに依存した使い方をしているユーザーには、まったく魅力のないものだと思います。