2025年6月28日土曜日

Androidスマホ(Android 15時代の)ROM 64GBとROM 128GBについて

  エントリークラスAndroidスマホによくあるRAM 4GB/ROM 64GBについて、ROM 128GBとの比較から考えていきます。

 Android OSが快適に動作するのに必要なRAMは6GB以上と公式がアナウンスしているようで、RAM 4GBの機種でも仮想メモリ機能で+4GBの合計8GBで動作させることができますが、それはストレージ(ROM)を利用するのものです。ではなぜ、キャリアのエントリークラスのAndroidスマホは、RAM4GB/64GBの仕様なのでしょうか?AIの検索結果から


AI検索結果です

 

 総務省の端末値引規制により端末価格をできるだけおさえて1円端末を回線契約に結びつけたいという思惑があるようです。エンドユーザーでも自分などは通信キャリアのAndroidスマホは支給品ぐらいにしか考えていないので、オープン市場向けのものとは一線がありますね。

 さて、ROM64GBと128GBの件ですが、仮想メモリにもROMを消費するとなると、画像や音楽ファイルなどからもROM 64GBでは不足に思うユーザーも多いかと思います。ROMの使用率が高すぎるとパフォーマンスも低下するので、 使っていく上ではROM 128GBで気になるところを減らしていくという感じですかね。microSDを使うとなると定期的にSDデータを読み込みにいったり、動作への影響もないとはいえないし、それだけ電子部品を経由する訳ですからトラブル要因を多くするというのも歓迎できることではないかと思います。そもそもSDのデータ破損や品質のよくないSDですとデータ保管場所として相応しくはないです。

 ROM 128GB仕様のエントリークラスAndroidスマホはキャリア向け以外のものですと、多くなっていますが、Android OSに必要なストレージは16GB以上で、Android 15ですと最低ストレージ要件が32GB以上の約倍になっていますので、もやはROM 64GBではギリギリ感が強いです。128GBでさえ、ちょっと少なめな印象で標準的ともいえないところがあります。