2023年6月12日月曜日

有機ELディスプレイ搭載スマホを選んでみて、わかったこと。

  以前にもAPN設定が勝手に消えてしまうau版中華格安スマホに嫌気がさして、au回線用の端末を探しているわけですが、その他にもディスプレイ表示性能のこともあって、どちらかというとキャリア版端末群を使うことが価格のこともあって多いのですが、耐久的に寿命なのか、ポツポツと不具合も出てきたので、少し焦ってます。

 さて、念願の?中華格安スマホをいくつか導入したわけですが、満足度は、あまり使ってない(使用頻度が低いので)微妙でしょうか?某ゲームタイトルを過不足なくプレイできるのかどうかという基準がありましたが、それ以外はほとんど不問でした。 そもそも、SoCの製品構成による端末グレードにどれほどの意味があるのか?というのは別にして、今回は「有機EL」にスポットをあててみたいと思います。

 個人的な機種選びの基準である某ゲームタイトルは、なにかと話題になっている様で、ゲームそのものも自爆的な展開で精通している層には評判も良くなくなっていて、筆者もただの基準として考えるぐらいになっています。スマホのGPU関連の記事は、某ゲームサイトのモノを読んでいて、GPUへの理解を深めるのにはゲームは必至ですかね。GPU性能をもっとあげろという要望で、製品構成がぐちゃくちゃになってきてますが、そこはご愛嬌です。要するにゲームからの要望はありますが、SoCはハイエンド基準で考えるもので、ミッドシップ、ローエンドになると、必要のない機能を削がれたモデルとみることができますので、その中で有機ELディスプレイを選ぶということは、それなりに意味があることになります。

 2022/01/28発売の有機ELディスプレイ搭載のmoto g31は、FeliCa非対応のそれまでにありがちな格安スマホ然とした、言ってしまえば海外向け仕様の端末を国内向けにして販売しているものなので、どことなく違和感というか、独特のチープ感と悲哀が漂います。有機ELディスプレイ表示性能も価格相応ですから、液晶よりかは、視野角が広く明るく野外でも見やすいなどが期待されますが、格安スマホに過度の期待は禁物ですね。moto g31のSoCは、MediaTek Helio G85なのでエントリーの中でも非力な処理性能な部類になっていて、しかも5G非対応ですので、限定的な使い方になりますね。

 2022/03/10発売の有機ELディスプレイのRedmi Note 11も、SoCは数世代前の5G非対応のSnapdragon680で、コストに振った機種です。個人的には、ROM64GBなのが、全てを物語っている様にみえます。こちらもFeliCa非対応で、海外格安スマホの流用なので、特に有り難みもない機種なんですが、そういうことを言うとメディア厨が社員でもないのにクレームをつけてくるので、やばい感じではありますね。ユーザーとしては未熟ということでしょうか。メディアは、スポンサー企業の提灯記事しか書けないので、そういう大人の事情が理解できていないわけです。

 さて、以上の2機種は、SIMフリー端末のデュアルSIM仕様なので、5G非対応というデメリットは大きいですが、限定的な使い方において、有機ELディスプレイの恩恵を受けることができることにメリットを感じるユーザーには気になる機種なのかもしれません。

 対応バンドの縛りがあって、SB回線以外がほぼ使えないymobileのLibero 5G Ⅲも有機ELディスプレイですが、こちらはFeliCa対応。バッテリー容量が4120mAhで、このLibero 5Gシリーズは、バッテリー容量が、昨今の5000mAhには届いていないので、ROM64GBですし使い方の想定は、待ち受けメインのライトユーザーなのがわかります。

 有機ELディスプレイを搭載したエントリークラスの端末をみてきましたが、有機ELディスプレイの恩恵として、どれぐらいのものがあるのかは個人的な使い方次第とはなりますが、安い液晶ディスプレイにありがちな、視野角がつくと白いモヤが薄らっとかかるとか、野外などでは、画面が暗すぎて全く見えないで困るなどの弱点を補えるだけのディスプレイ性能なのかは検証が必要ですが、コストや省電力優先で、解像度が低いHD+採用の機種が多くなってきていますので、FHD+以上のディスプレイ性能を搭載した機種が必要というユーザーには、エントリーモデルの機種とは、そもそも縁がないと思いますので、導入の際の最後のひと押しぐらいの納得できる材料としては、そこそこあるかもと思えるわけです。