2020年3月16日月曜日

Wi-Fi運用想定でAQUOS CRYSTAL X 402SHをなぜ使うことになったのか?

 今になって2014年のスマホを使うことになったのは偶然にも未使用の中古品が格安であったからです。なぜ格安なのかというとネットワーク利用制限が[△]だからで、はじめから格安SIMなどを挿して回線接続させ音声通話をすることは想定していないからです。そもそも、2014年以前の端末はSIMロック解除の対象外の機種ですから、この402SHはSoftBank以外のSIMカードは認識できません。SIMカードが認識できないことでアップデートはできませんし、FeliCaもロックがかかって利用不可の状態です。
 1年前に導入した中古の402SHを何気なく最近になって使っていたところネットワーク利用制限[△]の未使用の中古が数千円であったので思いきって導入しました。以前の中古のものはバッテリーがへたっていたので使う気になれなかったのですが、実際に未使用のものと比べると体感的に少し速いように感じました。
AQUOS CRYSTAL X 402SH

 以前このブログでもベゼルレスのAQUOS CRYSTAL を取り上げていました。その時はデザインが優れているとか言っていたと思いますが、305SHを実際に使ってみると音質にこだわった機種だけあって他にはないサウンドでした。305SHのSoCはSDM400で402SHの下位モデルにあたり動作は402SHとの比較ではアプリの起動が遅く使っても動画や音楽再生どまりで、動画や音楽再生専用として2年間ほど使っていました。しかし、これもバッテリーが劣化してきたので、そろそろ代わりになるものを考えないといけない時期でもありました。305SHのディスプレイは、HDの5インチなので作業をするにも少し小さいというかHDなので情報量も少ないです。
 先に導入理由を述べましたが決定的だったのは価格です。中古のバッテリーがへたった端末でも5000円前後してましたので縁がないものと思っていましたがデザインも音質も好みのもので、Wi-Fi運用ならネットワーク利用制限が[△]でAndroid 4.4でもいいかなと少し甘いともいえる判断でした。事前に中古の402SHで動作をたまたまチェックしていたのも大きかったです。たぶん動作検証をしていなかったらスルー案件だったと思います。
 筆者は数年前にエントリークラスのタブレット+B/TキーボードをやってみましたがOSそのものがこういう使い方を想定していない、もしくは検証していないかで使い気になれないものでした。エントリークラスのタブレットのSoCは非力で体感的にかなりのストレスを感じました。それと比べるても402SHはまだいいと思います。とはいえ現行のハイスペック端末と比べれば体感的にも遅く現行ミドルレンジのエントリー寄りの体感になるかと思います。数年前の機種とはいえ上位機種らしくWi-Fiもacの5GHz対応です。
 402SHの使い道はWi-Fi運用で限定的な用途なので、スマホ本来のSIMカードを挿して回線接続をして音声通話からネットまでをするというものではなく、SIMロック解除もできないし、SIMカード認識も他社のものではできないのでアップデートもできないFeliCaもSIMカード認識ができないのでロック状態です。おまけにベゼルレスのデザインのせいか防水でもありません。Android 4.4なので対応アプリもメジャーなものでも減っています。このような状況なので、製造から少なくても5年以上前のものなので、よほどの個人的事情がなくては導入できないのものとなっています。音声通話についてもVoLTE対応なのかも筆者は知りません。ちなみにタッチパネルも5年以上前の使用なので操作中画面が飛んだりすることがたまにあります。