2023年6月12日月曜日

moto g53j 5Gとmoto g53y 5Gが発売とその期待度

  国内の2大メーカーがスマホ事業から撤退したわけですが、この2社は携帯キャリア依存度が高く、らくらくホンやかんたんスマホなど携帯ショップ向けのニーズのない商品を造らされていたので、スマホが売れない時代に突入して、その影響も大きかったと思います。

 そんな暗いニュースの中、FeliCa対応のmoto g53j 5Gと、moto  g53y 5Gの発売が伝えられました。その前にOrbic国内参入の記事もありましたが。どちらの機種もSoCは、同じSnapdragon480+で違いは、RAM8GBと4GBだけで、対応バンドも同じです。eSIMを採用しているので、物理SIMは、1枚しか使えないというのは、個人的にはNGですかね。6.5インチの液晶ディスプレイは、HD+なので低解像度です。バッテリー容量は5000mAh、18W急速充電。

 京セラとFCNT製品端末のセキュリティアップデート体制への懸念から、機種変を逼られているユーザーはかなりの数いるのではないでしょうか? moto gシリーズは、ピュアAndroidと呼ばれるシンプルなOS構成なので、毎日の様に、うちの回線を使ってるんだから、このアプリに登録しろ!と迫って来る厚かましい某携帯キャリアのスマホとは雲泥の差があり、気が楽な選択肢ではありますね。冗談は、さておき、moto g53j 5Gとmoto  g53y Gには並々ならぬ報道熱を感じています。余談ですが、メーカーのロードマップでは、SD695 5G搭載のmoto g52j 5Gの下位モデルとして位置しているので、SD695 5G>SD480+ 5Gという性能比較からも妥当な位置付けになっていて、意外にもこういうところでコアなユーザーの心を鷲掴みにしていく戦略として、かなりいいと思えます。

 個人的には、端末背面の時代を感じるMotorolaらしいデザインがいつまで通用するのか?と思いながらも、ノスタルジックなオジン受けするmoto gシリーズは嫌いではないし、筆者も3台保有しています。moto g53j 5Gとmoto g53y 5Gは、FeliCa搭載し削れるところは削ってコストを抑えた国内向け普段使い端末として期待がかかるところかと思います。液晶ディスプレイはHD+ですが、そもそも重さ183gの大画面スマホを片手で何分間持てるのか?という話ですので、それほどネックにもならないところかと思います。