2022年9月16日金曜日

デュアルSIM仕様の端末を検討してみた

  まずはじめに端末代金の予算がないので、デュアルSIM仕様のエントリーモデル、俗称「格安スマホ」から検討したわけですが、安定した通信接続を求めるユーザーが予算がないからエントリークラスの機種を検討するのかどうかを考えた場合、かなりレアなことだとは思いましたので、実際にはあまりない話として進めることにしました。これは、arrows Weを先に検討していましたが、ほとんどがシングルSIM仕様で、SB版だけはデュアルSIM仕様でしたが、他社のプラチナバンドには非対応で、通信障害を想定したデュアルSIM仕様端末としては、機能的に弱いものでした。

 そこで、次にOPPO A54 5G、A55s 5Gをみましたが、これもキャリア版のシングルSIM仕様とSIMフリー版のデュアルSIM仕様のものが混在しているようです。(SB版はデュアルSIM仕様とか)SoCは、Snapdragon480なので、動画再生なら問題ありませんが、いろいろやるにはRAM 4GBでもあるので、スペック不足になりがちです。それぞれの発売日やこれからの年末商戦を考えても価格変動は期待するほどのものはないと見ています。あまり、話題にもなっていないですからね。逆に人気薄ならば価格も下がるはずですが、どうもそれ以前の問題のようにみえます。とにかく、キャリアのエントリーモデルとしては、防水防塵がなかったり、おサイフケータイ®はなかったり、顔認証のみだったりと、かなり機能の絞り込みに迷走している様子です。A55s 5Gも、最終的には、おサイフケータイ®がないと個人的には機能面での価値が半減すると判断。おサイフケータイ®搭載のシングルSIM仕様のものを導入した方がメリットがあるという結論でした。これは個々の用途により決まる問題ですから、一概には言えないものです。

 これには裏話がありまして、デュアルSIM仕様の端末としてmoto g50 5Gを導入したのですが、ディスプレイが気に入らなかったし、もうおサイフケータイ®非対応の端末を増やしても、いただけないという気持ちが強くなっていました。いつ起こるかわからない通信障害に備えとしてのデュアルSIM端末と、おサイフケータイ®を天秤にかけると、どちらに軍配が上がるかといえば明らかに後者です。

 ということで、予算と折り合いがつけば、格安スマホのデュアル仕様端末ということで、該当機種を導入しても問題ないとは考えていますが、どちらかといえばシングルSIM仕様でも、おサイフケータイ®が搭載されている機種を優先させた方がメリットが大きいと考えています。おサイフケータイ®が必要になって別途導入とかはしたくはないですからね。